こんにちは。
新年度開始の喧騒の中で塾業界の動きが露になった部分があります。
個人的には佐鳴の動きが非常に気になります。
何か東進離脱といい、複数教科担当制といい、結論を出すのは早計なのでしょうが…何というのか「危うさ」を感じます。
ま、新展開のときは得てしてそんなものですが。
さて。
前回に引き続き道コンへの雑感を述べるわけですが…。
言うまでもなく、道コンは北海道の私教育団体がこぞって参加する最大規模の模擬試験です。
ここで大事なのは、私教育団体が学習塾だけでなく、家庭教師会社なんかも含まれる訳ですな。
ということは、会場受験や塾での受験の他に、相当数の在宅受験者がいるわけです。
在宅受験者…と聞くと、家庭教師会社の生徒なら仕方ないと思うかもしれませんが、しかし私などは塾なのに、手抜きで在宅受験を認めている、という現場を知っています。
つまりそのくらい、在宅受験がはびこっているのです。
在宅受験というのは非常に問題です。
どういう環境、状況で受験してるかなんて、掌握できないのですから。
時間は無制限、カンニングしまくりなんてことだって可能ですし、親が管理するなんて言っても、その親がいない場合だってある。
そうなるとやりたい放題なんですな。
たとえ、そんなことはない!と言ったところで、他の生徒や保護者や塾関係者などは納得できるのでしょうか。
つまり模擬試験の生命線である「公平性」がないんですな。
ではなぜ、在宅受験が存在するのでしょう。
まず、家庭教師会社の場合、これは予想でありますが、まぁ日頃の延長でこのような選択をするのでしょう。
一方で道コン事務局では各都市で会場を用意し、会場受験ができるようにしているし、各塾では一般生徒の受験を大抵はOKとしていますが、それでもなお無理な生徒がいて在宅を選んだりするのでしょう。
だから仕方がない部分がありそうだとも言えます。
しかし公平性の観点から考えると、いかなる理由であっても、在宅受験は疑問符がついてしまうのです。
模試の目的とは多々あります。
その目的のひとつに「来るべき本番の入試の予行演習の場」というものがあります。
つまり緊張感ある中でテストをすることで、おのずと入試の練習となる…という側面があるわけです。
在宅受験は、まさにそれを否定する形にほかなりません。
在宅受験を選択する理由として「会場まで行くのが困難」「会場受験だと緊張する」というのがありますが、結局ほとんどが子供や親のエゴにすぎないし、実施側も負担が軽減されるという安易な考えに基づいていることが伺えます。
最近では塾でも、道コンが指定した実施日を無視し、その前日や翌日に行うという無法もはびこっています。
私は思うのです。
「どうしても」という場合があるかもしれない。
けれども、やっぱり問題で一刻も早く整然とされた中で、公平に実施する形にしないと、道コンの信頼性はどんどんていかするのではないか、と。
これでは進学会や練成会単独の模試の方が、まだ公平と言えるのではないでしょうか。
少なくともこれでよいわけがないでしょう…道コンに価値と可能性を信じるものとして強く思うのです。
では、どうすればいいのでしょう。
私は道コン事務局がもっと遠慮なく、各参加団体に「高圧的」と言われようと、強く自分たちの正当性を発揮すべきだと思うのです。
具体的な提案は…次回に。
新年度開始の喧騒の中で塾業界の動きが露になった部分があります。
個人的には佐鳴の動きが非常に気になります。
何か東進離脱といい、複数教科担当制といい、結論を出すのは早計なのでしょうが…何というのか「危うさ」を感じます。
ま、新展開のときは得てしてそんなものですが。
さて。
前回に引き続き道コンへの雑感を述べるわけですが…。
言うまでもなく、道コンは北海道の私教育団体がこぞって参加する最大規模の模擬試験です。
ここで大事なのは、私教育団体が学習塾だけでなく、家庭教師会社なんかも含まれる訳ですな。
ということは、会場受験や塾での受験の他に、相当数の在宅受験者がいるわけです。
在宅受験者…と聞くと、家庭教師会社の生徒なら仕方ないと思うかもしれませんが、しかし私などは塾なのに、手抜きで在宅受験を認めている、という現場を知っています。
つまりそのくらい、在宅受験がはびこっているのです。
在宅受験というのは非常に問題です。
どういう環境、状況で受験してるかなんて、掌握できないのですから。
時間は無制限、カンニングしまくりなんてことだって可能ですし、親が管理するなんて言っても、その親がいない場合だってある。
そうなるとやりたい放題なんですな。
たとえ、そんなことはない!と言ったところで、他の生徒や保護者や塾関係者などは納得できるのでしょうか。
つまり模擬試験の生命線である「公平性」がないんですな。
ではなぜ、在宅受験が存在するのでしょう。
まず、家庭教師会社の場合、これは予想でありますが、まぁ日頃の延長でこのような選択をするのでしょう。
一方で道コン事務局では各都市で会場を用意し、会場受験ができるようにしているし、各塾では一般生徒の受験を大抵はOKとしていますが、それでもなお無理な生徒がいて在宅を選んだりするのでしょう。
だから仕方がない部分がありそうだとも言えます。
しかし公平性の観点から考えると、いかなる理由であっても、在宅受験は疑問符がついてしまうのです。
模試の目的とは多々あります。
その目的のひとつに「来るべき本番の入試の予行演習の場」というものがあります。
つまり緊張感ある中でテストをすることで、おのずと入試の練習となる…という側面があるわけです。
在宅受験は、まさにそれを否定する形にほかなりません。
在宅受験を選択する理由として「会場まで行くのが困難」「会場受験だと緊張する」というのがありますが、結局ほとんどが子供や親のエゴにすぎないし、実施側も負担が軽減されるという安易な考えに基づいていることが伺えます。
最近では塾でも、道コンが指定した実施日を無視し、その前日や翌日に行うという無法もはびこっています。
私は思うのです。
「どうしても」という場合があるかもしれない。
けれども、やっぱり問題で一刻も早く整然とされた中で、公平に実施する形にしないと、道コンの信頼性はどんどんていかするのではないか、と。
これでは進学会や練成会単独の模試の方が、まだ公平と言えるのではないでしょうか。
少なくともこれでよいわけがないでしょう…道コンに価値と可能性を信じるものとして強く思うのです。
では、どうすればいいのでしょう。
私は道コン事務局がもっと遠慮なく、各参加団体に「高圧的」と言われようと、強く自分たちの正当性を発揮すべきだと思うのです。
具体的な提案は…次回に。
全て読ませて頂きました。非常に勉強になりました。
たまたま娘は同級生のお父様がされている塾がこのサイトでも紹介されている塾で、熱心に指導して頂いており、私のような勉強不足の親でもなんとか、なっております。
このサイトで私も勉強させて頂きます。益々のご活躍を期待しております
このブログは更新終了ですか?
心あるコメントありがとうございます。
私としては、自分達をしっかり認識しようと努めているだけで、優秀な保護者をやられていると思います。
あまり卑下なさらぬよう。
またコメント下さいね。
オマルさんへ
ありがとうございます。
ご覧のように復活しましたので、またお楽しみいただければ幸いです。