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羊蹄学園大学社会学部講義集

北の大地に突如としてできた架空の大学。
かつてないテーマで綴る社会学とは?

【塾戦争番外】神の話は神がかりでなし・3話

2006-07-16 15:55:11 | 塾戦争
(3、F1)
ご存知だと思いますが…
皮肉なことに「塾戦争」の講義が終わって「銀河鉄道」の講義にバトンタッチしてから、面白い方からコメントをいただきました。
開拓塾の参謀であらせられる、岡崎講師様です。

興味深く読ませていただきました (okazaki) 2006-05-21 01:26:01
30回に登場していた開拓塾の岡崎と申します。
興味深く読ませてもらいました。
佐山さん自身もぜひ、頑張ってください。
カラダが資本である仕事なので、お体にはお互いに気をつけましょうね。


…ご本人がご丁寧にお忙しい中を書き込んだことに関しては改めて謝意を申し上げます。

開拓塾については「さなる」の分裂について述べた時に登場した学習塾です。
私はその時、開拓塾については「さなる」のようにそれほど大きくとりあげませんでした。
だから岡崎さんは私を「開拓塾の味方」とでも思ってこのような書き込みをしたのでしょう。

しかし!
私は味方でも敵でもなく、ただ淡々と事実を述べるだけです。
それは「さなる」であれ、「秀英」であれ同じです。
開拓塾も「さなる」が分派した二番煎じだろう!と言ってしまえばそれまでなのです。

だから私は何か指摘があり、それが間違っているのなら反論して欲しい…そう思っているのですが、それっきり。
図星だからでしょうか。

ですがね、開拓塾は他の塾にはない、存在があります。
「山本左近」です。
誰それ?という人のために彼のプロフィールを紹介しましょう。

山本 左近(やまもと さこん、1982年7月9日 - )は、レーシング・ドライバーである。南山大学に在籍中。愛知県豊橋市出身。
2005年シーズンはフォーミュラ・ニッポンに近藤真彦率いるKONDOレーシングから参戦したほか、Super GTでは片岡龍也とコンビを組み、GT500クラスにトムススープラ(スポンサーは当初ダイナシティだったが、シーズン途中でオープンインタフェースに交代)で参戦。Super GTの第4戦(スポーツランドSUGO)で初優勝を遂げている。
2005年10月のF1日本GPでは、金曜フリー走行においてジョーダンのサードカーをドライブしたが、レギュラードライバーを上回るパフォーマンスを示したことから、2007年以降にレギュラーシートを獲得する可能性が囁かれている。2006年に関しては、フォーミュラ・ニッポンは引き続きKONDOレーシングより参戦。SuperGTに関してはNISMOに移籍。ミハエル・クルムとともに参戦。
その余勢をかって出場した直後のフォーミュラ・ニッポン第8戦(ツインリンクもてぎ)では、チャンピオンを決めた本山哲を最後まで追い詰めての2位で初表彰台を獲得した。
2006年6月のF1イギリスGPよりスーパーアグリF1チームのサードドライバーとして参戦することがきまり、さらにフランスGPよりレギュラードライバーに昇格するとの噂があるが、井出有治のスーパーライセンス剥奪の経緯から慎重な対応をチームがしており、正式には決定していない。なお、F1参戦に伴いKONDOレーシングとNISMOとの契約は解除されている。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用)


…まぁ要するに、この6月にまた一段と飛躍した、新進気鋭のF1ドライバー、ということでしょうか。

で、ここで特筆すべきなのは彼のスポンサーに「開拓塾」が名を連ねているということです。

なぜか。
それは彼が開拓塾OBであり、塾長の岡田氏の教え子という縁があるからです。

私は思います。
大手の学習塾はたくさんの生徒を囲い込み、志望校合格へと導く。
しかしながら、創立何十年にもかかわらず、卒業生はその塾にいたことを誇っているのでしょうか。
いやそもそも社会の最前線に立ち、世間の耳目を集めているような卒業生がどのくらいいるのでしょうか。
たとえば元モーニング娘。の安部なつみは室蘭の練成会OBです。
しかしながら彼女は公表したり誇ったりしたことはありませんし、挙句ご存知のように盗作騒動などをおこしているわけでして。

