読書感想文

ただただ読書記録。

ダイナソー

2007-12-22 16:10:45 | 読書感想文
ダイナソー
ソレンティーノ:作 橘高弓枝:訳
偕成社 2000 ディスニーアニメ小説版 34


厳しさだけじゃ生きていけない。

優しさだけじゃ守れない。


リーダーの資質とは…。




群れを守るべき責任者が、本気で仲間を犠牲にするつもりでいるとは! しかも、ちっとも悪びれずに!

いろのダンス

2007-12-22 15:01:19 | 読書感想文
いろのダンス
アン・ジョナス:作 なかがわちひろ:訳
福武書店 1991


白黒灰色の人がいい味をだしている。

しかし…そうなることはわかっていても、実際に色を作るときはこう上手くいかないんですよね…。

変なところまで混ざったり、にじんだり…。
他の色がどっからか混ざりこんで違う色になってしまったり…。

上手くいったためしがない。




あお
あおみどり
みどり
きみどり!


関連リンク
はてなキーワード 中川千尋

オバケのことならまかせなさい!

2007-12-18 22:06:44 | 読書感想文
オバケのことならまかせなさい!
なかがわちひろ:作
理論社 2001 おはなしパレード


集合写真に注目。
よく対応しています。

いや、というよりも、人間の写真の方が、よっぽどおばけっぽい人もいるような…。
かさおばけの人とか…。




図書室では
ホラー小説の
よみきかせをしていた。


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はてなキーワード 中川千尋

ぬすまれたダイヤのなぞ めいたんていカメラちゃん 1

2007-12-13 22:34:46 | 読書感想文
ぬすまれたダイヤのなぞ めいたんていカメラちゃん 1
ディビッド・アドラー:作 かんどりのぶお:訳 たるいしまこ:絵
国土社 1985 6版


なるほど、「カシャッ」っていう掛け声は、「覚えるぞ!」っていう自己暗示みたいなものなのかな。
なんでもかんでも覚えちゃうんじゃなくて、覚えたいところだけ覚えられるというのは、便利だなぁ。
でも、それだと、意識する間もないような、とっさの物事には対応できないのか。
ふむ。

しかし…
この表紙の絵はまずいんじゃないだろうか。
ネタばれもいいところじゃないですか…。
仮にもミステリーなんだから、表紙でネタばらししちゃダメなような気がするなぁ。




「わーっ、赤ちゃんて、ずいぶんいろんなものがいるのねえ!」

ようこそ!筋肉★学習塾へ

2007-12-13 22:17:04 | 読書感想文
ようこそ!筋肉★学習塾へ
塩沢千絵:作 三村久美子:絵
ポプラ社 2005 Dreamスマッシュ!


母は偉大なり。
やはり家族のことをいちばん見てるのはお母さんなのかな。

気楽に見えても…いろいろ考えてるんですよ、お母さんって。
そうでないと、とてもお母さんなんて勤まらないでしょうからね。

ほんと、何でお母さんってあんなにも強いのか。




「一週間、からだをきたえながら勉強しよう、っていう合宿がありまする!」

子どもの記者は明日もわくわく プチ記者順の事件メモ

2007-12-12 22:38:04 | 読書感想文
子どもの記者は明日もワクワク プチ記者順の事件メモ
森居美百合:作 虎次郎:絵
講談社 2007 講談社青い鳥文庫


しかし、何を言おうとも小学生は小学生なので。
自分で自分の責任を取ることのできない年齢である以上、できないことがあるのは仕方のないこと。

自分で切り開くにしても、そのやり方はあまりほめられたものではない。
そんな方法を使ってしまったら…結局、被害者の気持ちも考えずに目の色変えて追いまくる、あの記者連中と同じになってしまうのではないのか。

まあ、とりあえず今回は結果オーライということらしい。

せっかく手に入れたチャンス。
あとは…

うまくやれよ。
言えることはそれだけ。




「ぼくや加藤とか小デスクがちゃんと責任を持って指導しますから。」
「指導って言ったってねえ、キミたちはそもそもアルバイトの身の上でしょうが。」


過去の感想文
記者の子どもは今日もハラハラ プチ記者順の事件メモ

IQ探偵ムー 真夏の夜の夢羽

2007-12-12 22:21:00 | 読書感想文
IQ探偵ムー 真夏の夜の夢羽
深沢美潮
ジャイブ 2006 カラフル文庫


いや、事件だし。
こんなに立派な事件はないぐらい事件だし。

だって、完全に住居不法侵入ですよ。
一般家庭にとどまらず、学校、そして警察署まで。

そんなん放っておいたら危なくて仕方ないですよ。


で、お約束として、例のアドレス、行ってみました。
なるほどー。

まあ、興味ある方はご自分で行ってみるといいですよ。




「いや、これはアドレスだよ」
「アドレス……って。メールの?」
「いや、インターネットのアドレスだと思う」
「ああ! そっちか」


関連リンク
Wikipedia 深沢美潮

過去の感想文
IQ探偵ムー そして、彼女はやってきた。
IQ探偵ムー 帰ってくる人形
IQ探偵ムー アリバイを探せ
IQ探偵ムー 飛ばない!?移動教室<上>
IQ探偵ムー 飛ばない!?移動教室<下>

影との戦い ゲド戦記 I

2007-12-11 23:04:14 | 読書感想文
影との戦い ゲド戦記 I
ル=グウィン:作 清水真砂子:訳
岩波書店 1976


bk1のリンクの本は、実は今私が手に取ってる本とは違います。
あちらは2000年刊の改版、私が今持ってるのは1979年刊の旧版です。
まあ、おそらく内容に違いはないと思うのですが…。

さてさて、ゲド戦記です。
やっと読んだ…という感じでしょうか。
ちなみに、私映画見てません。
まあ、あれにはこの1巻の内容は入ってないようですが。

うちの図書館にもしっかりあるこの本ですが、まあ…手にとられることはほとんどありません。
映画化された後も、それはあまり変わらない様子。
指輪物語も同じような感じですから、まあ、仕方ないのかもしれません。
ハリーポッターなんかに比べると、格段に読みにくいですからね。


しかし…他の物語では、ドラゴン一匹倒すといえば大仕事なのに…
それを9匹も一気にバッタバッタと倒してしまうとは…。
派手さの少ないゲド戦記において、珍しくド派手なシーンですよね。

影の恐怖に比べれば、ドラゴンなんぞ物の数ではないということなんでしょう。




「オジオンさま……」
「やあ、来たか。」オジオンは言った。
「はい、出ていった時と同じ、愚か者のままで。」


関連リンク
Wikipedia アーシュラ・K・ル=グウィン
はてなキーワード 清水真砂子