どんぴ帳

チョモランマな内容

U氏と過ごす三日間・三日目

2007-08-21 16:37:43 | 北海道一周!
 翌朝、何故か洗濯物の話になった。
 チャリダーをしていると、基本的には何日も同じ服を着る事になる。理由は、
1.洗濯する時間が無い
  (そんな暇があったら走る)
2.お金がもったいない
  (できれば食費に回したい)
3.洗濯した清潔な服を着ても、三十分以内に汗でベチャベチャになる
  (故に二、三日着ても問題無し)
 ところがU氏は「すでに一週間同じTシャツを着用している」と告白した。

一週間着用記念。
「きっと写真も臭うぞ」
 とU氏の自虐ネタ。まあ、私も四日目なので大差無し。


今日も「ライク ア ジャーマニー」を撮影。

 今日は特に暑い日で、しかも道路はアップダウンの連続。U氏の登坂能力について行くのは限界に近い。しかし彼と走れるのは今日までなので、必死に食らいつく。あまりにきつくて、途中で戻しそうになる。
 ようやく道の駅で休憩。

「ほっけフランク」とドイツ人。

「セピアのしげき」とドイツ人。ラベルの女の子はきっとジャンキーです。表情がヤバイ。

またのんでしまった「夕張メロン熟しぼり」

「コーンプリン」も。

さらに牡蠣を包んで揚げた練物も。食欲が止まりません、チャリダーの燃料ですから。

 この後は整備された自転車専用道を行きます。

キツネの反射鏡がカワイイ。
 この日は約120キロを走行、網走駅前のコインランドリーでついに洗濯をします。路上で着ているものを脱ぎましたけど・・・。
 
 キャンプ場に移動すると、そこには蚊の大群が待ち構えていました。
「オーウ、テリブル」
 U氏はしきりに連呼します。そしてクソ暑いさなかに、カッパの上下を着用し、フードまで被りだします。
「アイム トラブル・・・」
 ドイツ人は上り坂に強くても、蚊には弱いようです。

U氏と過ごす三日間・二日目

2007-08-21 15:58:19 | 北海道一周!

 今日もU氏とI君、三人で走る。
 昨日は楽しかったU氏のペースも、二日目になるとなんだかキツイ。U氏は朝から涼しい顔で時速二十キロ以上をキープするが、私の体はまだ寝ている状態だが、必死について行く。
 そんな中でふいにU氏が立ち止まることがある。理由は写真撮影だ。そしてこう言う、
「ライク ア ジャーマニー!」

「ドイツみたいだ!」と叫んでドイツ製のライカで写真を撮るドイツ人を撮影した写真。

これが「ライク ア ジャーマニー」な景色

 まるでドイツのような景色以外は、彼はほとんど関心を示しません。唯一彼の興味を引いたのが、

こ、これ?安全太郎の親戚の様です。笛の音を出しながら『徐行』の旗を広げます。
 確かにこのタイプは私もI君も見たことはありませんが、ドイツ人のツボにはまった様です。

 写真を撮り終えると、またU氏は走り出します。決して「爆走」ではありませんが、多少の勾配や、向かい風ではペースが落ちません。身長192センチの長い足は、一定の回転数を保って走り続けます。


私もI君もついて行くのがやっと・・・。

 この日は約140キロを走って終了。明日はついて行けるのか?