もう1度いいます。
所詮、「開拓塾」は「さなる」から分派した二番煎じです。
しかしながら、開拓塾生であることを誇っている山本左近の存在は他にはない、「違い」と言っていいでしょう。

…ということで、閑話休題として全3話、この6月に出会った塾の話をお送りしました。
何度かこうした閑話休題の後に来年は「塾戦争2」を開始したいと思っています。
それではまた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
事務局長・道薫です。
次回より再び「さらば銀河鉄道」の講義に戻ります。

【塾戦争番外】神の話は神がかりでなし・2話

2006-07-04 12:45:26 | 塾戦争
(2、巨人)
同じく6月ある日。
私はあるセミナーに足を運びました。
まぁ一言で言えば「学習塾」についてのセミナー。
これだけ「塾戦争」云々言っている私ですから、いまさらそんなセミナー必要かといわれれば確かに必要ではない。
しかし…私は足を運びました。

なぜか。
そのセミナーの講師の名前に見覚えがあったからです。

猪野二三男。
この名前に聞き覚え見覚えのある人はどのくらいいるのでしょうか。
今の肩書きは「塾経営コンサルタント・ エルソフト株式会社代表取締役会長」となっていますが、しかし過去は・・・。
彼の経歴はこうなっています。

生徒数3万人を誇る大手予備校に24年間勤務、役員として活躍してきた経歴を持つ。
2001年、同予備校の経営中枢で活躍してきた現代表取締役の平林照正と共にエルソフト株式会社を設立。
教育開発出版株式会社と提携し、教育用ソフトウエアの開発と販売を開始する。大手予備校でも発揮した持ち前の行動力と発想力で、eトレシステムの普及と発展に努めている。


まぁ中小塾では導入がおなじみとなった「eトレ」。これの開発と普及をすべく、全国行脚されている方なのですが、それはともかく注目しなければならないのは「大手予備校に勤務し、役員として活躍」という部分。
大手予備校とは「さなる」、役員とは「専務」のこと。
つまり彼は「さなるの専務」をしていたんですね。
そうです、「さなる」の中心人物だったんです。

だから私としては、セミナーの内容云々よりは、「さなる」でのこととか、噂では理事長の佐藤イサク氏と喧嘩別れして独立したという話の真偽を確かめる目的があったのですが…。
まぁそんな話は聞けずじまいでして。
でもそうですね「すごい塾、すごい塾長」と名指しはしませんでしたが誉めてはいました。
そしてそうですね…その「さなる」での経験談をこのセミナーで吐き出しているようではありましたね。

たとえば「教え方は下手でも信頼されていればそれでよい」などなど。
なんか勢い、行け行けドンドンで進撃してきた「さなる」を象徴しているようでしたなぁ。

後半はeトレの宣伝で終わってしまったので私は退散しましたが、しかし威光というのはすごいですね。
会場に入ったら、セミナーを仕切る「教育開発出版」の方々はあちこち走り回っているのに、この人だけ会場の一番前の席で微動だにしない。
頭髪は一時期より後退し、その分お年もとったかなぁという感じですが、しかし威厳はありましたね。周りがどうであっても押し黙って動かないんですもの。
で、セミナーが始まり紹介を受けて立ち上がり、一気にしゃべりだす。
そこの切り替えはさすがです。
教務において具体例をはさみながらいろいろ話すわ話すわ…まぁそれでも塾講師なら「当たり前」と言えるようなことばかりなんですけどね。

…とまぁ主に塾関係者を対象としたセミナーが今後もこういった目玉講師を準備して全国各都市で開催されます。
話の種に足を運んでみるのもいいでしょう。
ただ得られるものは多いかというと…どうなんでしょうね、というところでしょうか。

これが6月に出会った2つ目の話です。
次回は3つ目のお話です。
…ということで、それではまた。

(3話につづく)
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【塾戦争番外】神の話は神がかりでなし・1話

