見出し画像

DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

ジャン=リュック・ゴダール 反逆のシネアスト@盛岡ルミエール

#今日もなんかうまくいかない日だなあ。北上線無料乗車券は配布終了、何しに北上まで行ったんだか。錦秋湖の紅葉楽しみにしてた来週の予定どうしよう。傘もなくしかけたし。
と言うことで、盛岡に戻って、映画館へ。昨年亡くなったゴダールの追悼映画は観となかいと。そろそろSPYxFAMILY劇場版の前売りも出そうだし。盛岡ルミエールはサンダーバード映画以来かな。
観客は少ない。やっぱり盛岡では受けなさそうだな。
なんというか、見れば見るほど、ゴダールの歩んだ映画道はロック史に瓜二つだ。ビートルズから少し遅れて映画史に登場した彼、ずば抜けた才能で映画をひっくり返し、その後も激しく浮き沈みを繰り返しながらも、映画史に大きな衝撃と足跡を残す。
ロックとゴダールにほとんど接点はない。YMOが中国女を引用したことくらいしか、私は寡聞にして知らない。英仏海峡を隔てて、全く異なるアプローチをしているにもかかわらず、ロック史とゴダール史(映画史ではない)はそっくりだ。一方はベトナム戦争を批判し、他方は共産主義を「革命」の名の元に、称賛するような皮肉を送るような政治的語り口を見せる。
孤高、という意味では、ロックよりもサリンジャーみたいなビートニク文学と比較すべきなのか?でも80年代、90年代にも金字塔的作品を送り出したゴダールは、ロック的だ。そして、ロックと違うのは、欧米諸国だけでなく、共産主義圏にまで影響を与え、受けていること(ウォーホルのポップアートか?)。
相似形であることは感じ取ったが、謎は謎のまま。少なくとも、20世紀後半からのサブカルチャーの百花繚乱の中の、映画という文化の全てがゴダールだった。それ以上でもそれ以下でもない。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「映画・演劇・美術」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事