ありがとうって伝えたくって

「同軸コリニアアンテナ研究会」でgoogle検索するとHPをご覧いただけます。研究成果がまとめてあります。

木曽駒ヶ岳の御来光 9月16日

2012年09月19日 05時30分05秒 | 

9月16日は4時半に目を覚ました。回りがざわざわしていたせいもある。

山の朝は、寒いけれど本当に清々しい。山旅が止められなくなるわけだ。

御来光を見に行こうなんて思ってはいないけど、こんな朝の山頂の景色には興味があった。

【早朝のテント場から】

山頂へ慌てて登り、回りを見渡した。360度の眺望だ。山頂からの景色はあまりに綺麗で忘れられない。

【山頂からの木曽御嶽山】

【乗鞍、槍穂高を望む】

【山頂で御来光を待つ人】

【御来光】

【モルゲンロート】

連休初日のテント場は、石の上にまでテントが張られて軽く50張以上のテントが並んでいた。

【朝のテント場】


木曽駒ヶ岳、千畳敷カールを見に行く(菅の台界隈)8月14日

2012年08月28日 18時52分06秒 | 

 夏休みの木曽駒ヶ岳登山の番外編。

「菅の台バスセンター」は、木曽駒ヶ岳、千畳敷カールへの中継基地だ。

自家用車は、ここの駐車場に置いて、路線バスに乗り換えてロープウエイ「しらび平」へ向かう。

駐車料金は、1回500円と書いてあった。

このバス停近くにあるソフトクリームは、それはそれは旨い!!一度は、食べる価値ありだ。

看板にも書いてあるように、夏場の始発バスは、5時12分で、これに乗れば始発のロープウエイで千畳敷カールへ到着だ。

一つ手前の「菅の台」バス停まで歩いても3~4分という所で、そこには「こまくさの湯」、そして「ソースカツ丼」の店、ガロや明治亭など観光施設がひしめき合っている。

駒ヶ根高原の中心部だ。

そして、菅の台バスセンター近くにある野菜の直売所は、新鮮な野菜が沢山。

その上、安い。ほんとんど100円前半。桃一個も100円だった。

またまた、甘辛ピーマン系の「福耳」という野菜が置いてあって、これを買った。

ジャガイモも120円!!!!

かぼちゃにスイカ。

ここにきたら絶対に野菜を買って帰らないと損。ただし、その美味しさを知ることは不幸な面も。

スーパーの野菜がアホらしくて買えなくなるぞ。

最初は、(甘辛とうがらし、甘長とうがらし系)福耳だけを油で炒めて食べてみたが、あまりの辛さに1/2本食べるのがやっとだった。

写真にもある通り、辛い=うどんを食べるときに、真っ赤になるほど一味をかける私でも、ものすごく辛かった。

こりゃ、どうやって食べるか真剣に悩んだ。

しかし、考えれば思いつくものだ。鷹の爪と考えれば良いと。

そこで油を入れて、そこで「福耳」を炒めて野菜を投入した。つまり、辛味のある野菜炒めだ。

こうすると「福耳」自体の辛味は油とツユに出てしまい、単独で食べた辛さが嘘のように消え、美味しいチャンポンとなった。

味をしめて、ちょっとチャレンジ。

「福耳」とモロヘイアを入れて麻婆を作ってみた。これまた、美味しくてハマってしまった。

山の行き帰りに、野菜や果物を買って旬を味わう!!これも、山旅のひとつの楽しみ方だ。

そんな意味でも駒ヶ根高原は、素晴らしい景色と味わいのある場所だった。


木曽駒ヶ岳、千畳敷カールを見に行く3/3 8月13日~14日

2012年08月16日 07時22分50秒 | 

「直ちに撤収」ガスで写真を撮る意味無し

鮮やかな夕暮れと綺麗な星を眺めた翌朝の山頂付近は、ガスの中。20m先の山頂小屋も見えなかった。

朝5時には、そよ風程度だったが、7時には、風速が10mを越えるようになってきた。

天気予報も午後からの雨を知らせていた。更に、雷雨も予想されていた。明日の天気も同じ。

入山した時から、天気が悪ければ無線運用にこだわらず、撤収と決めていた。回復の見込みは、ほとんどゼロと見た。

直ちに撤収開始。あとは、どこまで帰るかだ。8時頃には、片付け完了。すでに、風速15m以上だ。雨は大したことない。

しかし、中岳山頂への登り返しは大変だった。明らかに風速20m以上、気を抜くと風で倒されそうになる。

この悪天候でスニーカーにビニールカッパだけの親子とすれ違う。

↑無事に戻って来れたとしても褒められたもんじゃない。

「宝剣山荘は、大混雑」

中岳山頂を過ぎると風はそよかぜ??しかし、さえぎる物のない尾根筋は強風だ。

こんな天気にも関わらず、これから登る登山客で、宝剣山荘は、一杯だった。どうして????