2006-06-20 13:32:07 | 塾戦争
どうも佐山武雄です。

6月です。
6月というのは、塾業界にとってどういう月か。
実は今年度の業績を大きく左右する「夏期講習会」の取り組みの月なんですね。
要するに大変過酷な月なのですよ。

で、そんな最中、私は塾業界に関するいくつかの事象に出会いました。
「神の話は神がかりでなし」と題して全三話で、そのことをお話したいと思います。

・・・・・・・・・・・・
(1、テレビ)
6月3日午後1時35分。

北海道放送(HBC)にチャンネルを合わせると画面いっぱいに喜びを爆発する少女の姿がありました。
しばらくするとナレーションが入り、いい年した男女が「ハッスルハッスル!」と声をあげた後、字幕が入ります。

「合格請負人~学習塾教師という仕事~」

そうです。
秀英の宣伝番組が放映されたのです。

結論から言うと、なかなか興味深いものがありました。
特に札幌を任されている友重本部長以下の奮闘振りがかなり克明に画面でみることができました。
そしてラストは、進出半年なのにも関わらず、札幌市内トップ4校の合格実績が100名突破してめでたしめでたし…という内容です。

まぁ宣伝番組ですから、秀英お得意の「校舎は立派」とか「講師は全員正社員」とかはいつものように強調されていました。
興味深いとは言ってもそこに「辟易」さえしなければ、の話なんですけどね。

そうそう!
面白い場面がありました。
札幌本部長の友重氏が前任の浜松本部長時代に、一般の講師を指導する場面があったのですよ(友重氏を「友」、一般の講師を「講」とします)。
友:「今日の授業の目標は何だった?」
講:「今日の目標…………ハイレベル…」

????答えになってないですよ、会話になってないですよ。
こんな場面宣伝番組で出していいんですかぁ?

それから、友重さん。
社長と電話したりする場面で、その電話の横に「北大学力増進会」のチラシを置くのはやめましょう。
ライバル塾のチラシですよ。
そりゃあ資料として必要だったかもしれませんが、テレビの前で広げっぱなしは…ねぇ?

…といった具合に楽しませてもらいました。
業界最大手といってもまぁいろんな部分があるのだな、と。

ちなみに名誉のために言うと札幌本部長の友重氏は、先程言ったように前任は浜松本部長でした。
そう、「秀英」が大苦戦していた「さなる」の総本山で陣頭指揮をとっていたわけです。
しかし、彼は見事にそれを打破、浜松地区での秀英の合格実績を引き上げ、「さなる」と互角にまでし、更には新「浜松本部」造成にまでこぎつけ、高校部を開設させるなど、秀英の「功労者」です(このことについては「塾戦争」参照のこと)。

それでもあの映像を見る限り…う~ん。

まぁそれはそれとして。

今夏は「塾戦争」の講義で申し上げたように、旭川と三重県に進出です。
旭川は練成会の牙城、三重県はeisuの本拠地です。
そこに切り込めるか秀英。
しかし学費の高さとこの番組の醜態を見ると、私は若干不安です。
特に旭川では学費を年度末まで格安にするといっていますが、それで旭川の保護者は納得するのでしょうか。
はっきり言って見ものです。
旭川は練成会が末広地区に「北本校スクール」という拠点教室を新たにつくり、進学会も新本部ビルを建設しています。
秀英は一筋縄でいくのでしょうか。

とにもかくにも今後の「秀英」は学習塾業界全体を巻き込んで大きく動くでしょう。
特に北海道は函館と帯広が…とにかく目が離せません!

