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小林鷹之氏 旧統一教会の教義に共感する発言は「記憶にない」支持の半数近くは安倍派の中堅・若手

2024年08月19日 21時51分38秒 | 社会

旧統一教会の教義に共感する発言は「記憶にない」と小林鷹之氏 自民総裁選に出馬を表明

2024年8月19日 東京新聞

 

自民党総裁選への立候補を表明した小林鷹之氏=国会内で(木戸佑撮影)

自民党の小林鷹之前経済安全保障担当相(衆院千葉2区、4期)が19日、国会内で記者会見し、9月に行われる党総裁選への立候補を表明した。

小林氏は2021年7月、選挙区の千葉県八千代市で開かれた世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の友好団体が共催したイベントに出席。このイベントに参加した男性によると、小林氏はあいさつの中で旧統一教会の教義に共感を示す発言をしていた。小林氏は記者会見で、この点について「ご指摘いただいたような発言をした記憶は一切ありません」とあらためて否定した。

◆説明に疑問「一見して旧統一教会系の催し」

小林氏は、2022年8月の記者会見でも「一言一句は覚えていないが、発言はしていないと思う。旧統一教会の教えを存じ上げないので、それを肯定するような発言はしていない」と述べている。

小林氏は8月19日の記者会見で、2021年7月のイベントに参加した経緯について「地元の方々から誘われ、自転車レースみたいな感じだったが、地域のスポーツ行事という認識で参加した。今振り返れば、主催者の確認をもっと本当に徹底してやっておけば良かったなと、ある意味軽率だったと反省している」と説明。

その上で、「ただ、過去に選挙支援の依頼をしたことも、金銭のやり取り含めて、一切関わりはない。現在も当然、関わり合いはないし、今後も持つつもりはないし、そうならないようにしっかりと気をつけていきたい」と強調した。

総裁選への不出馬を表明している岸田文雄首相が、旧統一教会への解散命令請求に踏み切ったことを念頭に、「岸田総理の旧統一教会に対するスタンス、これを私もしっかりと堅持していく」とも語った。

イベントに参加していた男性は、小林氏の記者会見での説明について、「地元でも有名な教会幹部が複数出席するなど、一見して旧統一教会系の催しだと分かるものだった単なる地域のスポーツ行事と認識していたとは信じがたい」といぶかしむ。「総理大臣になろうとする人、あんなエリートで色んな人種とコミュニケーションを取っている人が、統一教会かどうか把握する判断力がないわけがない」とも話した。

旧統一教会関連団体のイベントに出席した小林鷹之氏(参加者の男性提供、2021年7月31日撮影、一部画像処理)

◆「一人一人に思想信条を聞くのは限界がある」

記者会見では、「小林さんの地元の有力な支援者の中に、複数の統一教会の関係者、地区の幹部がいることを確認している。厳しい対応を取れるのか疑問だ」との質問も出た。

これに対しては、「それぞれの人が私人で、一人一人のプライバシーにおそらく関わる話。思想信条、あなたは何を信じていますかと一人一人聞くことは限界があることは、認識いただきたい」と答えた。

2021年7月のイベントに参加していた男性は、小林氏の一連の発言を受けて、「政治家にとって、旧統一教会とのつながりが発覚することは今や政治生命が終わる問題だし、教会側からしても、それまで蜜月だったのに自民党から手のひらを返されて解散命令請求を受けた。お互い、もう付き合いたくない心情は一致しており、小林氏も今後付き合いを持つことはないだろう」と語った。(宮尾幹成、加藤豊大)

 

小林鷹之氏を支援する議員は誰? 出馬会見の同席者リスト 自民党総裁選 「われわれは派閥の枠組みで動いていない」

2024年8月19日  東京新聞

 

自民党総裁選への立候補を19日、表明した小林鷹之前経済安全保障担当相(衆院4期)。記者会見には、2012年の初当選同期を中心に20人を超える中堅・若手議員が同席した。司会は武部新衆院議員が務めた。

