詩を口ずさみ続け
眼を凝らし耳を澄ませていると
辿り着くのは
小さな小さなハザマなのだった
詩と死の間に横たわる
ハザマなのだった
ひとひとりがやっと立っていられる
ハザマなのだった
つめこまれたあなたとわたしは誰かとわたしは
向き合うことはせず 尋ね合うこともせず
透明な影のように ただそこに立つことを選び
吐息は聞こえるというのに
鼓動は速くなっているというのに
紡ぐ祈りの意味さえ知らず 薄く平らに 透過させていくのだった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/7e/2e82cead9a83f86df5dc0dbe703835e3.jpg)
眼を凝らし耳を澄ませていると
辿り着くのは
小さな小さなハザマなのだった
詩と死の間に横たわる
ハザマなのだった
ひとひとりがやっと立っていられる
ハザマなのだった
つめこまれたあなたとわたしは誰かとわたしは
向き合うことはせず 尋ね合うこともせず
透明な影のように ただそこに立つことを選び
吐息は聞こえるというのに
鼓動は速くなっているというのに
紡ぐ祈りの意味さえ知らず 薄く平らに 透過させていくのだった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/7e/2e82cead9a83f86df5dc0dbe703835e3.jpg)