「ゲーミフィケーション」という言葉があります。
これは、ゲームの手法やデザインを応用して課題を解決する手法です。
まるでゲームを楽しむかのように参加者のモチベーションをアップさせる仕掛けで、航空会社のマイレージサービスをはじめ、企業の集客や消費促進などに利用されています。
例えば、私はなるべく歩数計を持ち歩きますが、歩数計が回るのが楽しくて、なるべく階段を使うし、ちょっとした距離なら歩きます。
その結果はインターネットを通じてサイトに送られ、1日1万歩を超えると「目標達成」というお祝いのメールも届きます。
こうした試みは利用者の楽しみを喚起し、歩数計や関連サービスの認知度向上につながるでしょう。
なぜゲーミフィケーションの仕掛けに効果があるのでしょうか。
実は現代の経済学や行動科学により、私たちの行動原理はほとんど、「インセンティブ」といわれる動機付けや誘因によって支配されていることが分かってきたからです。
すなわち何らかのごほうびがあるから、そこに向けて私たちは行動するのです。
諸外国ではゲーミフィケーションを徴税にまで応用しています。
例えば台湾では、店で買い物をしたときに発行されるレシートになんと抽選券が付いていて、2カ月ごとに最高額で200万台湾元(約530万円)の賞金が当たるのです。
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