こんにちは。
少し間がありましたね。
最初はコメント欄が盛況だったのでその推移も見ながら…と思ったら、非常に講義をするのに困難な状況が続いてしまい、滞ったわけです。
今後もそういうことになるかもしれません。
しかしながら以前お話したように、立派なHPが別にあるので、そこは何の憂いもないわけでして…
ただ、この空白が長引いたことで、「体調不良か?」と心配のメールをいただきました。
この場を借りて、そうではないということと、ご心配をおかけしたことをお詫びします。
一応、元気です。
それから、コメントありがとうございます。
これからもどしどしお待ちしています!
それでは講義にいきましょう。
前回は東日本学院のことで終わったわけですが、今日もその続きを。
実はこの塾で何が怪しいかというと、今は秀英の社長がここのトップも兼ねているからいいようなものの、それ以前…つまり創業者で前社長の渡辺剛という人の存在です。
この人、いろいろ経歴や実績を述べている中で、必ず「イオンド大学卒」というのを入れてくるのですが…何だ、それ?
色々見ると、イオンド大学というのはハワイにあるようなのですが…いやぁ怪しい。
一番わかりやすいのが、これ。
1999年4月12日に開学。2002年11月、「ダイアモンド・ヘッド大学」と改称。同年12月、「ハワイ・イオンド大学」と再改称。2003年3月、当初の「イオンド大学」に戻す。ホームページには、IOND UNIVERSITY IS NOT ACCREDITED BY AN ACCREDITING AGENCY RECOGNIZED BY THE UNITED STATES SECRETARY OF EDUCATION(イオンド大学は認定されていない)[3]と記述されている。ハワイ州消費者保護局によれば、同機関の法的存在が無効である事、州消費者保護法に違反している事の確認を求める民事訴訟について、2008年10月に審理結果が示されるという(#外部リンク参照 「Trial is set for October 13, 2008」の表記)。
なお日本の株式会社イオンド大学(なお、株式会社立大学では無い。現・株式会社三浦海洋研究所)は、“文部科学省の所管する大学ではないが、ハワイのIOND UNIVERSITYと業務提携契約をしている”とのこと。またポーランド国立ウッジ大学とも業務提携していると発表しているが、ウッジ大側はこれを否定(従来はあったがイオンドが非認定校であるという事で契約破棄)。ウッジ大学はイオンド大学側へ自校名を全て削除するよう、“学長”ジェームズ・T・清水こと清水徹に抗議を申し入れ、授与した名誉学位の返還を要求すると共に同学との絶縁するとリリースした。
著名な“教授”として矢追純一(未知現象研究学部)などが在籍している。また羽柴誠三秀吉は同学の名誉教授である。
日本本拠:東京都杉並区高円寺南2丁目35-15 花月第1ビル4・5階(グロービートジャパンの所有 3階には「ユナイテッドジャパン」が入居しており、これらは全て黒須英治の関係する会社である)。なお、日本国内にキャンパスは無い。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
…というわけで…何と言ったらよいのやら。
このようなところから出ていると喧伝している人が大手の学習塾を経営してたって…いやはや。
しかしなんですよ!
トップの経歴の如何わしさもさることながら、私が一番納得できないのは、このトップの人間のお友達です。
ご存知ですか?下村博文という人を。
自民党町村派の衆議院議員、安倍内閣では内閣官房副長官に就いたこともある、中堅の国会議員です。
これだけなら何のことはない。
彼は早稲田大学在学中から学習塾「博文進学ゼミ」を主宰しており、今も東京都板橋区で一大勢力となっています。
この塾経営者つながりということで、下村氏は東日本学院の渡辺氏とお友達、ということになっています。
下村氏の経歴を見ると、塾を立ち上げやっていく中で教育問題に積極的に関わろうと思い、政治に関わろうとしたようなのですが…ここで一番の問題は、塾業界と下村氏のつながりです。
例えば2008年10月号の月刊私塾界。
その目次には「第77回 博友会」とあります。
博友会…それは下村氏の全国規模の後援会組織。
そして、そこに全国私塾情報センターも入り込むという図式になっています。
現に、サンデー毎日2007年2月4日号において、「塾業界からジャブジャブ献金を貰う官房副長官の「灰色癒着」」として、塾業界との関係が指摘されています。
結局この記事ではあくまで灰色ではあるものの違法性がないことにはなっています。
しかし、私はだからと言ってセーフとは言いたくない。
そもそも学習塾という教育機関が、情報を集め連帯する組織が特定の政治家に献金するのはどうなのでしょう?
我が子の成績向上を考えて払う月謝が、こことのつながりの結果、場合によっては…ということが十分考えられます。
これについても現に非常に下村氏や全国私塾情報センターは強烈に反発、「下村博文 内閣副官房長官「サンデー毎日」「アエラ」の横暴に断固講義する!! 」という記事を私塾情報センターが下村氏と結託してつくっています。
私はこれらのことから、 塾業界の麻痺・病巣がかなり深刻に拡大していると思います。
そしてそれを食い止めるには原因を取り除かなければならない。
そのためには…
次回はこのことと関連はするのですが番外編をやろうと思います。
それでは、また次回。
…
「教育遊戯」、当初やろうと思っていたことの半分ぐらいが終わった感じです。
今後は秀英を少しと進学会、練成会なんぞの話をする「予定」です。
しかしながらあくまで「予定」でして、次回は「番外編」でして…。
あとこれにワンクリックしていただけると幸いです。

それでは、また次回。
少し間がありましたね。
最初はコメント欄が盛況だったのでその推移も見ながら…と思ったら、非常に講義をするのに困難な状況が続いてしまい、滞ったわけです。
今後もそういうことになるかもしれません。
しかしながら以前お話したように、立派なHPが別にあるので、そこは何の憂いもないわけでして…
ただ、この空白が長引いたことで、「体調不良か?」と心配のメールをいただきました。
この場を借りて、そうではないということと、ご心配をおかけしたことをお詫びします。
一応、元気です。
それから、コメントありがとうございます。
これからもどしどしお待ちしています!