総裁選に立候補するには、党所属国会議員20人の推薦が必要となる。

◆半数近くは安倍派の中堅・若手

小林氏は記者会見で「『脱・派閥選挙』を徹底する。旧派閥に支援は一切求めない。自民党は生まれ変わる。私たちの姿を党員、国民の皆さまに見ていただきたい」と訴えた。出席議員の一人も「われわれはもう、派閥という枠組みで動いていない」と話した。

小林鷹之氏の記者会見に同席した国会議員=国会内で(木戸佑撮影)

 

同席者の顔触れは、解散を決めた安倍派に所属していた議員が半数近くを占めた。小林氏は解散を決めた二階派の所属だったが、2021年の前回総裁選では安倍晋三元首相が推した高市早苗経済安保担当相の推薦人になるなど「タカ派」として知られ、小林氏のスタンスに共鳴する中堅・若手が集まったとみられる。

出席した安倍派議員は本紙の取材に、立候補が取り沙汰される小泉進次郎元環境相への支援を打診されたと明かした上で、「浮気をせずに、保守派の小林さんを支援したい」と力を込めた。

福田達夫元総務会長は、報道陣に「仲間で話をする中で、自然と『小林がいい』という話になってきた。同期も、期が違う人もいる。先輩の方々にもいろいろ話をしている中で、今回小林を押し出そうというふうになった」と語った。(佐藤裕介、近藤統義、宮尾幹成)

     ◇

小林氏の記者会見への同席が確認できた国会議員は次の通り(順不同、麻生派以外は解散を決めている)。

【安倍派】

大塚 拓(衆院5期)

福田 達夫(衆院4期)

細田 健一(衆院4期)

和田 義明(衆院3期)

宗清 皇一(衆院3期)

鈴木 英敬(衆院1期)

塩崎 彰久(衆院1期)

吉田 真次(衆院1期)

松本 尚(衆院1期)

小森 卓郎(衆院1期)

石井 拓(衆院1期)

【二階派】

武部 新(衆院4期)

高木 宏寿(衆院3期)

中曽根 康隆(衆院2期)

岩本 剛人(参院1期)

【麻生派】

山田 賢司(衆院4期)

斎藤 洋明(衆院4期)

務台 俊介(衆院4期)

【岸田派】

岩田 和親(衆院4期)

【森山派】

鬼木 誠(衆院4期)

【無派閥】

大野 敬太郎(衆院4期)

熊田 裕通(衆院4期)

勝目 康(衆院1期)

森 由起子(衆院1期)

 


東条英機は「10万人の英霊に申し訳ない」で軍人240万人を死なせた

2024年08月19日 21時11分51秒 | 歴史

東条英機は「10万人の英霊に申し訳ない」で軍人240万人を死なせた

2022/09/09  日刊ゲンダイ 保阪正康 作家

 

 東條の妥協のない戦争への論理は、閣議でも声高に叫ばれ、対米交渉を継続しての解決は無理であることが確認された。近衛を小声で励ます閣僚もいたが、東條の戦争むき出しの言には、恐怖を感じるほどだったとの証言も私は確認した。

 なぜ東條はこれほど露骨に対米交渉を壊し、9月6日の御前会議の決定を守れ(すなわち対米開戦)というのだろうか。私は次の世代として、東條の人物像を確かめるために評伝を書いたことがある(昭和57年に刊行)。その取材で東條周辺の人物や海軍、政界、官僚などに数多く会っている。そこで分かったことだが、東條の性格は一本気で、妥協とか譲歩、果ては自省などに欠けていた。

 加えて他人と議論する心理的余裕に欠けていることも裏付けられた。自分の属する集団の価値観にこだわり、国家的な視点もないことを周辺の軍人でさえも指摘していた

 

 東條は近衛内閣の一員として、近衛を支える意思はなく、陸軍の強硬派の意見(自らもそれに賛成だったとなるわけだが)を代弁することこそ、自らの役割だと信じていたのだ。東條は近衛や豊田外相、及川海相らの交渉継続派の説得は、自分や陸軍の考えを否定する行為だと受け止める性格であった。

