追いかけたい背中。

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部活をやっているときや社会人になってからの先輩・・・今までもその時その時で



「これからこういう人になりたいなぁ～」




なんんていう大きな背中を見せてくれた人たちがいた




今大好きなカンボジアの人たちが自分の少しばかりの力で喜んでくれるのならと思い決行した「カンボジア学校建設プロジェクト」




去年の８月。最初はみんな話し始めたのはいいんだけど、何にもわからない状態で・・・



そこで連絡をとってみたのがカンボジアで小学校を３校。そしてひとつの孤児院にも力をそそいで動いている伊藤さんだった




そのとき伊藤さんは「協力惜しみません」という返事をくれてここまでくる間本当にお世話になった人




今回も学校建設を始めるにあたって最初が一番重要で大変だからということで自らお金と時間を作ってこっちまで来てくれ一緒に動いて道しるべを作ってくれた





さらには自分がドイツ人の友達からカンボジアのために使って欲しいと預かっているお金の半分を含め自分も資金を出すと２５００ドル（約２３万円）ものお金を寄付してくれ





さらには伊藤さんが今回いられる最後の夜には景気付けにと世界広しと言えどもなかなか食べられないであろう生きる化石と呼ばれる「カブトガニ」が食べられるお店に連れて行ってくれおごってくれ、さらにさらにはカンボジアを出るときにまた携帯に連絡をくれ背中を押してくれた



カブトガニ







カブトガニと伊東さん







考えてみるとね。伊藤さんにとってはお金にしても時間にしてもなんのプラスもない・・・





たぶん伊藤さんにとってはそういうもの以上に大切なものがあってそれを大切にしているんだと思うんだよね




なんか久し振りにすごく刺激になる大きな背中を見れた気がするカンボジアでの日々でした




まだまだな自分これからそんな大きな背中を見せていけるように楽しみながら小さくならずがんばるぞー











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☆棟梁さん決めましたぁ☆

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学校建設に取り掛かる前の最後の砦




建設現場を仕切れる「棟梁さん決め」




何人か当たって実際に会って細かく話を聞きながら値段と人柄を総合的に見て決めました




ＩＫＩ　ＩＫＩスクールの建設指揮をとるのは「ブロン」（３７・８才）


奥にいる人がブロン





この人のもとでオレ達も含めみんな働きます



ちなみにお給料はブロンも含め建設作業員とご飯代全部込み＆三か月で仕上げる（それ以上もそれ以下もなし）という約束もしつつ合計で３５００ドルで決定しましたぁ







一見コワモテのブロンはギャップでコロッといかせるタイプ（笑）



まずたまに見せる笑顔がなんとも言えずかわいい感じで、ビールを飲むときもストローが欲しいと言ってビールをストローで飲んだりする




そんなブロンさんは前に伊藤さんが建設した学校の指揮をとっていたことがあるらしく仕事においても信用できそうな感じ




さっそくそんなブロンと一緒に村へ行きもう一度建設する土地の確認



学校の図面を常に考えていてくれるしょうたとブロンで打ち合わせ







学校建設する土地の木はすでに切られ始めていてさっそく始まるんだなっていう実感がわいてきたりも





村はやっぱりノンビリした空気が漂っていて


牛車がちょこちょこ通ったり






豚が木陰で休んでいたり






そして村に足を運ぶこと三回目にしてようやく子供たちの緊張の糸がとけはじめたのかいろんな表情を見せてくれるようになってきましたぁ



木の箱に入ってこっちをみている子供たち





帰るときには手を振ってくれたりも






村の大人の人たちもいい感じで



ほろ酔いのおじちゃん





ごーくんの顔を見て大爆笑して手をつないでいたおばちゃん





笑顔でバイバイしてくれる村長さん（水色Ｔシャツ）と村のおじちゃん






ちなみにブロンを始めとする建設作業スタッフはこの村で自炊生活を三か月送りながら月一回の休日で働いてくれる








そんな素朴で心休まるトロペアン・トム村の人たちが喜んでくれる小学校がみんなの力で建設できることが本当にうれしい今日この頃です




さぁ！張り切っていきますかー！！！





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通訳兼どらいばーはソムナン♪学校までの足はカムリで決定！

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シェムリアップ市内から学校建設をする「トロペアン・トム村」まで約５０キロ（道が途中から悪いので片道約１時間半弱）




ここまで毎日これから通わなければならない




となると重要なのはここから通う足（交通手段）とドライバー兼通訳






日本からすでに来てくれているしょうた＆ごーくん、そしてこっちでうちらのことを待っててくれた栄治にうちらかでとぐりこの５人これから日本から来てくれる学校建設の仲間たち




平均で６人～８人は常にこっちに来て無償で一緒に動いてくれる人がいる




移動手段はバイクで２人乗り（ドライバー付き）×４台＝一日８０ドル×９０日で７２００ドル（約６６万円）


トゥクトゥク×２台（ドライバー付き）＝一日５５ドル×９０日で４９５０ドル（約４５万円）

乗用車一日レンタル（５人乗り・ドライバー付き）＝一日５０ドル×９０日で４５００ドル（約４２万円）







・・・・・高すぎる




やっぱりドライバーさんも毎日つけるとかなり高くなっちゃうんだよね





タケオゲストハウスで働いているソムナン（日本語話せる）に相談してみたところ






「それだったらここで貸してくれるかもよ」



ということでオーナーのモムさんに相談してみたところ三か月なら１２００ドル（約１１万円）で貸してあげるよ



と言ってくれましたぁ




かなり安くはなった



けど、もっと安くはならないものかと相談したら買って売ったほうが安いかもよ




っていうことでソムナンとみんなでいくつか見に行って聞いてみると買って３６００ドル売ってたぶん３２００ドルでも急ぎで売ると足元見られて２５００ドルぐらいになっちゃう可能性が高い










