読書感想文

ただただ読書記録。

まぼろしのすむ館

2007-12-22 17:38:43 | 読書感想文
まぼろしのすむ館
アイリーン・ダンロップ:作 中川千尋:訳
福武書店 1990


歴史を経た家には、なにかしらあってもおかしくはない。
長い時間の分、様々な人々の想いが詰まっているのだから。

そして、長い歴史を生きてきた人間にも、また様々な想いが詰まっている。

人を知ることは、その人の想いを知ること。

想いを交換しないことには、人を知ることはできない。




 ぽつん、と間があいた。それから、この、笑いにもっともふさわしくない時と場所で、フィリップは、ついに勝った。


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