雨が断続的に強く降ってきた。

ビニールカッパの男性に聞かれる。

「今日は、こんなにひどい天気だったのですか?」

「朝からこんな天気でした。暴風雨ですね。」

「地上は、青空が見えていたのに。」見ると半ズボンが、びしょ濡れだ。

しばらくして、その男性夫婦は、私に会釈をして暴風雨の中に出て行った。

結局、宝剣山荘に泊まり、僅かに天候回復を期待したが、翌朝までこんな天気だった。

「下山命令発令!!」

14日の早朝5時半に山荘の担当者が、各部屋を回って「規程雨量を越えたため、林道が閉鎖されました。直ちに千畳敷まで下山してください」と知らせにきた。最悪の事態だ。帰れるのだろうか?

相変わらずの暴風雨。軽く朝飯を食べて6時45分に下山開始。

ところが、乗越浄土から八丁坂に入るとピタリと風が止んだ。正確には、風が遮られたんだろう。

実は、右手にポールと左手にアンテナを抱えていたので、足場の悪い八丁坂下りでの強風を心配していた。

とにかく機材を転落させないように慎重にゆっくり降りていった。

雨ではあったけど、静かな千畳敷を満喫出来た。

「再会?」千畳敷駅にて

「テント場にいらっしゃった方ですよね!昨日は、どちらに?」

「宝剣山荘に泊まってました」

「私達は、2日間ずっとテント場にいました。」

「えっーー、テント場に?この暴風雨で?昨夜は、雷雨だったでしょ?」

「昨日は、ずっとテントの中でした。食事は、山荘で出してもらいました。右から左に雷が過ぎていました。実は、初テント泊だったんです。

更に、驚いたように近くにいたお兄さんも加わる。

「昨日夕方、テント場に行くと、テントが一つだけあったので、大丈夫なんだと思ってテントを立てたけど、風雨がひどいので、片付けて宝剣山荘に泊まりました。テントは、泥まみれ。悪天候で来た意味なかった。」

更に、もう一人加わって、悪天候で足止めされた事、眺望がなかったことで盛り上がった。

「道路通行止めで、観光客のいない雨の千畳敷カール。ガスが切れて一瞬、山が見える」

風も殆どない千畳敷駅からロープウエイでしらび平へ降りた。地上は、雨も無く曇りだった。

そこには、観光会社のバスが止まっていた。

今回は、。少しでも綺麗な景色を堪能できたし、悪天候であったおかげで、いろんな方と話が出来た。

山は悪天候の方が、想い出やコミュニケーションが沢山出来る?なあと思った。

「雨のロープウエイ。まあ、こんな感じだ」


木曽駒ヶ岳、千畳敷カールを見に行く2/3

2012年08月15日 07時08分46秒 | 

「乗越浄土へ」

12時少し前に昼を終えていよいよ駒ヶ岳へ向けて八丁坂を登り始めた。千畳敷の散策路の途中から乗越浄土(写真の丸く凹んだ所)への登山道が始まる。

99%は、日帰りの観光客らしく、軽装かつサンダル、スニーカーで山へ向かう人がほとんど。

50Lのザックパンパンに荷物を積めて、手に怪しげな鉄パイプ??(に見えるだろうな)を、持って上がっている自分は、どう見えているのか?

すれ違う人の目線が、鉄パイプ(アンテナ・ポール)に行くのが分かる!!

突然、声がする「八木アンテナですか?」「ハイ」「駒ヶ岳で?」「そうです。」多分、同業者かプロってところだろうな!!

