こんにちは。
いよいよ2ちゃんねるのスレッド「(北海道)北大学力増進会VS練成会」に、この「羊蹄学園大学社会学部講義集」が話題に上るようになりました。
これは…喜ぶようなことなのか、出世したとみていいのか…悩むところです。
しかも取り上げられ方もよくわかりませんし…うむむ。
さて、今日は前回に引き続き、もうひとつ記事を見てもらおうと思います。
以下は2008年7月の「月刊私塾界」でのさなるの代表のインタビュー記事です。
─ 九大進学ゼミにおける、これまでの取り組みと今後の展開をお聞かせください。
「九大進学ゼミの塾名はそのまま残しつつ、2008年1月「株式会社ヒューマンネットワーク」から「株式会社さなる九州」に社名変更しました。この一年、“さなるカラー”を押しつけることなくテコ入れを続けてきましたが、ありがたいことに前オーナー時代の教育のおかげで優秀な社員が非常に多く、むしろ自主的に「さなる化現象」が沸き起こっています。
さなるから社員を送り込むことはいっさいせず、九大進学ゼミの社員を数人ずつ招く一年間の「留学制度」を作りました。さなるから九大進学ゼミに対し、出向負担金として留学生の給与相当額を全額支払います。留学生たちはすぐにさなるの気質に溶け込み、一年間さなるの風土から多くを学び取り、九州に戻ってからは二つの異文化を融合させるべく中心人物として活躍しています。彼らの中からあと一年で“スーパースター”の教師が生まれてくることが楽しみでなりません。
2009年からはいよいよさなるの社員を送り込み、お互いに刺激し高め合っていければと願っています。
異なる文化の融合・定着には、1年~1年半は必要です。地域社会に声が響くのは、さらに来年春~夏頃でしょう。九州エリアでも個別指導のニーズが高まってくることが予想されます。この春、福岡県内で六校舎を新規開校した「進学個別パートナー」を、今後も展開していきます。
─ 塾業界でもM&Aが常態化しつつありますが、これからも積極的に進められますか。
地域に根ざした塾との協調路線でM&Aを進めていくことが得策です。何の足掛かりもなく九州に進出していたなら、投資額はヒューマンネットワークの株式取得額25億円では到底不可能だったでしょう。現状まで築き上げるのも、10年は要したはずです。
さなるが九大進学ゼミから学んだことも多々あります。夏期・冬期講座からの継続率についてはさなるが1~2割で、九大進学ゼミは6~7割を超えます。九大進学ゼミのノウハウから学び、さなるでも今年の夏期講座から実験的に継続率アップ対策を図ります。
─ 中萬学院、えいすうグループとの友好的なご関係をお聞かせください。
相互に株式を持ち合うことにより、“連合体”ともいうべき関係を築いています。三社が連合することにより、今まで以上にお互いの強みを提供し合い、高いシナジー効果を生み出す資本・業務提携が理想形です。いわゆる地方塾である当社にとって、よりグローバルな視点に立った戦略を推し進める契機としたい、そう考えています。
─ 全国の教育関係者の皆さんを奮い立たせる、元気の出るメッセージをお願いします。
やはり、「個別指導が起爆剤になる」ということでしょう。地域のナンバーワン塾になることも大切ですが、ブランド志向が強すぎると他社から成功事例を学ぶという謙虚な姿勢を見失いがちです。利益追求や生徒数の増減を管理する組織づくりが甘いと、危機感が薄くなってしまいます。そうならないためにも、自らの位置を省みる貪欲な姿勢を忘れてはならないと思います。
前回の三島進学ゼミナールとの提携、そしてこのインタビューから見えてくるものは何か、私なりに次回からお話していきます。
それでは、次回。
いよいよ2ちゃんねるのスレッド「(北海道)北大学力増進会VS練成会」に、この「羊蹄学園大学社会学部講義集」が話題に上るようになりました。
これは…喜ぶようなことなのか、出世したとみていいのか…悩むところです。
しかも取り上げられ方もよくわかりませんし…うむむ。
さて、今日は前回に引き続き、もうひとつ記事を見てもらおうと思います。
以下は2008年7月の「月刊私塾界」でのさなるの代表のインタビュー記事です。
─ 九大進学ゼミにおける、これまでの取り組みと今後の展開をお聞かせください。
「九大進学ゼミの塾名はそのまま残しつつ、2008年1月「株式会社ヒューマンネットワーク」から「株式会社さなる九州」に社名変更しました。この一年、“さなるカラー”を押しつけることなくテコ入れを続けてきましたが、ありがたいことに前オーナー時代の教育のおかげで優秀な社員が非常に多く、むしろ自主的に「さなる化現象」が沸き起こっています。
さなるから社員を送り込むことはいっさいせず、九大進学ゼミの社員を数人ずつ招く一年間の「留学制度」を作りました。さなるから九大進学ゼミに対し、出向負担金として留学生の給与相当額を全額支払います。留学生たちはすぐにさなるの気質に溶け込み、一年間さなるの風土から多くを学び取り、九州に戻ってからは二つの異文化を融合させるべく中心人物として活躍しています。彼らの中からあと一年で“スーパースター”の教師が生まれてくることが楽しみでなりません。
2009年からはいよいよさなるの社員を送り込み、お互いに刺激し高め合っていければと願っています。
異なる文化の融合・定着には、1年~1年半は必要です。地域社会に声が響くのは、さらに来年春~夏頃でしょう。九州エリアでも個別指導のニーズが高まってくることが予想されます。この春、福岡県内で六校舎を新規開校した「進学個別パートナー」を、今後も展開していきます。
─ 塾業界でもM&Aが常態化しつつありますが、これからも積極的に進められますか。
地域に根ざした塾との協調路線でM&Aを進めていくことが得策です。何の足掛かりもなく九州に進出していたなら、投資額はヒューマンネットワークの株式取得額25億円では到底不可能だったでしょう。現状まで築き上げるのも、10年は要したはずです。
さなるが九大進学ゼミから学んだことも多々あります。夏期・冬期講座からの継続率についてはさなるが1~2割で、九大進学ゼミは6~7割を超えます。九大進学ゼミのノウハウから学び、さなるでも今年の夏期講座から実験的に継続率アップ対策を図ります。
─ 中萬学院、えいすうグループとの友好的なご関係をお聞かせください。
相互に株式を持ち合うことにより、“連合体”ともいうべき関係を築いています。三社が連合することにより、今まで以上にお互いの強みを提供し合い、高いシナジー効果を生み出す資本・業務提携が理想形です。いわゆる地方塾である当社にとって、よりグローバルな視点に立った戦略を推し進める契機としたい、そう考えています。
─ 全国の教育関係者の皆さんを奮い立たせる、元気の出るメッセージをお願いします。
やはり、「個別指導が起爆剤になる」ということでしょう。地域のナンバーワン塾になることも大切ですが、ブランド志向が強すぎると他社から成功事例を学ぶという謙虚な姿勢を見失いがちです。利益追求や生徒数の増減を管理する組織づくりが甘いと、危機感が薄くなってしまいます。そうならないためにも、自らの位置を省みる貪欲な姿勢を忘れてはならないと思います。
前回の三島進学ゼミナールとの提携、そしてこのインタビューから見えてくるものは何か、私なりに次回からお話していきます。
それでは、次回。