DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

日本もG7諸国ももどかしい

今年の長崎原爆記念式典はイスラエル問題でひと悶着あった。長崎市がパレスチナを攻撃するイスラエルに招待状を送らなかったことに対し、G7諸国がイスラエル擁護に回って式典参加をボイコットした。結局長崎の式典はイスラエルもG7諸国も不参加となったが、なんともモヤモヤした結末だった。
日本側について。この式典は平和を目指すものではあるが、何よりも世界中に原爆の悲惨さを伝えるのが趣旨である。それを考えると、とイスラエルに対して取るべき態度は、不招待ではなく、首根っこを捕まえてでも出席させる「招集」があるべき姿だったのではないか。その意味では、不招待にも関わらず、個人的な意思で広島に献花したロシア外交官は、とりあえずこの件ではあっぱれと言わざるを得ない。
さて、それ以上に問題はG7諸国である。まさかここへ来てまでイスラエルに同調するとは思わなかったが、これによってユダヤマネー/ユダヤロビーの極悪さが東洋からでもはっきりと理解できたことが大きな学びであった。安保では、日本はアメリカの犬に成り下がっている、という言説はあちこちで聴くが、さらにその上に、アメリカやイギリスを牛耳るユダヤマネーの存在が、長崎で見せつけられたわけである。
反ユダヤによるホロコーストをはじめとしたユダヤ人差別への反省は当然のことで、ユダヤ人に対する養護の姿勢は理解できるが、反シオニズムはそれとは全く別次元の話である。「約束の地」エルサレムに帰るためには、パレスチナ人を追い出しても良い、と言うアラブ人に対する優生思想であり、ユダヤ民族自身がナチスのホロコーストをなぞっている訳で、そこはきちっと分けて考える話。アメリカの大学生がいくらFREE PALESTINEを叫んでもイスラエルを擁護するのは、ユダヤマネーの極悪な力に他ならない。
まあ、陰謀論におけるディープステートというのもこれに近いのかもしれないが、少なくとも東洋の地から見て、今回のG7諸国の長崎ボイコットは異様という他ない。ウクライナ侵攻さえなければ、ロシアを支持したいくらいだ。
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