またまた、声が「何キロですか?」「20キロってところでしょう?」「若い頃は、それくらい担いだんだけど」

たわいない会話をする。

八丁坂を登り切ると乗越浄土へ13時過ぎに到着。お花畑で結構遊んでいた。

中岳が見えてる。ここで10分休憩。天上界の景色は素晴らしい。

そして、コロコロ変化する天気。3000mの自然は、凶暴だ。

一瞬のガスの晴れ間を捉えて写真に収める。遠くに見えるが、20分もあれば中岳へたどり着けそうだ。

「中岳から頂上テント場へ」

中岳山頂から見えるのは木曽駒ヶ岳。またガスが広がってきた。

中岳を下り。山頂小屋へ到着。早速、テントの受付を行う。800円/人だ。

トイレは、出来たばかりなのか、匂いもしない。新築の木の香りがした。

飲み水も汲み放題でテント泊には便利な場所だけど、3000m級の山頂近くでは、天候の急変には気をつけなきゃ。

「頂上山荘の後ろは、木曽駒ヶ岳」

「さて本業!」

 このまま、明日も晴れてくれれば、駒ヶ岳山頂で6mで運用だ。

コンパスを確かめると、北が木曽駒ヶ岳、南が中岳。

 って事は、東西に開けているってこと????に気づいて、テント場に慌ててアンテナを設営。

こんな(一般人にとって)巨大な6mの5エレフルサイズのアンテナが上がって・・回りの登山客が呆然と眺めていた。

「中岳を背に1エリア向けビーム」

「高山病」

実は、八丁坂を登っているときに異変を感じていた。

涼しい山登りにしては、

  • 異様に汗が出る。
  • 吐き気がする。
  • 頭痛がする。

また、長いバス旅で酔って疲れているのだろうと思ったが、テント場からトイレに行くだけで息が上がる。

えっ?!このとき初めて「高山病」の文字が浮かんだ。一昨年も小千丈ヶ岳で力尽きたのも考えてみるとやはり高山病だったようだ。

とすると、2900が、自分の限界か??

「夕暮れに、夏雲が空に映えていた。雲の根元に見える棒のような物がアンテナ。魚眼レンズで撮影したような風景。天上界のテント場だ。」

続く

 


木曽駒ヶ岳、千畳敷カールを見に行く1/3

2012年08月15日 00時57分33秒 | 

「はじまり」

今回の旅は、「駒ヶ岳千畳敷カール」切符を見つけてしまった事から始まった。

-------------  その切符の中身

発券場所・・・新宿高速バスターミナル(新宿駅西口)
料  金・・・10,000円
有効期限・・・乗車日から7日間(ロープウエイは引き換え日より3日間)
内  容・・・以下の行程がセットになっています。

●新宿から駒ヶ根バスターミナルまたは駒ヶ根ICまでの往復切符。
●駒ヶ根バスターミナルまたは駒ヶ根ICからロープウエイしらび平駅
  までのバス往復切符。
● 駒ヶ岳ロープウエイしらび平駅から千畳敷駅までの往復切符。
● 早太郎温泉日帰り温泉入浴割引券、こまくさの湯お土産割引券。

-------------  以上

JR特急を使っても片道6時間、往復運賃だけで14000円はかかる。更に、ロープウエイとバス代を入れると少なくとも18000円は必要。

それが往復でたった10000円全てコミコミという嬉しい切符があるなんて・・・素晴らしい!!!!

「出発」

急に思い立ち千畳敷行きの高速バスを確保したのは、3日前だった。お盆の帰省期間の切符を直前に取れたのは奇跡だった。偶然にも、増発便があり、それが若干空いていた。

ただ、11日からの天気は、荒れ模様の予報だったので、それが一番の心配だった。

11日の11時30分新宿発、駒ヶ根車庫行きの高速バスに乗り込んだ。格安バスなので縦横に大きい私には窮屈な座席だろうと思っていたが、4列シートだったけれど、前後シート間隔は足が伸ばせるゆったりしたシートだった。更に、トイレ付きだ。

定員は数えると30人ちょっと。往復とも双葉サービスエリアで10分の休憩があった。

中央高速に入って、予定通り小仏トンネルで渋滞に巻き込まれたが、その後は、極めて順調な旅だった。

定刻の15:30少し過ぎに駒ヶ根バスターミナルへ到着。本当に田舎町に降り立った風情だった。

「いよいよ山へ」

11日は、夕方に到着したので山へは行けなかった。

翌12日は、雲はあるものの晴れ。駒ヶ根駅9時30分発のバスでロープウエイ駅のある「しらび平」へ向かった。

「駒ヶ根駅バス停」

「着いた」

「しらび平」へ着いたのは、10時30分頃。ロープウエイは、2時間待ちとか聞いていたけれど・・閑散としていて今のバスから降りて来た人以外の人影はなかった。

おかげで、ロープウエイにはすんなり乗れて、11時前には、標高2612mの千畳敷駅に到着!!

が、しかし千畳敷はガスの中。ありんこのように、観光客が歩く姿が見える。

これから、どんなドラマが待っているのか?

