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1.2G 16段同軸コリニアを制作

2021年02月28日 16時58分46秒 | 同軸コリニアアンテナ

先日のブログで15NNは不良品と断じた。それでも一縷の可能性を感じて2月23日に横浜市南区のみなとみらいが見下ろせる公園で10NNと15NNをもう一度比較してみた。

するとどうも前回と勝手が違った。基本的に15NNの方が良いのだ?どういうことだろう?

比較方法も先日と同じ、リグも同じ・・不思議な感じだ。しかし同軸コリニアを使用して段数による比較を行った局からの報告はやはり山岳地域では段数が多いアンテナほど信号が強いとの報告だった。

正にその結果と一致しているこれが本当の実力か?

この日は偶然にも南極観測隊で有名なJA1AGS局が横須賀の砕氷船「しらせ」甲板からハンディ機でCQを出していて交信することが出来た。

この時の信号も10NNと比較すると15NNはSが3-4強く入感していた!

というわけで

関東UHFでの10NDのアンテナ性能の素晴らしさを感じ、1.2Gでもより遠くへ飛ばそうと

16段同軸コリニア(16NN)を制作した。中心周波数の調整に手間取ったが完璧な出来となった。それが下記の特性だ。

[左が430MHz15NN、右が今回制作した16NN]

ところで上記の特性を持つアンテナに3D2V同軸5mを取り付けて終端からアンテナ特性を計測した(miniVNA tiny)のが下記の図だ。

校正も行わずに計測するとこんな物!

不定長の同軸の影響で双頭の特性に変わっている、また反射波が同軸を戻るときに減衰を受けるため結果的にSWRが良くなっているように見える・・のは教科書通りの結果だ。

山岳移動等で16段同軸コリニアも主戦で使用していこうと思う!



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