だから近衛との対話では「ときには清水の舞台から飛び降りる覚悟が必要だ」と言ったり、慎重な見方に傾く近衛に「性格の相違ですなあ」と言ったり、国事の重要事を話し合っているにもかかわらず、個人的な性格で事を処理しようと試みていたのであった。

 

 中国からの撤兵について、東條は近衛に「10万の英霊の血で獲得した中国での権益を失うことは彼らに申し訳ない」と言ったこともあった。日本の軍事指導者の好む論理であった。しかしここには歴史的な透視図がない。10万の英霊で獲得した権益を守るために、これからもさらに英霊が増えていくのではないかとか、10万の英霊が教えてくれたのは他国の領土を奪うことにこれほどの犠牲を生むのだ、それを教訓とせよということではないか、と考える姿勢に欠けていたことであった。

 結果的にどのようになったかは歴史が示している。日中戦争、太平洋戦争で240万の軍人軍属兵士が犠牲になった。実際はもっと多くの戦死者がいたはずであったが、実数は不明である。東條の論理の結果というべきであった。 


礼文島 桃岩 猫岩 北のカナリアパーク

2024年08月19日 09時03分05秒 | 北海道

猫岩。桃台猫台展望台から。礼文町香深村。

2022年6月17日(金)。

宗谷バスの定期観光バスに乗り、礼文島北部にあるスカイ岬、レブンアツモリソウ群生地、スコトン岬を見学して島の南部にある桃台猫台、北のカナリアパーク方面へ向かった。香深フェリーターミナルを経由して、まず桃台猫台という展望台の駐車場へ着いた。

桃岩は大きな桃の様な姿が名前の由来となっている。午後に山側の高台にある桃岩展望台からトレッキングルートを少し歩いたが、桃岩展望台からは桃の姿は分からない。

桃岩。展望台への途中から。

桃岩荘ユースホステル。

猫岩は、猫が海を眺めているかのような姿に見える。

猫岩。猫が背中を丸めて海を眺めているように見える岩。

桃岩。展望台からは桃岩と猫岩を一度に展望できる。

元地海岸。

番屋。

北のカナリアパーク。「麗端小学校岬分校」。礼文町香深村フンベネフ。

映画「北のカナリアたち」の記念公園。実際に撮影で使用した校舎の中には、当時の写真や衣装を展示しており見学することができる。映画「北のカナリアたち」は2012年公開。監督は阪本順治。吉永小百合主演。湊かなえ原作の短編集『往復書簡』に所収された「二十年後の宿題」を原案としている。吉永小百合、森山未來、満島ひかり、勝地涼、宮﨑あおい、小池栄子、松田龍平らが出演。

撮影は2011年12月1日にクランクイン、札幌、稚内、サロベツ、利尻島、礼文島において約2カ月にわたり冬パートの撮影が行われ、2012年7月1日より利尻島、礼文島で夏パートの撮影を再開、7月18日の礼文島での撮影を最後にクランクアップした。

小学校の撮影には既存の分校を撮影に使う案もあったが、平屋の木造校舎というイメージに合う建物が見つからなかった。撮影担当の木村大作は島の自然を捉えることにこだわり、利尻富士の見える候補地にセットを作ることを進言した。このセットは撮影後も保存され、2013年7月27日に「北のカナリアパーク」として一般公開された。

レブンソウ。レブンソウ(礼文草、学名:Oxytropis megalantha)は、マメ科オヤマノエンドウ属の多年草。北海道礼文島の固有種。礼文島の桃岩展望台や桃岩歩道などで見られる。草丈は10〜25cm。1本の花柄に数個〜十数個の紫色の花を上向きに咲かせる。花期は6〜7月。和名の由来は、礼文島でのみ見られるため。

 

定期観光バスの終点である香深港フェリーターミナルへ戻り、近くにある礼文町郷土資料館を見学しに向かった。

礼文島 レブンアツモリソウ スカイ岬 スコトン岬