「ガスに包まれる千畳敷」

ガスの中にいるかと思えば、突然の青空。

これからの駒ヶ岳へ向けて、千畳敷の見渡せるベンチで、ひとまず昼を食べる事にした。

「真ん中付近に見えるのが、宝剣岳」

続く



七ツ石山小屋にて 7月28日

2012年07月30日 00時28分19秒 | 

鴨沢から雲取山への登山道を登り、石尾根まであと1時間弱という所に沢水じゃばじゃばの山小屋がある。これが七ッ石小屋だ。

眺望の良い立地(鷹ノ巣ほどではないが)で、1.沢水が水栓から流れ出ていて自由に水の補給が出来る。 2.小さいながらもテント場があるのが特徴だ。(テント10張で歩く場所もないくらい)

小屋の外には沢水でしっかり冷やされた飲み物が置いてある。

七ッ石への急坂を汗だくで登り、この冷えた飲み物を見せられると・・・買う予定が無くても、つい手がでてしまう、絶妙の配置だ。

小屋の入り口に立っている看板。

翌早朝、見渡せた雲海。昨日の機材、テントの運搬疲れも吹っ飛ぶ瞬間。

山での朝は、本当に清々しいね。でも、ひとつだけ問題が。

テント場は、トイレの前にあるので・・・・・

海をバックにコーリニアを設置。5時半では、交信相手も少なく飛びは試せなかった。

しかし、昨夜は神奈川・東京がハンディ機にガンガン入感していたので飛びは良さそうだ。

次は、もっと寒い空いている時期に来て、飛びを試してみたい。


このページは絶対に見てはいけない!(気持ち悪い) 仏果山登山口

2012年06月07日 21時15分03秒 | 

先日、雨上がり直前の早朝、宮ヶ瀬の仏果山登山口へ下っていった。

初めは霧雨。途中で雨は上がってしまい・・カッパもいらなくなったけど、脱ぐ場所もなく、仏果山登山口のバス停の近くの駐車場で脱ぐことにした。

靴を脱いで、カッパをよーく見てみると、ズボンの裾にヒルが一匹。

こりゃいかんと思っていたが、さらには靴下の上には、血を吸ってパンパンに膨らんだヒルがいた。

「間に合わなかった!」

厚い毛糸の上から噛みついて、血を吸った?慌てて靴下を脱いで、焼き殺す前に記念撮影。

本当に迷惑な話だ。みみずの細い奴が、血を吸うとこうなるんだ!

靴下を脱いだ足からは、出血が。拭いても、さらに血が流れてくる。

そんな余裕を出している場合じゃなかった。

気づいていると思うけど、最初に発見していたヒルを放置してあったので、すでに脛に食いついていた。

すぐにたたき落とす。でも、間に合わず少し吸われた。

さらにさらに、カッパのズボンの上にも発見、全部で5匹火あぶりの刑にした。

朝と雨上がりはヒルが多いらしいと聞いていたが、本当だ。

そもそも、こんな記念撮影してる場合じゃなかったか?

これからの季節丹沢ではヒルには十分注意だ!!(毎年、この記事載せてます?!ヒルに食われ過ぎ)


