年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

工場閉鎖(その2) (2009年6月)

2009年06月08日 | 定年・再雇用・年金

5月27日に書いた工場閉鎖 の件、会社側の提案内容は、A&B両工場とも多品種少量生産の商品を生産しており、売上高や利益も少ないのでその事業から撤退する方針であり、他の会社に売却することも検討し打診もしているが、従業員込みでの売却は約束できないし、売却先への優先雇用のお願いはするが これまた約束はできない、というものです。

A工場は完全閉鎖(or 売却)の計画上、全員解雇。
B工場は当面1年間閉鎖とは言え、再開時の優先雇用は約束できても、本当に1年後に再開するとは約束できない。 一方、工場を売却することも検討しているので、一旦はこれまた事実上の全員解雇。

但し、6月末迄(組合には口頭で7月末迄でもと言ったらしい)に閉鎖できる場合には、両工場の(パートを含む)全従業員には特別「見舞金」(←「退職金」ではない。 概ね定時収入の1~2か月分相当)を支払う用意がある、希望者には再就職の支援を行う(←相談窓口の設置以外の具体的な支援策はハローワークと協議調整中)というものです。

A工場は農家の主婦等のパート従業員中心の手作業工場、B工場は装置産業的な半自動化工場で従業員数は少ないが正社員の比率が高い、という共に田舎の小企業で、A&B両工場とも組合と呼べるような組合はない状況だったようです。 両組合は反発してはいるものの、今の御時世では、会社提案を呑まざるを得ないと諦めムードだそうです。

A&B両工場へ出向していた本社社員は全員本社に復帰させるとのことで、本社の組合は悪く言えば「三猿」(見ざる、言わざる、聞かざる)を決め込んでいるようです。

うまく言えないのですが、私めが勤めてきたこの企業(と組合)をそれなりに誇りに思って来ておりましたが、ちょっと信頼感が傷ついた気持ちでいささか残念ではあります。 そういう御時世、企業の経営状況なんでしょうねぇ…。


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