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国立新美術館 企画展「マティス 自由なフォルム」

2024年03月20日 13時28分48秒 | 東京都

国立新美術館。企画展「マティス 自由なフォルム」。東京都港区六本木。

2024年3月13日(水)。

切り絵というと熊谷守一を想起するが、アンリ・マティスも作っていたのかと思った。二人ともフォービズム(野獣派)から出発したというのも面白い。フォービズムといえば、1990年ごろ、長谷川利行を探っていた時期が懐かしい。

3月10日にEテレ「日曜美術館」がアンリ・マティス特集だったので見た。マティスは、「色彩の魔術師」といわれるが、1990年前後にコペンハーゲンかストックホルムの王立美術館で数点を見て、なるほどと納得した。また、ニューヨークの近代美術館MoMAで「ダンス」を見たときも衝撃を受けた。本当にダンスを踊っている躍動感を感じたからだ。それが、踊り場のような場所に展示されていた。1920年代後半からパリで活躍したジャズダンサーのジョセフィン・ベイカーがモデルになっているのだろう。

アンリ・ マティス1869-1954】 元々は法律家を志して法律事務所の書記として働いていたマティスですが、盲腸炎の療養中に絵画に心を惹かれ、導かれるようにパリへと出てきます。当初は写実的な絵を描いていましたが、より自由な表現を求め、激しい色彩と大胆な筆致の野獣派というスタイルを生み出します。野獣派の活動は短期間で終結しますが、その後も芸術へのあくなき探求は続き、やがて線や色彩を極限まで単純化した切り絵の世界へと到達しました。

Eテレで紹介されたように、ちょうど国立新美術館でマティス展が開催されているので、行こうとネットで調べると、当日2200円が身障者無料だったので微笑んだ。

サントリー美術館で開催されている「織田有楽斎」展を鑑賞してから、徒歩10分弱で国立新美術館に着いた。フランス語話者が多かったし、小学生団体も多かったので混雑していた。写真撮影は後半から許可されていた。

企画展「マティス 自由なフォルム」

2024年2月14日(水) ~ 2024年5月27日(月)

20世紀最大の巨匠アンリ・マティス(1869-1954)。自然に忠実な色彩から解放された大胆な表現が特徴のフォーヴィスムの中心人物としてパリで頭角を現します。後半生の大半を過ごすこととなるニースではアトリエで様々なモデルやオブジェを精力的に描く一方で、マティスは色が塗られた紙をハサミで切り取り、それを紙に貼り付ける技法「切り紙絵」に取り組みます。

本展はフランスのニース市マティス美術館の所蔵作品を中心に、切り紙絵に焦点を当てながら、絵画、彫刻、版画、テキスタイル等の作品や資料、約150点を紹介するものです。なかでも同館が所蔵する切り紙絵の代表的作例である《ブルー・ヌードⅣ》が出品されるほか、大作《花と果実》は本展のためにフランスでの修復を経て日本初公開される必見の作品です。

本展ではさらに、マティスが最晩年にその建設に取り組んだ、芸術家人生の集大成ともいえるヴァンスのロザリオ礼拝堂にも着目し、建築から室内装飾、祭服に至るまで、マティスの至高の芸術を紹介いたします。

マケットMaquetteとは 模型、雛型 のこと。

カズラ(ラテン語: casula、チャズブル chasuble)は、カトリック教会の司祭などが着用する祭服で、ミサ・礼拝の時に、アルバ(アルブ)やストラ(ストール)の上に着用する。外見はポンチョに似た貫頭衣である。教会暦の時節に従って決められた典礼色(祭色)のものを用いる。

皇居東御苑 富士見多聞 寛永期天守復元模型 二の丸庭園



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