「困った時はお互い様」    

NPO法人「ドネーションシップわかちあい」事務局ブログです

「まけないぞう」がつなぐ遠野ものがたり 3月11日

2015-03-22 09:23:44 | まけないぞう
※被災地NGO協働センターからの情報です
http://www.pure.ne.jp/~ngo/

被災地NGO協働センターです。
2月に、再び岩手県に入った増島のレポートをお届けします。

→ブログでぜひ写真もご覧下さい。
http://miyagijishin.seesaa.net/article/415837090.html
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「まけないぞう」がつなぐ遠野ものがたり 3月11日  
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 3月11日、東日本大震災から丸4年を迎えました。各地で追悼の灯りが灯され、
祈りが捧げられました。10日現在で犠牲者の数は15,891名、行方不明者は2,584
名、震災関連死は3,222名となりました。改めて犠牲になられた方にご冥福をお
祈りするとともに、行方不明者の方が見つかりますように願ってやみません。
 そして、4年を迎えてもなお、岩手、宮城、福島の3県では81,730人が仮設住宅
で暮らし、みなし仮設や自主避難などを加えると約22万8千人の人たちがいまだ
不自由な避難生活を強いられています。

いま、被災地ではインフラ整備が進み、山は削られ、海は巨大防潮堤の工事が進
み、異様な高さの堤防が各地で出現しています。

 そして、仮設住宅から復興住宅、自力再建などステージが変化しつつありま
す。引っ越しを控えた人、自力再建を決めた人など心が落ち着かない様子がひし
ひしを伝わって来ます。自力再建を決めた人は、「当初より予算が多くなってし
まった。資材も高騰しているようだ。なんだか頭が考えすぎてぐちゃぐちゃだ」
と話しが止まりません。
 
 仮設住宅は1年ごとの更新で、来年どうなるのか不安を抱えながらの生活で
す。もっと長期的な供与期間があれば、安心して将来の展望も描けると思いま
す。また、行政から支援される仮設から復興住宅などへの引っ越し費用が全壊と
半壊などでは違い、自治体によって異なります。同じ被災者で、同じ仮設からの
引っ越しでどうしてこういう格差が生じるのか?首をかしげたくなるのは私だけ
でしょうか??

 そんな不安な状況のなかでも、刻々と時は過ぎ4年を迎え、追悼の灯りが灯さ
れた。遠野の仮設「希望の郷」では、地元緑峰高校の生徒さんは遠野名産のホッ
プの和紙で灯籠を作り、被災者の人たちに届けました。ほのぼのした灯りは人の
心を和ますような灯りでした。被災者の心に一日でも早く希望の灯りが灯ります
ように。


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被災地NGO恊働センター 代表
CODE海外災害援助市民センター 理事
 村井雅清(むらい・まさきよ)


▼ドネからの呼びかけ
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再び、福島・川内村仮設住宅へのご支援をお願いします
http://blog.goo.ne.jp/donationship/e/11346199293da578daaa162094c7dd60
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※今年もやります!
第5回「わかちあい祭り!」を
チャリティーライブ&バザーの催しです。
5月3日↓↓京都市役所前地下街ゼスト御池にて
http://blog.goo.ne.jp/donationship/e/ebc1651e9ac4a029b40bcaf740be00b5
まけないぞうの販売もします!

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