初心者を連れて経ヶ岳ハイキング 5月12日~13日

2012年05月13日 20時36分08秒 | 

今回の主役、5枚の「宮ヶ瀬ダムハイキングパス」だ。

5月12日(土)に会社の20代 1名、30代 2名、40代 1名、50代 1名の不思議なメンバーで一泊でハイキングに出かけることになった。

本当の目的は、「大貧民トランプ大会」だ。しかし、適度なハイキングと温泉という要求がメンバーからあり、幹事の私が企画した。

 1日目:厚木バスセンター (バス)→ 半僧坊 (徒歩)→ 経ヶ岳 (徒歩)→リッチランド

2日目:リッチランド (徒歩)→坂尻 (バス)→ 宮ヶ瀬湖 (遊覧船)→宮ヶ瀬ダム (徒歩)→ 愛川大橋 (バス)→本厚木駅

メンバーは、集合時間の10時前には本厚木駅に姿を現し、コンビニで昼食を仕入れて、本厚木バスセンターへ向かった。

「バスセンター、半原行きバス停の前で切符を手に今日の無事を誓う」

10時20分発の半原行き(センター経由)へ乗る。半僧坊に着くと、バス通りを少し戻って、いよいよ林道歩きが始まる。

実は、この5人で登山経験者は私1人。他に屋久島経験者がいた。

記念撮影後、転がっていた木の枝をストック代りにして、11時に出発。

私の作った案内には、「最初は平坦な林道」と書いたが、平坦じゃないよ!!とすぐに不評を買った。

「林道終点の砂防ダムを階段で越えていく」

最初のテーブルで、しばし休憩した。もちろん、私は無線を開始。

ここまで来るとメンバー達も登りに慣れてきて、「人がいなくて静かで良い。」「山が綺麗だ」とハイテンション。

「最初の机でしばし休憩。ついでに無線」

途中半原越えから続く林道に出るが、手前は急傾斜。しかし、メンバーは笑い声を立てながらゆっくりゆっくり、登っていく。

「間もなく林道へ。急坂をゆっくりと登る」

鹿柵を越えてすぐのベンチで4回目の休憩。やはり、植林された濃緑の林よりも、新緑の自然林が気に入ったようだ。

このあと、三回も「あれが頂上だ」と間違えたため、メンバーに呆れられる。

「新緑を噛み締めている」

山頂に到着したのは、13時30分。早速記念撮影、メンバーの顔に笑みがこぼれる。

「なぜか楽しそう?達成感!」

山頂でお待ちかねの昼食。一番、「腹減った!」と騒いでいたのは、私。

あいにく曇りがちな天気だったけど、丹沢主峰と大山は綺麗に見えていた。

自分が、さんざん歩き回った丹沢の主峰は、しっかり見えていた。右端は、丹沢山だ。

「丹沢山塊をバックに昼食を頂いた」

山頂からは、登山道を法論堂林道(ほろんどりんどう)半原越えへ下る。20分ほどで到着。

更に、林道を40分ほどかけて坂尻側へ下り。「リッチランド」に着いた。

疲れた足と体を温泉につけ、ゆっくり過ごすと夢心地。

「一汗かいた後は、温泉で汗を流す」

メンバーにとっては、バーベキューは、学生以来の経験だったらしい。おかげで、皆アルコールも進んだ。

トランプ大会も後回しにされて、しばし歓談

トランプ大会が始まったのは、19時を過ぎてからだった。

1節10ゲームで3節を終えて寝たのは3時だった。ここでも成績は総合2位。トップに立てる運と実力はまだないのか?

「温泉から上がると、バーベキューが待っている」

翌朝、解散となったが、登山初心者との山行きも楽しかった。

街でしか週末を過ごさない彼らには、新鮮な経験になったようだ。また機会があれば、こんな企画をしたいと思う。

宿泊費(コテージ) 4000円/人 + 交通費 1500円程度 + 3食2000円(自炊)

「翌朝、朝飯を食べて出発だった」

 


裏丹沢に行く 4月28日~4月30日

2012年05月01日 10時18分13秒 | 

今日も裏丹沢を歩きに来た。

東野のバス停に降りる。実は、このバス自由乗降バスなのだ。

だから、登山客と分かるとバスは、バス停でなくて登山口の入り口に止まってくれる。

そこは、加藤商店の手前。

加藤商店は、基本的に年中無休でバスの到着する7時半には開いている。

バス停近くの諏訪神社にある大杉。樹齢700年、高さ45mあるらしい。

ここを、矢印?の方、右手へ曲がると釜立林道の始まりだ。

前回、丹沢主峰縦走の時、これを見落として、写真で左端にある桜の木の先まで行って引き返して来た。

間違え無いように!!

整然とした高い杉林に入ってくると、いよいよ登山道入り口も近い

登山届けのポストのある「八丁坂の頭へ向かう登山口」を通りすぎて更に林道を登っていくと、林道の終点ゲートに到着。

林道の終点には、たくさんの車が止まっていた。

裏丹沢に車で来るならば、ここが一番の近道だ。

公共交通機関なら、

焼山登山口:「焼山登山口」「西野野」のバス停。

平丸登山口:「平丸」バス停。

八丁坂の頭登山口、黍殻避難小屋登山口:「東野」バス停に降りると良い。

単純に各登山道を厳しい順に並べると、

八丁坂の頭(林道歩き+急坂2時間) > 平丸(急坂2時間) > 黍殻避難小屋(林道歩き+急な沢沿い1時間:急坂40分) >  焼山(2時間)と思っている。

前者3つは、どれも急坂で厳しい登山道だ。

ゲートの先へ進み、林道の終点間近。

登山口は林業用のモノレールの終点小屋になっている。そこが、登山口の始まりだ。

 登り初めは、こんな登山道。このあと、沢の左岸を登る。

途中で古いベンチが出てくると、いよいよ急坂に変わる。

それを登り切ると、黍殻山避難小屋のすぐ上の登山道、焼山→黍殻山→姫次に続く尾根道と合流する。

下山して東野のスーパーで豆腐(150円)を買って食べた。山生活から抜け出して、飢えていたので一丁食べて美味しくて、もう一丁買って食べた。

 