それでは講義にいきましょう。
前回は東日本学院のことで終わったわけですが、今日もその続きを。
実はこの塾で何が怪しいかというと、今は秀英の社長がここのトップも兼ねているからいいようなものの、それ以前…つまり創業者で前社長の渡辺剛という人の存在です。
この人、いろいろ経歴や実績を述べている中で、必ず「イオンド大学卒」というのを入れてくるのですが…何だ、それ?
色々見ると、イオンド大学というのはハワイにあるようなのですが…いやぁ怪しい。
一番わかりやすいのが、これ。
1999年4月12日に開学。2002年11月、「ダイアモンド・ヘッド大学」と改称。同年12月、「ハワイ・イオンド大学」と再改称。2003年3月、当初の「イオンド大学」に戻す。ホームページには、IOND UNIVERSITY IS NOT ACCREDITED BY AN ACCREDITING AGENCY RECOGNIZED BY THE UNITED STATES SECRETARY OF EDUCATION(イオンド大学は認定されていない)[3]と記述されている。ハワイ州消費者保護局によれば、同機関の法的存在が無効である事、州消費者保護法に違反している事の確認を求める民事訴訟について、2008年10月に審理結果が示されるという(#外部リンク参照 「Trial is set for October 13, 2008」の表記)。
なお日本の株式会社イオンド大学(なお、株式会社立大学では無い。現・株式会社三浦海洋研究所)は、“文部科学省の所管する大学ではないが、ハワイのIOND UNIVERSITYと業務提携契約をしている”とのこと。またポーランド国立ウッジ大学とも業務提携していると発表しているが、ウッジ大側はこれを否定(従来はあったがイオンドが非認定校であるという事で契約破棄)。ウッジ大学はイオンド大学側へ自校名を全て削除するよう、“学長”ジェームズ・T・清水こと清水徹に抗議を申し入れ、授与した名誉学位の返還を要求すると共に同学との絶縁するとリリースした。
著名な“教授”として矢追純一(未知現象研究学部)などが在籍している。また羽柴誠三秀吉は同学の名誉教授である。
日本本拠:東京都杉並区高円寺南2丁目35-15 花月第1ビル4・5階(グロービートジャパンの所有 3階には「ユナイテッドジャパン」が入居しており、これらは全て黒須英治の関係する会社である)。なお、日本国内にキャンパスは無い。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
…というわけで…何と言ったらよいのやら。
このようなところから出ていると喧伝している人が大手の学習塾を経営してたって…いやはや。
しかしなんですよ!
トップの経歴の如何わしさもさることながら、私が一番納得できないのは、このトップの人間のお友達です。
ご存知ですか?下村博文という人を。
自民党町村派の衆議院議員、安倍内閣では内閣官房副長官に就いたこともある、中堅の国会議員です。
これだけなら何のことはない。
彼は早稲田大学在学中から学習塾「博文進学ゼミ」を主宰しており、今も東京都板橋区で一大勢力となっています。
この塾経営者つながりということで、下村氏は東日本学院の渡辺氏とお友達、ということになっています。
下村氏の経歴を見ると、塾を立ち上げやっていく中で教育問題に積極的に関わろうと思い、政治に関わろうとしたようなのですが…ここで一番の問題は、塾業界と下村氏のつながりです。
例えば2008年10月号の月刊私塾界。
その目次には「第77回 博友会」とあります。
博友会…それは下村氏の全国規模の後援会組織。
そして、そこに全国私塾情報センターも入り込むという図式になっています。
現に、サンデー毎日2007年2月4日号において、「塾業界からジャブジャブ献金を貰う官房副長官の「灰色癒着」」として、塾業界との関係が指摘されています。
結局この記事ではあくまで灰色ではあるものの違法性がないことにはなっています。
しかし、私はだからと言ってセーフとは言いたくない。
そもそも学習塾という教育機関が、情報を集め連帯する組織が特定の政治家に献金するのはどうなのでしょう?
我が子の成績向上を考えて払う月謝が、こことのつながりの結果、場合によっては…ということが十分考えられます。
これについても現に非常に下村氏や全国私塾情報センターは強烈に反発、「下村博文 内閣副官房長官「サンデー毎日」「アエラ」の横暴に断固講義する!! 」という記事を私塾情報センターが下村氏と結託してつくっています。
私はこれらのことから、 塾業界の麻痺・病巣がかなり深刻に拡大していると思います。
そしてそれを食い止めるには原因を取り除かなければならない。
そのためには…
次回はこのことと関連はするのですが番外編をやろうと思います。
それでは、また次回。
…
「教育遊戯」、当初やろうと思っていたことの半分ぐらいが終わった感じです。
今後は秀英を少しと進学会、練成会なんぞの話をする「予定」です。
しかしながらあくまで「予定」でして、次回は「番外編」でして…。
あとこれにワンクリックしていただけると幸いです。

それでは、また次回。