ということでということで通訳もしてくれてなおかつドライバーもやってくれる人がベスト




さらに急がずに確実に車を高い値段で売れる・・・。




いろいろ考えた結果ソムナンにドライバー兼通訳さらに車を確実に買いとってもらえる保障もつけて（オーナーのモムさんにも確認（保障））一か月３８０ドルの給料でソムナンと契約


車は３６００ドルルで買う車を２９００ドルでそのソムナンに三か月後買ってもらうということで成立しましたぁ



だから三か月の車代は実質７００ドル（６万３千円）



ということでわかりやすくいうと、車＆通訳＆ドライバーを全部込みの三か月契約で１８４０ドル（１６万９千円）一か月だと約６１３ドル（５万６千円）一日だと２０・５ドル（約１８８０円）っていうことです



素直にいけば車とドライバーだけで（通訳抜き）三か月約３９万円かかってたからこれで２５～３０万円以上は節減できたかな




日本の車検あるし、この車６年前は日本走ってたみたい





通訳兼ドライバーさらには一緒に学校建設もやってくれるというソムナンと三か月間の愛車カムリと一緒に





そんなこんなで毎日着々と学校建設の基礎固め出来てきてまーす




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トロペアン・トム村に行ってきたよ～☆

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無事教育委員会からのゴーサインをもらって次に向かったのは実際に学校を建設するトロペアン・トム村




今は雨期が明けているカンボジア伊藤さんの話し（経験談）だと最後の２～３キロは特に道が悪いからどうかわからないけど、あとは大丈夫だろう



と向かって２０分・・・。



道が大きく陥没している



バイタク兼通訳のアチョとトゥクトゥクの運転手さん＆伊藤さん、栄治、かで、ぐりこ６人で向かっていたんだけど、ここはトゥクトゥクは通れないということで切り離し、バイク二台に三人づつ乗って進むことに




難関を抜けたぁと一安心して走っていると今度は道が水で流されてなくなっている






途方にくれていてもしょうがないとバイクを降りてカンボジア人二人の運転テクックにかけてみた




水の中を走るアチョ





最後はみんなで押し上げてなんとか乗り越える






ちなみにこの作業が道が終わるまでに３回ありました




そんなこんなでヘトヘトになりながら着いたのが「トロペアン・トム村」





村ではこんなご飯のようなおやつのようなものを作ったりしていて一緒にみんなで参加させてもらったりも



稲を鍋に入れて混ぜながら炒って





ほどよくなったものを臼に入れてつぶす




これにバナナと砂糖を混ぜて出来あがり～（これ歯ごたえあって甘くて美味しい）






村長さんは昨日「鶉（うずら）」を山に取りに行っていて会えなかったんだけど、村長さんの奥さんや子供をはじめ村の人たちに




「これから学校を作り始めます」





ということを話してきました







すごく学校がここに出来ることを喜んでくれていてなんかすごい嬉しかったな




それから村の間を抜けて学校を作る土地を見に






土地はこんな感じ


東




西




南




北




土地を図って





それを興味津津に見ている村の人たち






初めて行った村の印象はのどかで人もほがらか子どもたちは元気で牛や豚、犬やニワトリなんかが一緒にそこかしかこにいてここの人たちが喜んでくれていい形でこれからもつながって行きたいな





そう想える素敵な村でした





その他にも学校建設の資材の相場を調べるために動きまわったりハードな一日だったけど、実りあるいい一日でした




そして昨日（１１月１２日）初めてみんなから預かっている学校建設を使わせてもらいました




バイク運転手兼通訳（一日雇い片道５０キロのガソリン代込み）２５ドル。

トゥクトゥク運転手（一日雇い片道５０キロのガソリン代込み）２５ドル。





の計５０ドル。





さぁ本格的に動き始めたよー





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大事な教育委員会への挨拶

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おとといの夜学校建設の大先輩「伊藤さん」が日本からうちらが滞在するシェムリアップに来てくれましたぁ




そしてさっそくその夜学校についていろんな話しをして、昨日教育委員会の委員長さんに会って、トロペアン・トム村へ行って、資材の値段を調べてと一日かけて走り回ってきたよ





まず向かったのはカンボジアの「教育委員会」





なんでここに一番先に来たのかっていうと村に学校を作ったあと、国から先生や教科書などなどを支給してもらうため（学校の運営）の許可を取るため




この許可がないとせっかく学校を作っても先生などがいないただの箱になってまうんだよね




部屋に通されて



どのぐらいの規模？（通う生徒の人数や学校の大きさ）

その場所には本当に学校が必要なのか？


建てる学校はどのようなもの？？（校舎の完成予定図）




が主に聞かれた感じでした



まず学校の規模世帯数２２３世帯。１２８９人が住むトロペアン・トム村


この村には就学年齢児童（学校に通うべき年齢の子供達）が５０４人。


そのうち今学校に通えているのはわずか５４人



なんでかっていうと道が悪いうえに学校が近くにないから通えない



その小さな子供たちが通える学校（分校）として「ＩＫＩ　ＩＫＩスクール」が必要



小学校１年生～３年生ぐらいの勉強をして身体も大きく丈夫になってきたら母校の学校へ通えるようにする



この説明にカンボジアの教育委員会の委員長さんをはじめ納得してくれて無事クリア出来ましたぁ



あとは校舎に関してなんだけど、ここに少し問題が出てきたので今しょうたを中心に再度図案を練り直しています




というとで話しあうこと約４０分・・・。





「ＩＫＩ　ＩＫＩ　スクール」国からのお墨付きもらいましたぁ





これで一安心



最後は外でみんなで記念撮影握手しているのが教育委員長さんです







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