DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

戦争は起こるのか

 ヨーロッパ各国のロックダウンにより、EUは解体に向かうのではないか、と言う議論がすでにヨーロッパでは出て来ている。つまり分断が進むのは間違いないと見られている。
 となれば、戦争の危険性、ストレートな表現をすれば第3次世界大戦を危惧する意見も出て来る。
 とはいえ、私は世界大戦は確率は低いだろうと考えている。何しろ相手国に攻め込むこと自体がパンデミックのリスクなのだから(空爆なら3密は避けられるが、現代のテクノロジー社会で、社会インフラの破壊など経済的損失を与えることは占領を目論む自国にとっても損失以外の何者でもない)。争いになるリスクと言えば、A国の得意な生産物とB国の得意な生産物の流通がうまく行かなくなることくらいしかない。これについては、イアン・ブレマーは政府ではなく個人やNPOが力を発揮すると言っている。
 難民問題も、すでに移動への厳しい制限により、移民問題ではなく政情不安定国の内政問題になっていると思われる。
 残念ながら、コロナ問題で手一杯で、最近の中東、北アフリカの難民問題の報道がなくなってしまい、現地の状況が全く分からない状況で、推測のベースになる事実も分からない状況だが、少なくともイスラム教徒がモスクに集まることすら控えているような状況で、反政府勢力が活発な活動ができるとは到底思えない。武器だって武器製造産業があってのもの。様々な工場操業が止まっている中、兵器製造産業がまともに回っている訳がない(もっとも、そんな産業はブラックだから、今でもラインを止めていない、と言うことはあり得るが)。もはやそうした貧困国も、第一の問題は先進国同様、医療崩壊危機への対応、衛生管理の向上であり、むしろ医療機関、医師個人で連帯していると考えるのが妥当。
 と言うことで、まずはパンデミック収束に専念すれば良い、戦争の心配などで余計な国家予算コストを割くべきではない。
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