Invalid Life

「演歌・オブ・ザ・デッド」公式ブログ
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プラネット・オブ・ザ・デッド

2007年09月15日 06時21分22秒 | 映画・DVD・テレビ番組
原題:Raiders of the Damned
2005年アメリカ
監督:Milko Davis
脚本:Mike Ezell
出演:Richard Grieco(逝ってる科学者)、Thomas Martwick(敵ボスやけどこいつが主人公やろ)、Elijah Murphy(捕まった科学者のリーダー)、Amanda Scheutzow(科学者のリーダーの助手)、Gary Sirchia(救助隊リーダー)、Laura Zoe Quist(一応主人公?)、Russell Reed(敵側副官)、Laurie Clemens(救助隊員)、J.C. Austin(救助隊員)、Vic Alejandro(逝ってる科学者の相方)他

これ、結構面白くないです。はい、つまんないですよ。でも、なんかね、個人的に気に入りましたよ。DVD買うほどじゃないけど。

一応敵はゾンビなんですが、この映画のゾンビは、武器とか普通に使うし、ちゃんと喋るし。肉体が徐々に腐っていくのと、人肉を食べる、見た目、それら以外は人間と変わらないんですよね。軍人ゾンビ側はちゃんと軍隊として組織されてるし。人間側よりも纏まってるし。

ネタバレはあるけど、別にそんなん関係ないと思いますよ。

話としては、空気感染でゾンビになっちゃう時代なわけですが、ゾンビ達は一応壁みたいなもので、人間界とは別けられてます(よね?)。科学者のリーダーは唯一ヘリコプターを操縦出来る人を連れて空から研究の為にゾンビを空撮してるわけですが、低く飛び過ぎた為に、ゾンビ側の攻撃にヘリは墜落、助手と共に、昔は人間側の軍隊を率いていたクロウ(親しい友人はX『エックス』と呼ぶ)大佐の捕虜になっちゃいます。

科学者側は救助隊員四人(だけかよ)を派遣します。ゾンビと人間世界の壁は、なんか変な機械で空間をねじ曲げて突入します。そこからゾンビとの緊張感のない戦いが続き、やっとのことで科学者のリーダーを救出(でも壁からの脱出場面にはいなかったけどさ)しました。シャンシャン総会な終わり方です。

まぁ、救助隊のリーダーが取り残されてるとか、多分ゾンビの子供を宿してしまった助手とか、最後に何故か顔半分おかしくなってる逝ってる科学者とか、全部ほっぽってるのが凄いところではありますが。

ゾンビがほぼ人間と変わらないとか(外見は違い過ぎるけど)、一応話の大まかな筋は整えてるとか、まぁ、好意的に評価出来る部分はあるんですが、やっぱつまんないもんはつまんない、おもんないもんはおもんないと言いたいよね。こういう映画に言えることは、アイデアだけがあって、それを纏めるとか精査するっていうことがなく、しかもそれを予算や時間がないっていうことを隠れ蓑にして誤魔化そうということが多いっていうことです。

でも、こんな映画、大好きです。はい。愛せないバカ映画ですけどね。


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