年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

プリンターのインク代 ~ ビジネスモデル (2012年1月)

2012年01月29日 | 日々雑感

私め、多機能プリンター、エプソンのカラリオEP-802Aを2年前にアマゾンで買いました。
(→ その時の投稿記事が こちら )

このプリンター、 印刷中にインク6色各色の残量が棒グラフ的に表示され、どれか1色でもインクが切れると印刷できなくなってしまいます。
 また、インク残量が少なくなるとインクカートリッジをエプソンからオンライン購入してくださいというワーニングが出続けます。 (⇒既に購入済のボタンを押すと、このワーニングは出なくなりますが…)

普段は野鳥や花の写真を印刷することが多いので、6色各色がほぼ均等に減っていきますが、年賀状の印刷では、宛名面が黒一色なので、どうしても黒色を多く使います。 年賀状の印刷前には6色各色とも約半分位残っておりましたが、約80枚の文面印刷を終え、次の宛名印刷の最終盤で、黒色インクの残量警告が出ました。 黒色インクのみ残量警告が出たのには納得できますが、それにしてもインクが切れるのが早いなぁ~というのが、2年間使ってきた印象です。


皆さまご存知の通り、プリンターのビジネスモデルは、本体はそこそこ安くして(?)、高い(純正)インクカートリッジで儲ける というものです。

6色インクセットのエプソン純正品の価格は、地場の大型電器量販店では約¥6,000、「価格。コム」の最安価格でも約¥4,700という高価格です。

非純正品インクは、純正カートリッジに互換インクを補充したものと、互換カートリッジに互換インクを入れたものに大別できますが、前者は純正品から千円位安い程度、後者は純正品のほぼ半額(以下)です。 プリンターメーカーは、非純正品インクを使ってプリンター本体に不具合が出た場合は、(たとえ大型電器量販店で5年間保証とか言っていても)有償修理になりますよ、と脅しをかけております。

しかし、純正品を6千円、非純正互換品を3千円とすると差額は3千円です。 私めが買ったプリンター本体の価格は約1万8千円でしたから、インクセット6回分の差額に相当します。 私めは1年間で3~4回(セット)のインク交換をしておりますので、約2年間弱で本体価格分をペイできる計算です。 つまり、非純正品インクで2年間使えたら元は取れる、即ち本体に不具合が出たら、プリンター本体を新たに買い換えてもいい訳ですから、非純正品インクを使うか否かは、2年間プリンター本体に不具合が出ないことに賭けるか否か、の決断になります。

私めの場合は、アマゾンで買いましたので保証期間はメーカー保証の1年間限りでしたから、その後は理由を問わず何が起こっても有償修理になりますので、非純正品インクを使っても1年間はプリンター本体に不具合は出ないことに賭けるのは当然ということになります。


一方、非純正品インクは、印刷品質、特に写真の印刷品質がやや劣ると言われている点は、大型電器量販店で写真印刷サンプルを比較して、普段用なら問題なしを確認しました。

従って、私めの場合、プリンター本体に付いていた純正品インクを使い切った後は、2年間ずっと非純正品インクを使い続けて来ました。 そして、その間プリンター本体には何らの不具合も出ませんでした。

年末に大型電器量販店に行ってみたら、年末特価とかで複合プリンター本体が6千円というのもありました。 その純正インクカートリッジ・セットが同じ6千円ですから、誰もがインクカートリッジ・セットの高価さに驚かされます。 消費者はそんなビジネスモデルに乗って、泥沼に落ちないように気をつけないといけません。 その商品や店舗のビジネスモデルは何なのかを常に考えておかないといけません。 例えば、電器量販店やスーパーのポイント制度です。 皆さんも、考えてみてください。


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