ありがとうって伝えたくって

「同軸コリニアアンテナ研究会」でgoogle検索するとHPをご覧いただけます。研究成果がまとめてあります。

mcHFのアルミケースを入手

2016年09月06日 18時39分52秒 | mcHF

発注していたmcHFのアルミケースがいきなり届いた。

確かに発注したのだが、1週間もたっていないので完全に想定外。

「中国から荷物です」だって?

中を確認すると

アルミのケースだけでなく、ボタン一式、つまみ一式、ヒートシンク、ネジ一式とで1万5千円。

お買い得感があるわ。しかし、取説の類は入っておらず・・このネジどこに使うの?

その上、レギュレータ、パワーMOSの取り付けが大変だった。

組み立てて電源を入れるとこんな感じになった。やっぱり良い感じ。

しかーーし、基板だけならば300g程度だったけど、ケース込みで610gとなった。

ま、これでも手持ちのKX-3(バッテリー内蔵無しタイプ)よりは150g程軽い。

注意:キットのバージョンにより内部の部品配置が異なりケースの穴位置等が違うので発注時に間違えないように。

[ボタンの白は、3Dプリンターにて製作。powerスイッチ等3ケ所に使っているボタンがケース付属]

CWの調整では、最大出力は7,10,14MHzで10W程度、21MHzで5W,28MHzでは2Wというところ。

バイアス電流を上げるともう少し出せるか?

自分のメインバンドで出力が出ているので問題ない。ハイパワーの運用はHARDROCK-50を使う。

やはり今後はmcHFをメインで使用していくか?その前に申請書類を作り、電話モードが使えるようにコンデンサマイクを製作する予定。


mcHF CWでの調整完了

2016年05月04日 06時56分56秒 | mcHF

5月連休まで調整を先延ばしにしてきたmcHFだが・・解決の糸口が見えてきたので一気に調整した。

先日アップしたように、コイルの一個に接触不良が発見されたが、それ以外は問題なかったのででBIAS調整を行った。

CW BAIASメニューを変化させると、パワーFETの電流が変化するようになり・・再度調整方法を読み直し調整していった。

まずは、電流の計測だ、バッテリーアナライザーを挿入し正確に計測した。

受信時(スピーカー無し)の消費電力は、0.34A。ディスプレー自動消灯モード(消灯まで最大でも15秒。但しダイヤル等を操作すると点灯する)での消灯時電流は、0.23Aだった。

これは、かなり優秀な数字でヘッドフォンでのオペレート時は、非常に消費電力が少ないようだ。

[バッテリーアナライザー、最大60Aまで計測可能だ。累計電力量(ワットアワー/Wh)、充電電流量(アンペアアワー/Ah)、電力値(ワット/W)、電流値(アンペア/A)、電圧値(ボルト/V)が計測できる。]

CWのHFローバンド(10MHz以下)での出力は、最大で12-10Wだった。このBAIASを操作ボタンの出力『FULL』に設定する。

また出力『5W』ボタンで5W出るように出力設定を行う。

HFハイバンドでは、28MHzでは最大出力が2Wとなった。(出力小さいなぁ)終段のパワーFETの種類、個体差に依存する、これは私の使用したRD15HHF1での出力だ。

[出力5W時の電流値。消費電流1.27A、電圧11.41V、累積消費電力1.4Wh、瞬間消費電力14.4Wと読む。]

[フルパワー時]

下記が調整中のmcHF。パワー計は5W、SWRが1.3程度を示している。

PHONE系のモードは、適合したマイクがなかったので未調整、マイクも製作する必要がありそうだ。

が、マイクの製作はいつになるやら。


持っていて良かった? USBオシロ

2016年04月26日 21時17分45秒 | mcHF

さて、UKから手に入れたmcHFは、組み立て終了!

そして、3Dプリンター製作の第二段、プッシュボタンも到着して送信テスト(0.5Wダミーロード)の段階へ入ってきた。

しかーーーし、TUNEボタンを押しても出力が無い。そこで、ハンダ付けミスか?と送信回路を調べてみた。

そういえば、昨年購入したUSBオシロがあった事を思い出して、VK5JST調整後の久しぶりに投入だ。

[USBオシロPicoScope2015(秋月電子で購入した)]

送信回路は、発振器、ドライバー回路、パワー回路がT5→C91→C99,T5→C92→C100と接続されている。そこで、その信号をUSBオシロで確認した。

T5→C91→C99の回路は、発振器から終段のパワーFETの入力まで綺麗に正弦波が確認出来た。しかし、T5→C92→C100は、波形が出たり出なかったりする。

この回路で後付け部品は、T5の手巻きコイルだ。ここのエナメル線の皮膜確認と半田付けをやり直したら・・波形が安定した。

2万を割る価格の格安USBオシロだけど、有る無しでは回路の動作確認の効率が大きく違う。

[波形はこんな感じで、手持ちのタブレット端末で確認できる。]

出力が出ないので始めた送信部の確認だったけど、マニュアルを読むと最後の方に「出力段のバイアス調整方法」が書いてあった。

というわけで出力のパワーFETは、ヒートシンクを取り付けた上でバイアス調整を実施する予定だ。

5月の連休までには、送受完成するかな??


3Dプリンター出力サービスを使ってみた(DMM)

2016年04月15日 18時01分43秒 | mcHF

このブログで話題の『mcHF』だけど、このキットにはケースが付属していない。

WEBで探してみるとYouTubeには、なぜか同一形状のケースが沢山上がっていた。どこかで売っている?

自分でWEBで見つけたmcHF用ケースは・・$500近くするので、キットよりも値段が高い?

