【エルサレム=山尾有紀恵、ワシントン=望月洋嗣】イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの空爆によるパレスチナ側の死者が109人に達した、とAFP通信が19日に伝えた。エジプトなどの仲介による、イスラエルとガザを実効支配するイスラム組織ハマスとの停戦交渉をめぐる動きが活発化している。
イスラエル軍は19日、18日に空爆したハマス系のテレビ2局など内外メディアが多数入るビルを再び爆撃し、1人が死亡、4人が負傷した。殺害されたのは武装組織イスラム聖戦の幹部だという。ガザでは、19日だけで32人が死亡した。
ハマスの政治部門トップ、ハレド・メシャール氏は19日、カイロで会見し、イスラエルに対し、ガザへの攻撃と境界封鎖を停止すれば、停戦に応じる用意があると主張。同氏はイスラエルがエジプト、トルコなどを通じ、ハマスに停戦を申し入れたとした。
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