 


焼山登山(1) 4月15日

2012年04月15日 20時20分36秒 | 

今日の登山は、ここ「西野野」バス停が起点だ。行き先は「焼山」。

横浜線の橋本駅に午前6時少し前に着いた。それから三ヶ木(みかげ)行き6時20分に乗った。

三ヶ木で7時55分発の月夜野行きに乗り換える。(土曜日は、通勤客も多く、バスも遅れ気味で接続にヒヤヒヤする)

西野野の自治会館広場には、ベンチやトイレも完備されており、登山の起点にはピッタリの場所だ。ここで山への身支度をした。また、バス停には、自動販売機も置いてある。

車で登山をする方は、焼山登山口に駐車場があるので、そちらを使った方が良い。

街では、そろそろ桜も散る時期だけど、ここは今が満開だった。西野野自治会館の広場にある三本の桜だ。

自治会館の広場から道路沿いの桜を見る。

会館の広場に咲く桜は、年代物の古木らしくて、幹はコケに覆われている。

そして、びっしりと、すずなりに咲いている。

またまた、花見が出来たことに感謝。

自治会館の横の道を登って5分もしないうちに、舗装路が終わり、先に鹿柵がある。

鹿柵を開いてさらに進むと、登山道の案内があり、小さな沢を木橋で越える。

そこから本格的に登山道が始まる。(7時35分)

この道は2回目。山頂直下の急登だけがきつかった覚えがあったけど、そんな楽な登りでもない。

途中にあったベンチ付近の尾根筋。(8時30分)ここで休憩。

途中のベンチを過ぎると登山道らしくなってくる。滑落注意と書かれた場所、その後の細い登山道。

そして、山頂直下の平坦な道のあと杉林の中の急登となる。

(途中に焼山0.Xキロの標識が出てくる。Xは、道標が壊れていて読めない。あとひと踏ん張りだ。)

これを登りきると姫次に伸びる緩やかな尾根に出る。

尾根に出てすぐに、姫次・焼山の道標が出てくる。白樺を見ながら焼山方向へ進むと5分くらいで山頂に到着。(9時50分)

ここには、展望台が設置されている。

展望台から蛭ヶ岳、鬼ヶ岩、不動の峰が見えた。


丹沢主峰縦走 4月7日(写真追加)

2012年04月08日 04時12分46秒 | 

会社のある友人が、山登りに行きましょう!と、言ったのがきっかけで、この山行きを始める事になった。

そこで私が「蛭から大倉に降りよう」と言ったのでこの計画は実行された。

二人共、丹沢のいろんな山に、様々な登山道を使って登ったが、縦走は初めてだった。

そして、4月7日当日。朝起きると「快晴」だった。

前日の気象庁の予報は「朝、夕、晴れ。昼間は曇りところにより雨」だった。

それで、この計画は中止になるかなと思っていたが、友人は、テレビを見て「一日、晴れ」との予報を見ていて何も疑問なく当日電車に乗ったそうだ。翌朝の天気は、快晴(午前6時頃)だった。

電車から、今日行く、丹沢の主峰がすべて綺麗に見えていて、天気予報がはずれて欲しいと願った。

橋本駅には、5時50分に到着。6時10分に友人と合流してバスに乗った。

これまで、2回このバスに乗ったけれど、一番の混雑だった。

定刻の6時20分に橋本を出発。途中の停留所でも乗り降りが続く。

そのせいで、月夜野行きバスの出発時間、6時55分には、三ヶ木(みかげ)に到着出来そうもない。

一つ隣の席の乗客が「大丈夫かよ。間に合わねえぞ。どうなっているんだ。」と何度も言う。ま、運転手には聞こえてはいないだろうが。

月夜野行きの乗客は、登山客なので、このバスが着くまでは、待っているのではと思った。

7時に三ヶ木に到着。思っていたとおり、月夜野行きバスが待機していた。

焼山登山口バス停で、4、5人降りた。残りは、蛭に行くのかと思ったが、東野バス停で降りたのは3人。

残りの席満杯のザックを背負った登山客は、どこへ??(神の川しか考えられないが、檜洞?)

