DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

祖国を捨てる覚悟の思想

 「マッサン」の主人公エリーは夫政春の「日本で最初のウヰスキーを作る」と言う夢に共感して祖国と家族を捨てて日本へやってくる。相対する相武紗季演じる優子は、「一番大事なのは家族、その家族を裏切る人は信じられない」、と言うそしりにも負けず、2人は日本でウヰスキーを作る道を探す。
 このストーリー展開、まさに日本の被災地報道で私がやって欲しい姿勢だ。被災地報道のほとんどは地元に戻って暮らしたい、と言う人の取材ばかりだが、そういう人たちはお年寄りが多い、長期的な復興にはもっと若い人たちにも目を向けなければならない。彼らの中には地元には戻らずに新天地で夢を探している人たちも多いはず。そういう人たちの立場が世の中的に優子的な視点から冷たい目で見られたり、少なくとも関心を持たれていないことは問題がある。主人公のように家族を飛び出し、故郷を飛び出して夢をつかもうとする若い人たちを応援することも、これからの日本にとって大事なことではないか。
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