木曽駒トレッキング

2017-07-13 18:12:34 | 旅行

中央アルプス千畳敷カールはまだ雪がいっぱい。岩峰の中をたまげる急登の道は整備されている。

12日、トラマス木曽駒ケ岳トレッキング日帰りバスツアー15,800円。高速巻IC近くの本社5：50発、10：30駒ケ根のバスセンターで市バス乗り換え、11：00しらび平からロープウェイで一挙に2,612mの千畳敷カールに上がる。

巻のバスツアー会社トラベルマスターズは山岳ガイド使った山旅ツアーが盛りだくさんあって興味深い。エーッ！2,600mまでロープウェイなら木曽駒2,956ｍなんてあと400m弱、楽勝らて百名山一つゲット！で申し込んだのがこれ。梅雨時の天気で雨合羽で登ることになった。バス40人乗りは満員のご高齢の女性たちで男性は数えるほど。コースは千畳敷カールフラワーハイキングと木曽駒ケ岳トレッキングの２コース。予想に反して山頂目指す人はなんと２２人。そっか、大人数になったんで姨捨SAで山岳ガイドが一人乗り込んだんだな。添乗員の男性一人ではこの老人たち、またじならんのだろう。14,800円で募集案内あったツアーがトレッキングコースは１,000円増しで請求書来たわけが分かった。ガイド追加料金だったんだ。

１１時半出発と行程表だが天気良くないので登る前にここで昼飯に変更、12：10分出発。八丁坂を浄土乗越まで蛇篭整備の登山道を行く。今年は雪が多く雪渓が残っている。雨が当たってきた。稜線は見えない。歩みは牛のようにのろい。

浄土乗越から宝剣岳2,931mは今回はパス。この老人集団を宝剣岳の鎖場に連れまわすのは無理というもの。1:45pm中岳2,925mに。

2:12pm 2時間で木曽駒山頂。400ｍ楽勝らねっかは予想以上に苦戦。雨はやんだが風とガス。眺望なし。

天気よければザックの中の保冷剤ヒエヒエ金麦500でプファーっとやれたのに残念持ち帰りです。あとは下るだけ。２時間で下れば上等か。積み石(ケルン？)の上にカメラ置いて10秒タイマーで撮る。

左から稜線越しの富士。塩見、荒川、赤石、聖と続く南アルプスを望遠する千畳敷ポスター風景はまたの機会になった。

宝剣岳山荘で女性陣は身支度に行列。えーっ。シッコするのに200円だって？休憩60分シッコ1回すれば500円、2回すれば700円。これからの国立公園内ゴミもシッコも持ち帰り義務化でペットボトル1,000ml携帯なんてことに・・。そーいえばネット通販で女性用立小便グッズ(細長ロート状ジョウゴ？)が売ってた。女性も権利、たちしょうべん！あはは。

要介護2申請中のジーさんは夕食後にユニチャームのライフリー紙パンツ5回分とパット5回分の組み合わせが定番。1回150mlでなんと10回分1,500ccキャパで朝まで安心だ。ビール飲みの山やには紙パンツが重宝になる日も間近い。

ハクサンイチゲ(白山一華)。残雪が多いので花畑はこれからだ。その昔、男はキジ射ち女はお花摘みなんて言ってたがここ千畳敷ではそれもかなわない。シーズン中は61人乗りゴンドラが30分間隔で運転して1,200人が8分で2,600mまで上がる。夏の稼ぎ時には早朝便臨時便10分間隔で更に増え千畳と言えども狭い大渋滞か。お花畑でしゃがんでなんかいられない。

コイワカガミ(小岩鏡)。高山種は平地のそれより小さくてかわいい。

チングルマ(稚児車)とツガザクラ(栂桜)。実の形が子供の風車に似ているので稚児車。和名の名付け方は趣あって面白い。群生した綿毛の実が風に揺れる写真はどれも素晴らしい。遭遇してみたいもんだ。

ミヤマキンバイ(深山金梅)。　黄色い花ならキンバイと名付けたんだろうか、ミヤマキンバイ、シナノキンバイ区別付かん。キンポウゲ(金鳳草)ってのもある。

YAHOO！知恵袋ベストアンサー葉っぱが菊の葉状にギザギザだが大きく裂けてるのはミヤマキンポウゲ、それが5枚に細かく裂けてるのはシナノキンバイ、３枚分かれはミヤマキンバイ。これは３枚で切れ込み小さいのでミヤマキンバイだな。木曽駒で撮ったミヤマキンバイがたくさんアップされてる。そっくりだがミヤマキンバイはバラ科、シナノキンバイはキンポウゲ科とその道の人たちははっきり区分している。