トラが3びき。+ぶち。

トラ年の人間2ひきとトラから名前をつけた犬(ワイマラナー)1ぴき+ぶち(イングリッシュポインター)1ぴきのおはなし。

クマル闘病記5日目 (8月26日) 入院2日目。お見舞い。

2012年09月05日 | 用務員便り

8月26日日曜日。

ゾーイを生まれて初めて独りで留守番させてクマルのお見舞いへ。

クマルに声が聞こえないように先生と小声で話しました。

血液検査の結果:腎臓の数値が、正常範囲とまではいかないが改善されている。
肝臓の数値は良くなっていないが、悪くもなっていないのでこれは良いこと。

エコー、レントゲンの結果:ほぼすべての臓器がキレイ。胆のうの壁が濃く見えるのが気になり、胆のう炎になっている可能性はあるという話。
おそらく胆のう炎だとしてもそれが原因ではなく感染の結果だろうということだった。
肺もキレイなので肺炎の可能性は消え、肝臓、腎臓も数値は悪いけど破壊されていないので治る可能性が高い。
しかし、ここまで臓器がキレイでこんなに数値が悪いということはやはりレプトスピラの可能性は高まった。

ここまで大きな犬を麻酔なしでレントゲンを撮ったのは初めてでかなりぐったりしているからできたと言われました。

レプトスピラの疑いが高まったとは言え、内臓がほぼすべてキレイだったので安心しました。数値が良いと聞いたあとだったので、レントゲンを見ながら、犬の骨格かっこえー!とかそんなふうに思う余裕もありました。

病院でのクマルはかなり緊張しているようで、様々な音にびくっとなっているらしく先生は「びびりんちょさんですね~」と言っていました。
スタッフにはしっぽを振り、なついているらしい。クマルは人が好きだからその点は良いが、犬に攻撃的なので気をつけてもらうように伝えました。

クマルのお気に入りの毛布を渡し、もし元気になりかけたときに病院のスタッフが散歩に出て引っ張られては大変なので、いつも使っているスパイクチェーンも念のため渡しました。

クマルに会ってしまうと興奮するし、里心がついて帰りたくなってしまうので、クマルからは見えないガラス越しに顔だけ覗かせてもらいました。
ケージの中で立っていて、顔は昨日よりは少ししっかりしているような気がしました。

帰るとゾーイはおとなしく寝ていたようで、生まれて初めての独りぼっちの留守番を難なくこなしていました。昨日からクマルが入院してゾーイが家で独りでどんな反応をするかと思っていたのですが、まったく気にもせず平気な様子でお散歩も楽しそうに行っていました。
ゾーイ、やっぱりアホ?と思いました。


二人のためを思って普通の振りしてただけやんか。