7時30分に東野に到着。登山口を目指して釜立林道を登った。

林道の途中に「八丁坂の頭」への登山道が現れる。ここで、準備をしていよいよ、縦走が始まった。

この登山道は、急斜面の連続でかなり険しいが、蛭ヶ岳への最短経路だ。

途中に林業用のモノレールをくぐる部分がある。ここから少し先からが、一段と急な坂になる。

八丁坂の頭の尾根筋から今日の最初の目的地、蛭ヶ岳が見える。

まだまだ、本当に良い天気だ。ここで、小休止し軽く食事を取る。(10時半)

しばらくして、姫次に到着。富士山は頭が雲に隠れてはいたが、相変わらず素晴らしい景色だ。

左が、檜洞丸。そして雲に隠れた富士山。もちろん、蛭ヶ岳も山頂小屋がくっきり見える。

姫次から下って、しばらくすると、原小屋平に到着。

原小屋平を過ぎると、ブナ林を登山道が抜けている。

本当に回りには人がおらず、静かな深遠な山だ。

初めて歩いたとき、いつまでたっても人に出会わないので正しい道をたどっているのか不安になった。

地蔵平を過ぎた頃から、ところどころ、登山道に雪が現れる。

アイゼンは、着けてないので雪に付いた靴跡に足を乗せて慎重に歩く。

木の根元が丸く雪が融けているのは春間近のサイン。

ブナ林の上の斜面にハシゴが見えて、ブナの林に別れ告げるをいよいよ、蛭への350mの登り返しだ。

その、ハシゴの先の階段を登ると崩落地があり、そこの正面に檜洞丸が見える。

ついに、空は雲に覆われてしまった。

やっと蛭ヶ岳直下に到着。一部の階段が完全に雪に埋もれて、怖いところもあったけど、結局、ここまでアイゼンなしで来られた。

蛭ヶ岳まで、あと少し。

ついに山頂到着(12時半)。しかし、寒い。ついに雪が降ってきた。

蛭ヶ岳山頂でコーヒーを沸かして飲み、いよいよ雪が激しくなってきた。

ザックのペットボトルの水が一部凍っていた。氷点下5度以下のようだ。

鬼ヶ岩の様子を見る。

下の方にも鎖が設置されていた。登りの鬼ヶ岩は、あまり怖くなかったが、今日の雪と泥道なので、直前の狭い尾根の方がよっぽど怖かった。

鬼ヶ岩の鎖場では、足場がたくさんあり、鎖の必要性はなかった。

しかし、鬼ヶ岩からは怖すぎて、僕には降れないな。

恐る恐る、下を見る。

午後16時半、モノトーンの塔の岳到着。山頂の温度計は、氷点下3度。だけど塔の岳は、暖かく感じた。

ま、ほとんど人がいない。自分たち以外に一人と鹿一頭だけだった。

塔の岳からの下り。今日の雪で登山道はこんな感じだった。

花立山に着く頃には雪も殆ど止んで、湘南地域が見渡せた。

無謀と思えたチャレンジだったけど、無事に大倉バス停まで降りることができた。(19時少し前に到着)


雪の入笠山でアイゼン練習 2月18日

2012年02月18日 20時41分06秒 | 

今日は雪山練習へ出かけることにした。無線をきっかけで始めた山登りだけど今回は、雪山でのアイゼン練習が目的で、5時前の始発電車に飛び乗って、ここ長野県の富士見駅に来た。

行き先は富士見パノラマリゾート。ここからロープウエイに乗って一気に山頂近くへ近づく予定。

今日も慌て出てきたせいで、デジカメを忘れてしまった。おかげで、今回もスマホ写真となった。

長旅を追えて、中央線の電車を降りたのは、9時過ぎだった。まだ、空は青く朝日が差していた。駅前では、いきなり雪が向かえてくれた。

気温は、ほとんど0度に近いか?

10時の送迎バスに揺られて、パノラマリゾートに到着。服を着込んでロープウエイの切符を買う(登山券1600円)

