夏です。
今年も会席「魚多」に同級生が集まりました。
和納には小学校、中学校がひとつしかなかったので、卒業まで9年間いっしょでした。
2クラスしかなく、小学校は松組と竹組でした。団塊は梅組も。
還暦を過ぎまだ現役も大勢ですが、一緒に遊んだ同級生にいつまでも昔話は尽きません。
この4日5日は和納十五夜まつりです。いま境内ではその準備です。
和納の三社神社の祭神は八幡、熊野、山王の三神で明治五年に改称したとされますがいまでも「八幡様」で通っています。
江戸後期、天保の時代に割元の中原氏が京都の店先で三十五両二分で買い求めた一番大型の神輿(みこし)、と「和納十五夜行事」(斉藤嘉吉)にあります。
当時一両40,000円とすれば約1,400,000円。屋根紋に「橘」と「三つ巴」、立派な彫りがあり四方に出る蕨手(わらびて)の屋根は4尺120cmの今ではとても買えません。
なんで橘?
京都「石清水八幡宮」では八幡神を勧請した僧・行教の紋が橘であったため、橘紋と三つ巴が神紋とされているそうです。
そう、八幡神社だったから?です。
それにしても割元の中原氏はそれを承知でオーダーしたなんてすばらしい。
江戸時代に京都から和納までどうやって運んだのでしょうか?
届いたときはどれほどの騒ぎだったのでしょう。
当時、神輿渡御の格式10万石と言われた所以です。
ふるさとを離れた人にとって夏祭り、三社神社境内での草花火と仕掛花火は特別の郷愁です。
笛、大太鼓、締太鼓、ほら貝の拍子と草花火の共演はあまり例がないようです。
♪だれもヤー どなたも ごくろうでござるいヤー
わけてごくろう 太鼓たたきと、笛吹きらー
盆だてがんに ナスの皮のぞーせーら
オジが腹立ってナベとってなげたぃヤー :和納盆踊り歌
(お盆なので今日くらいはご馳走あるかなって見たら、ナスの皮雑炊じゃねーかよ。長男はオレと違うもの食ってるのに、次男坊のオレは兄嫁に冷遇されてる。盆くらい旨いもの食わせろって雑炊の入ったナベを放り投げてしまった。)
雑炊(ぞーせ)しか食えない貧しかった昔、「あんにゃ=跡継ぎ」にはなれない「もしかあんにゃ=スペア」と言われた「オジ=次男坊」のブルースです。
歳をとるにつれていいですよね。
弥彦、和納と地域の祭りにご活躍ですね。
頑張ってください。
今朝早く角田山浦浜コースを登ってきました。
キツネノカミソリがポツポツ咲き始めましたよ。
盆過ぎて20日前後が見頃かと思います。
「ナスのゾーセー」は子供のころの記憶に鮮明です。
598円/グラムのクジラ汁を今年もいただいています。夏はナスとクジラです。
涼しくなったら角田(五箇峠)に上ろうと思っています。