DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

Sven Vath World Tour @ WOMB

 Sven Vath は自分がクラブ通いを始めた1994年にはすでにキャリアがあったし、阪神淡路大震災直後に遊びに行ったのも覚えてる。やっとナイトライフの扉を開けた頃に、日本は大震災とオウム事件を続け様に経験する、そんな時代だった。24年くらい経って、僕はまだこうしてテクノの現場に生き残ることができた。あの頃ほどハッピーではないものの、まだフロアに立って遊べる身分でいられることには感謝もするし、誇りに感じても良いんじゃないかと思ってる。その後も彼は積極的に何度も日本でプレイし(と言うか指摘ここWOMBは彼にとって東京の拠点と言えるほどレギュラーでパーティをやっている)、クラブピープルの年代を越えて愛されている。僕はご無沙汰なのだが、個人的に予定が空いたので、現在も伝説で居続けるスヴェンヴァースのプレイを見に行くことに。
 例によって、1時間半ほど仮眠して、最終電車で渋谷道玄坂に向かう。さすがにnew year's eveほどは盛り上がってないが、それでも渋谷西口は人は多い。せっかくの渋谷だから、東横線の時刻表を見に行く。7時台はほとんど特急がない。今は東海道線経由だが、料金の関係から東急線経由にしたいの。だが、なかなか厳しい。
 フロアに到着、テクノでは久々に激込みのフロア。
 Sven Vathと言うより、ジャーマンハードトランステクノ自体がひさしぶりだ。直球テクノでもなければサイケデリックトランスとも違う。この1990年代の音が現在でもフロアを揺らすんだ。そしてSvenはopen to lastのロングセットでスピン、健在だ。
 僕はと言えば、体調が悪いのか、いまいちノレてない。あるいは、懐かしさのあまりメランコリックになったか。
 それにしても、今回も客層は外国人が半分以上。日本でジャーマンハードトランスが認知されてるのか、単に外国人クラバーにとって東洋でクラブを体験することがステータスなのか、よく分からない。なんにせよ、下手な海外旅行より、WOMBに来る方が「ここはどこか異国だぞ」感がハンパない。
 今日は後半は眠気がひどくて話にならない。メインフロアを抜け出し、やっぱりテクノなラウンジで休んだりもしたけれど、ただ単にフロアにいるだけ状態。不完全燃焼だったな。まあ大人なんだから無理せず、予定の4:30になっても終わる様子がないので、強制的に引き揚げる。銀座線の始発電車で帰途へ。2週間後にTORTURE GARDEN JAPAN があるが、もうさすがにfetish party はきついかな。何年も前から、中年太りでボディフィットなサイバーウェアは入らないし、入ったとしても格好悪い。さらに、ウェアを新調するほどの経済力も今はない。とりあえず普通のナイトライフはこれからも続けたい。
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