5番の刺繍糸

趣味の針仕事・庭仕事・料理を中心に、日々のあれこれを綴ります。

一文字型は、義母のため

2011年02月10日 | ビーズ

昨年10月、鹿児島に帰省した際に、
義母が楽しそうに、私の作ったビーズリングを手に取っていました。
普段、アクセサリーをすることのない義母ですが、やはりそこは女同士(笑)、
ひとしきり、あんなビーズがある、こんなアクセサリーが出来ると話をしていました。
その中で義母に私が指輪を作ることになり、色合わせもしていました。
それがこのブラウンゴールドのパールで、
“これで何かシンプルな指輪を”と約束したのです。



それが、刺しかけのクロスステッチ一掃に集中した11月、
妹と甥っ子の逗留の内に過ぎた12月、
さらに、“シンプルな指輪だからあっという間...”という油断も相俟って、
気付いてみれば、約束から4ヶ月近くになっていました。

“お義母さん、ごめん!”そんな気持ちを込めまして、
毎年義父に送るバレンタインのチョコレートに、絶対同封する、
という目標を1月下旬に立て、やっとゆうべ(!)作ることが出来ました。



パール、丸大、丸小を使って、テグスで編んでいきました。
恐らく、中央にモチーフのない、
一文字型の指輪が義母の好みだと感じましたので、
控えめなデザインにし、ビーズの種類も少なくしました。
色は、ブラウン~ゴールドのグラデーション。

多分義母は、出来上がってくるのはパールが2列並んでいるだけの指輪.....
と思っているので、少なからずびっくりしてくれるとは思うのですが、
さて、気に入ってくれるかどうか、はたまた、指にぴったりはまるかどうか、
ちょっと私もドキドキしています。



そしてこちらも、義母への指輪。
リクエストにはなかったのですが、
ボタンカットのガラスビーズと丸小ビーズで編んでいます。

デザインに凝りたい気持ちをぐっと抑え(笑)、
このモチーフがぐるりと一周するだけ.....いや、それすらも止めて、
モチーフは3つだけにし、あとは丸小でごく普通にリング部分を作るに止めました。

こちらは、塗りの剥げが目立つパーツもありませんし、
また、(私の好きな(笑))爪付きのラインストーンやスワロで、
洋服に引っ掛ける心配もありません。
そういう意味でも、使いやすさを最大限に考慮してあります。
しかし、控えめとはいえ、ガラスビーズは光でキラキラと輝きますので、
義母にも、楽しんで欲しいと思っています。



そしてこちらは、ブラウンゴールドの指輪と同じ編み方で、
パールをガラスビーズに替えて作ったものです。
これは自分用にと最後に作ったのですが、実は若干きついことが判明し(笑)、
急遽、友達にプレゼントすることにしました。
また、自分用には編み直さねば.....
そのときには、もうちょっとガツンときつい黒でもいいかも。



このデザイン、パーツや配色をアレンジすると、
色んな雰囲気になりそうで、ちょっと楽しみ!
V字にしても素敵ですね。

指輪とバレンタインのチョコは、今さっき発送してきました。
あとは、両親からの連絡を待つとしまーす。







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