思ったよりも長い時間6人乗りロープウエイに乗って、山頂駅に着く。もちろん、ほとんどはスノボー客とスキー客だ。

スキー客は、ここから下へ降りて行く。登山口では、4、5人のグループがスノーシューを付けている。この時期は、入笠山は、スノーシューの訓練場と化しているようだ。

さらさらの雪と氷点下の風が向かえてくれる。ロープウエイ駅の裏手には、30人ほどのスノーシューツアーと思われる団体がいた。

青空は消えて、灰色の雲に覆われてしまった。

時折の突風で、木の枝に積もった雪が降り注いでくる。暖かい恰好をしているので。体は、まあ、寒くないけど指が痛い。

しばらく、アイゼンなしで歩いたが、さらさらの雪は、滑ることはなかった。

入笠湿原に入っていく。雪の上に出ているのは、湿原の木道だろう。杭の中にそって歩いた。

正面の山彦荘に出るが開いてはいなかった。ここで、練習のためアイゼンを装着。

しかし、まわりはスノーシューの集団ばかり。次から次へとスノーシュー集団が通っていく。

マナスル山荘から入笠山頂に向けて急登する。踏み跡をトレースしてグイグイ登る。踏み固めたサラサラ雪に、アイゼンがガリガリと刺さる。アイゼンを抜くにも力がいる。丹沢の足抜けのよい雪と違って想像以上に体力を消費する。

山頂にあっけなく到着。ただし、強風が吹いていて、風に当たって後頭部が痛くなった。

何でもかんでも、寒いではなくて「痛い」だ。

スノーシュー集団の到着。

山頂では、突風で雪が舞っていた。

山頂から降りて「マナスル山荘」前の机で昼を食べた。しかし、お茶を飲もうとしてビックリした。ペットボトルのお茶が凍ってシャーベット状になっていた。

さらに、コッヘルを濯ぐためにかけた水がその場で凍ってしまった。

手元の簡易温度計は、-10度を差していた。食事が終わるころには、手先も足先も感覚がなくなるくらい冷えきってしまった。

氷点下、冬山の厳しさを思い知らされた。

午後3時にパノラマリゾートの食堂に戻り、でおやつを食べて暖をとり、手先・足先の感覚がやっと戻ってきた。

5時の送迎バスで富士見駅に戻り、帰途に付いた。


浅間尾根から鷹の巣山登山 11月12日

2011年11月13日 23時50分45秒 | 

ついに奥多摩の最高峰、雲取山への第一歩という事で前衛の鷹の巣山に登ることにした。

そもそも、登山と言っても泊まりで行くならば

・無線運用が目的なので、関東平野に電波が良く飛ぶ

・貧乏旅なので、避難小屋またはテント泊できる

・公共交通機関でアクセスできる

このあたりが、条件になる。唯一、無線のコンテストでは、小屋泊りも止むなしとしている。

今回は、JR奥多摩駅からバスに乗って、峰谷まで行った。

峰谷まで乗って来たのは、8人だった。峰谷バス停には、自動販売機も公衆トイレもあった。

そこで、お茶を一本調達して、コーヒーを飲んで登山に備えた。そして、奥集落へ向かった。


榧の木山(かやのきやま)の紅葉が綺麗だった。

登山口から奥集落方面を見る。すでに300mくらいは、登っている。登山口手前で舗装路は終わる。

登山口付近は、紅葉だ。コンクリートの間にある登山道を登る。

階段を上がると右側からの道と交差するが、まっすぐ登る。

すると、しばらく杉林のアキレス腱が伸びきるような急な登山道を登る。前半の難所?道が悪いわけではなく、楽と書かれていた割には、思わぬ急坂だったという意味だ。

すると、鳥居のある尾根筋に出る。鳥居をくぐると、3つの廃墟となった?社を通過する。3つ目の社が最大だ。

実は、ここからが本番で、傾斜の少ない広い尾根がこれでもか!これでもか!と続く。

写真を撮りながら歩くと、バスで一緒だった人達からドンドン遅れる。

小春日和のカヤト林から見る青空は、気持ちよかった。

落ち葉に埋もれた広い尾根道は、踏み跡すらも確認できないくらい。

ただ、一本道を信じて歩いた。

取り残されて歩く。踏み跡ってどこ?でも、一本道?尾根。

そして、紅葉。

バス停から4時間近く、広い尾根道から斜面を少しづつ下り始めると突然、水場に着く。ここから避難小屋は、すぐだ。

今日の山行の終了は近い。

水場から歩いて3分?で、今日の目的地、鷹の巣山避難小屋に到着。

中は、綺麗に使われていて気持ちよかった。机が置かれた右の奥には、トイレがある。

ここで、夕食にしたのだが、写真を撮るのを忘れた。

午後になってガスに覆われ、気温も10°以下に下がった。その上、夜になり雨が降り出したので、明日の天気が気になった。

しかし、翌朝は快晴で鷹の巣へ向かう登山道から雲海?と富士山が見えた。

また、鷹の巣山山頂手前から雲取山が綺麗に見えた。

避難小屋から、あっけなく山頂到着。