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430MHzおよび1.2Gの同軸コリニアアンテナ比較実験結果まとめ

2021年04月22日 21時33分13秒 | 同軸コリニアアンテナ

前橋市赤城山中腹での伝搬実験

4月11日(日)に赤城山中腹に移動し1.2Gのアンテナテストを行った

比較で使用したのは31段同軸コリニアと14段同軸コリニアだ。当日は天気にも恵まれて気持ち良い移動運用がだった

赤城山有名実験地の写真

1.2G(1295MHz用)左が31段同軸コリニア(7mグラスポール)、右が14段同軸コリニア(4mグラスポール)

傾向(430MHzでの実験も合わせた傾向)

  • 基本的に31段の方が良い(3局は14段では入感もしなかった)

    基本的には段数の多いアンテナの方が良い

  • 八木との相性は段数が14段(=段数が少ない方?が確実に良かった

    対八木(←八木のみ)に関しては段数の少ない方が確実に有利だった。実はアンテナパターンから予想できる

  • 段数の少ないGPも段数が少ない方が良い(これも八木と同じ理由)

  • ループアンテナは31段の方が良いが相手のループのアンテナ特性のせいかロケの影響かは不明、今後追試を行う

  • 山頂移動よりもかなり弱いと指摘があった

下図でどちらのアンテナでの受信が強いかを太字で表している(画面を小さく表示すると太字の区別がつきやすい)

1.2Gでの比較結果

QTH 距離 モード 14段 31段 14段 31段 アンテナ
      UR UR MY MY  
横須賀市 145k FM 53 52 51○ 51 ツインデルタ+反射板
潮来市 142k FM 52 52 53 52 GP
成田市 140k FM 51 52- 52 55  
冨里市 140k FM 54 52 55 55 45x2
船橋市 120k FM 57 59+20 57 59+  
船橋市 120K FM 59 55 59 53 10mGP
世田谷 110k FM 51 53 51 52  
市川市 110k FM 57 59+ 57 59++ 32エレループ
足立区 100k FM 入感なし 51 入感なし 51 同軸コリニア21段
川口市 90k FM 54- 53 55 54- GP
    FM 59+10 59+5 55 55 yagi
越谷市 91k FM 入感なし 53 入感なし 51 GP
西東京市 90k FM 入感なし 51 入感なし 51 プリンテナ
春日部市 80k FM 52+ 57 51 56 srh951
川越市 70k FM 59 59 56 56 ツインデルタ
久喜市 70k FM 53 59 56 59+  

430MHzでの比較結果

QTH 距離 モード 9段 20段 9段 20段 アンテナ
      UR UR MY MY  
横浜港北区 100k FM 51 53 58 59 3段GP
高崎市 100k FM 58+ 59 57 59+ 7mh 3段GP
東京町田市 90k FM 57 57+ 59 59 X50
入間郡越生町 80k FM 受信のみ - - 59- 59+ -
埼玉みなの町 80k FM 59 59 59 59 6エレ八木
東松山 70k FM 59+20 59 59 59 8mh モビホ
葛飾 60k FM 59 59 59+20 59+20 26mh GP
船橋 60k FM 59+20 59+20 59+20 59+20 17mh 20*2クリエート
杉並区 60k FM 58 54 59 58 8mh 12*2八木
上尾 55k FM 59+ 59+30 59 59 12*2
鴻巣市 50k FM 53 53 59 59 7mh X7000
春日部市 42k FM 57 59 59 59+ 35cmホイップ
小山市 30k SSB 59 59+20 59 59+20 -
結城市 24k FM 59 59 59 59 8mh 10エレ
水戸 20k FM 51 52 57 58 8段GP
               


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