ササゴイ (笹五位) は、後頭部に冠羽がある 全長約50センチほどの小形のサギで、日本には夏鳥として渡来してきます。 群れを作らない孤独性で、食事に出る朝夕以外の昼間は樹上で寝ています。 それだけに中々見えない(観察&撮影できない)珍しい部類の野鳥です。

和名の「笹五位」は、翼が(羽縁が白い為に)笹の葉のような模様に見えるところから来ているらしいのですが、「五位」というのが判りません。 後頭部の冠羽から来ているのかも知れませんね。
足と目(虹彩)が黄色なのも特徴の一つです。(↑)(↓)

タイトルに「若鳥」と付けたのは、親鳥の体下面は灰色で中央に白いラインがあるのですが、(↓)のように、胸から腹の中央部が白色で、その周りを囲むように黒褐色の縦斑がある(→ 見方次第では、逆に 灰色の腹に白い縦縞模様がある、と言えるかも)のが、第1回夏羽の若鳥 の特徴だそうです。(↓)

鳥の換羽(かんう)は難しくて、私めは、正直 まだ良く判りませんです。
(画像をクリックすれば大きくなりますので、お試し下さい)