もちろん、被災地や被災者の皆様に何ができるか…を悩んでいる毎日なのだが、それでも業務は、東京にいる限り回っている。
今、最も悩ましいことは「要介護5、脳性まひの利用者を受け入れるデイサービス探し」である。
この方、不随意運動があり、食事排泄は全介助である。しかも要望は「運動ができるデイサービス」である。医師からも、運動継続が出ている。
ところが、受け入れる側が難色を示す。理由は、「食事排泄にワーカー1人が取られるのが厳しい」ということ。
確かに、どの事業所もかなりキツい。人件費ギリギリでやっている。その中で、一定の時間を1人の利用者に裂くことは、他の利用者の安全確保が困難。
これが「介護保険の事業所」の実態である。
この現実を厚労省はどう見ているのか…たぶんスルーだろう。
では事業所のエラい人は…やっぱりスルーだろう。
介護保険にした結果、企業論理=コストを下げて収益を…が主軸になっている。これは、今回の地震被災地に於ける被災者に対する政府や日赤の義援金処遇と近いものと感じる。
なぁ、皆様。
自己責任でない現状に、何かの手を差し伸べねばならない現実に対し、企業論理で区切ってよいのだろうか?
その現実を、皆様は受容できるでしょうか?
私は日夜悩み続けるのであります。
今、最も悩ましいことは「要介護5、脳性まひの利用者を受け入れるデイサービス探し」である。
この方、不随意運動があり、食事排泄は全介助である。しかも要望は「運動ができるデイサービス」である。医師からも、運動継続が出ている。
ところが、受け入れる側が難色を示す。理由は、「食事排泄にワーカー1人が取られるのが厳しい」ということ。
確かに、どの事業所もかなりキツい。人件費ギリギリでやっている。その中で、一定の時間を1人の利用者に裂くことは、他の利用者の安全確保が困難。
これが「介護保険の事業所」の実態である。
この現実を厚労省はどう見ているのか…たぶんスルーだろう。
では事業所のエラい人は…やっぱりスルーだろう。
介護保険にした結果、企業論理=コストを下げて収益を…が主軸になっている。これは、今回の地震被災地に於ける被災者に対する政府や日赤の義援金処遇と近いものと感じる。
なぁ、皆様。
自己責任でない現状に、何かの手を差し伸べねばならない現実に対し、企業論理で区切ってよいのだろうか?
その現実を、皆様は受容できるでしょうか?
私は日夜悩み続けるのであります。