そこで

  1. 自分でアルミ板から加工する
  2. 他の方法を使う

どうしようかと考えた結果、「3Dプリンター出力サービス」を使って製作する(いやいや、製作して貰う)ことにした。

mcHFのページに「3Dプリンター製作用の3Dデータ」がおかれていて、それを使った。

そこでDMMの3Dプリンター出力サービスを使ってみた。

そもそも初めての依頼で、どのような仕上がりになるかも分からないので、材質を選ぶことも大変だった。

で、データをアップロードして暫くすると、こんな見積もりがメールで届く

【チェック済みデータ】 ・データアップロード日: 2016年04月07日 ・データ名: mchf_front_panel_3d.STL : 481654
・素材と価格:   石膏フルカラー 8,079円  アクリル(Ultra Mode) 16,814円  アクリル(Xtreme Mode) 26,728円  ナイロン 5,433円  チタン 83,158円  クリアアクリル 16,792円  ホワイトアクリル 10,844円  ゴムライク(ホワイト) 15,801円  ゴムライク(クリア) 15,801円  ABSライク 17,288円  インコネル 533,948円  マルエージング鋼 292,461円  アルミ 159,851円  アルミ(ショットブラスト) 166,331円  アルミ(アルマイト) 170,381円  アルミ(テフロン加工) 172,811円
これ、フロントパネル、アルミでお願いしたいが・・159,851円だって??こりゃ無理だ。
とりあえずホワイトアクリルで依頼してみた。バックパネルは、ナイロンにした。さーて、どんな仕上がりなのか?

依頼してから3日ほどでミカン箱サイズの荷物で到着した。それが下記だ。

いやー、金に糸目をつけなければ、便利で早くて良い出来だ。それに、お安いナイロンで十分だったなぁ!

【暗かったので、画像が荒れている】

では、UI基板を実装してみるとこんな感じだ。

次にKX-3と比較すると、一回り小さいし、重さは半分くらいになるか?

つまみと、ヒートシンク次第だ。

mcHF最終組み立てを行ってみるか。トラブルがなければ、週末には調整完了だろうけど・・


mcHFが到着した。

2016年04月09日 15時49分56秒 | mcHF

無線機(mcHF)の発注先から『送付した』とのメールを貰ってから10日以上届かないので、PayPalで履歴を確認した。

すると国際小包のトラッキングナンバーが記載されていたので、状況を確認した。それが、先日のブログだった。

すると4月3日に配達されていて、不在のため郵便局へ持ち帰られていた。しかし、不在通知が入れられてなかったので、来たことも知らなかった。そこで郵便局へ「不在通知が無かった」と事情を話して連絡すると、夕方には届けてくれることになった。

で、ついに到着!!しかし、その届いた箱の大きさ(ハガキ2枚分)と軽さ(200gちょっと??)に驚いた。本当に無線機が入っているの?

【発注したのは無線機だよね??】

箱を開くと、チップ部品が実装された基板とタクトスイッチ、コネクター、リレー、2.5インチディスプレー等の後付け部品一式が梱包されていた。

【コア類は、写真には写ってないが・・部品はこんなもの】

スイッチ、電源系の部品を取り付けて(2時間くらい)、フィルター、SWRセンサー、パワーTR等は取り付けずに一応動作確認を行う。12V電源を供給した。しかし、全く電源が入らない。どうしたことか?

テスターを取り出して、電圧を測ると、電源コネクターには電圧が出ているが、2枚の基板を接続するコネクターには電圧が来ていない。

なんのこと無くて、電源コネクターのはんだ付け不良でプラス電源が供給されていなかった。(コネクターまで電圧は来ていたが、基板と接触不良だった。)

はんだ付けを直して、電源SWを押すと液晶が点灯するようになった。勿論、なんのソフトも入ってないので、コントロールは出来ない。

そこで、ブートローダーのインストール(ブートローダーが入ると、BAND-とPOWERボタンでLEDが点滅するようになる)を行い、続いてファームウエアをインストールした。

いよいよ、電源を入れると緑のLEDが点灯して、液晶にイニシャル画面が立ち上がった。

しばらくすると、画面が立ち上がってきた。

ボタンと画面メニューの関係を理解すると、非常に分かりやすい。

また、現在の設定値が、画面に表示されていて。

AFG AFゲイン/CMP コンプレッサーゲイン

RFG RFゲイン/DSP DSPゲイン

RIT/MIC MICゲイン

DSP DSPモード(OFF,NR,NR+NOTCH)

FILT フィルター幅

VCC 電圧表示

と、非常に分かりやすい。またSpectrum displayとWaterfall displayを持ち、設定で切り替える。下記の写真は、Spectrum displayだ。

このキット、送料込みで5万円を割っている。信じられない時代になったものだ。

これで、メニューの構成を一応理解出来て、あとはフィルター部分等、パワーアンプ部分を製作しようと思う。

また、ソースコードも公開されていて、自分で送信周波数範囲をファームに設定出来る。

さて、じっくり作り込むか!!(ここまでの製作では186グラム!!)


無線機を発注して・・

2016年04月07日 16時38分55秒 | mcHF

久しぶりに無線機を発注した。またまた、国内のメーカーのリグではない。

届いたら・・写真を上げようと思う。

しかーーーし、IC7300は気になるところ・・手に入れてみたいなぁ?

ところで、購入した無線機は、U.K.(←何か分かるかな?)から4月3日に地元郵便局へ入ってきているようだ。ん?何で届いてないのか?

郵便局へ確認の電話を入れてみようと思う。