ふるきゃらクラブ で ちょっとゴージャス気分を味わった翌日の29日、午前中の高井戸西の講習会のあと、新国立劇場に オペラを観に行きました。人生 初オペラ!!!
演目は 「AIDA」。サッカーがブームになってから アイーダの 凱旋行進曲がすっかり有名になりましたが、実は しょーこは 10年以上前から この 凱旋行進曲を バーンスタイン指揮の マーチばっかり集めたCDで聴いて すっかり気に入って テンションあげるために 目覚ましに設定してたくらい 大好きな曲だったんです。
でも 作品の中で見たことはなくって(オペラってちょっと敷居が高いし・・・) でも ずっと一度は観てみたかった作品だったんです。
オペラって普通はとっても高いんですが 新国立劇場は そんなにお金持ちじゃなくっても見られる席を用意してくれてるんです。(ただし 当日券なんで すっごい早朝・・・人気演目は ヘタしたら前日の夜中から 並ぶらしいんですが・・・)
しょーこも 連れが 朝4時から並んでゲットしてくれた その当日券で行ってきたんですが、初めて見たオペラは 想像以上の豪華さでした。
アイーダは 古代のエジプトが舞台なんですが、ファラオの絶大な権力を表すかのような 絢爛豪華な舞台セット、そして エキストラを入れると 100人を超える出演者のおりなす迫力。なにもかもが 目を奪われることばかりでした。
古代エジプトの 独特な宗教的な色彩も強く現れてて (古代エジプトの宗教芸術 実は結構 好きだったりします。不思議な雰囲気がなんともいえない・・・) なんだか本当に 時代と場所をトリップしたみたい。
お目当ての 2幕の エジプトの将軍 ラダメスが エチオピアとの戦に勝って凱旋するシーンは 期待通り 本当にすごかった
軍隊、神々の像 が続々と行進し それに 民衆が歓喜の声を上げ ダンサーたちが踊りを披露する。そして 最後に 白馬に乗って ラダメス将軍が登場するんですが(本物の白馬 使ってました!!) すっごい重厚さでした。
でも この凱旋行進曲しか知らなかったので アイーダって 勇ましい話のイメージだったんですが、ラダメス将軍の栄光と 最後は獄死するまでの転落、そのラダメスを命をかけて愛し添い遂げるアイーダのひたむきな愛、そして ラダメスを愛するも その思いが届かない ファラオの娘 アムネリスの切なさ・・・そういった ストーリの部分も かなり引き込まれるものがありました。
あ・・・ただ・・・ラダメス役の方が 「勇ましい 若き将軍」のしては 体型がちょっと・・。確かに オペラの方って 立派な体格ってイメージですが、オペラ慣れしてないしょーこは そこだけがちょっと 気になっちゃいました。
でも 素晴らしい声でした。
新国立劇場ってたまに バレエを観にくるんですが、オペラの客層は バレエより なんだか貫禄のある 優雅な感じの方が多かったです。
休憩時間にロビーにでたら、バレエの時はお目にかかったことのない ケーキのコーナーとかがありました。(パティシエの方が その場で盛り付けてくれるんです)すごーい。
そうそう オペラなんて観に来れないけど・・・本当にいい経験ができました!!!そして この作品が観られてよかったぁ。