…ということで、それではまた。

(2話につづく)
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おことわりと今後の予定

2006-01-08 14:09:46 | 塾戦争
羊蹄学園大学社会学部事務局からのお知らせです。

この講義を受講してくださる皆さん、ありがとうございます。
メール・コメント・トラックバックによる反応(特に業界関係者の)は少なくとも、コンスタントにアクセス数があるので、感謝しております。
塾や教育に類する人間によるネットでの書き込みは辛らつになることが多いので、むしろ、「反応がない」ことが有難かったりしております(それでも何かあれば最大限の対応はさせていただきます)。

なお、この講義を受講して間もない方、もしくは初めて受講する方にお願いです。今は「塾戦争」と題し、北海道と中部の大手塾の姿を通じて私教育の現状を解説を交えながら講義しております。
いよいよ講義は後半戦にさしかかるわけですが、必ず前後の内容を把握するために、塾戦争光のプロローグ塾戦争光の第1章塾戦争光の第2章塾戦争影のプロローグ…と過去の講義に目を通しておいてください。
難儀とは思いますがお願いします。

この講義はこの後も続きますし、先日の京都の学習塾での事件についても、ここならではの視点で私見を述べる予定です。

また、「塾戦争」が終わり次第、別の講師による別のテーマの講義を開始する予定です。
もちろん「沖縄論」とも違うテーマです(沖縄論は左のカテゴリーの「沖縄論第1章」から順にお読みください。ウルトラマン・創価学会・共産党・サザンオールスターズ…と従来の「沖縄論」にはないキーワードが次々に出てきます)。

それではもろもろよろしくお願いします。

(事務局長・どーくん)

佐山武雄の塾戦争第1回~オリエンテーション~

2005-11-28 09:42:19 | 塾戦争
えー…沖縄論の講義が終わったことを受けて、この師走にさしかかった時期に、新しい講義を始めます。
はじめましてこんにちは。
「佐山武雄」といいます。

いろいろ話すことはありますがまずは、これを見てください。

平井睦雄。
奥山英明。
佐藤イサク。
渡辺武。


この4人の名前を見て、「ピン」と来るアナタ。
業界人でしょうか、株をやっている人でしょうか、それとも…
何にせよすごいことです。

答えをいうと…
これは、北海道と中部を代表する学習塾のトップに君臨する人の名前なのです。
まぁ学習塾を生業とする会社の社長さんですね。

そう…勘のいい人ならお分かりでしょう。
沖縄論に続く「羊蹄学園大学社会学部講義集」の第2弾のテーマは、ガラリと変わってズバリ!あまり触れられてこなかった「学習塾」の真の姿。
昨今、学習塾は「進学塾」だの「補習塾」だの「個別指導」だの多岐に分類されますが、ここでは学校のような教室で多人数の小学生中学生の受験生を相手に入試指導する、大手学習塾の光と影について触れていきます。
これは「教育」とか「企業」、「経済」の観点からもリンクする内容ですので、沖縄論同様、長い期間の講義になりますがそれ以上にご愛顧のほどを。

さて…本講義は次回からなのですが、その前にこの時間では、一応この講義のルールを説明しておきます。

まず、沖縄論同様で退屈と思うなら自主退場してもいいので、その代わり私語や妨害の類はしないこと。
質問や意見は毎回の講義の後にコメント欄に書き込むように。
長い文章になりそうならメールにしてください。
メールアドレスは、dohkun@mail.goo.ne.jpです。

また、講義は原則週2回の更新を目標にしています。
これはなるべく間が空かないようにとの心がけからですが…しかしあくまで「原則」ということにさせてください。
それとこれも沖縄論と一緒で、1日の講義で、複数回分進めます。
1セクションを一括で終わらせたいからです。
1日の講義を何回かに分けますが、それでもトータルだと長くなるので、頑張って読み進めてください。

それから…「一見さん」や「聴講生」は多いほうがいいので、トラックバックや、ここにクリックして、この講義集の存在を高めていってください。
沖縄論では結局、ランキングが下落して終わったので特にお願いします。

この講義では、この数年起こった業界の出来事を中心に、前半は大手を中心とする塾業界の「光」の部分、後半は反対に慢性的にある業界の「影」の部分を取り上げます。
そこにはもちろん業界では「タブー視」されていることも含まれています。

しかし!
重ねて言いますが、「妨害」や「さまざまな手段による攻撃」は本当にやめてください。
ブログ上でそのような書き込みがあった場合は、即刻削除します。

えー…以上で、今日のオリエンテーションは終了です。
お疲れ様でした。
次回から本格的に講義に入ります。

それでは、また。