かで&ぐりこの IKI IKI TRIP!!!

☆2014IKIIKI幼稚園建設1000縁プロジェクト始動☆

world clock

屋久島登山2日目(トロッコ道~縄文杉)

2009-06-12 21:23:41 | 沖縄
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へにほんブログ村←ポチッとね



トロッコ道を歩き続けること約1時間半。




ここからが本番なんだなと思わせる看板が出てきた




休憩して気合いを入れなおして再出発




腿を高くあげないと登れない急な山道と階段が続く



けっこうな限界に近づいてきたときに待っていましたというかやっときました



縄文杉の次に楽しみにしていた





「ウィルソン株」







生きている杉とはまた違う雰囲気がありとっくに切られているのになんだかまだ生きているような不思議なパワーが感じられる



中に入ってみると木の中なのに水が流れていてグルッと空いた頭の上の空間からは光が射し込みそのふちでは新たな芽が息づいている






さらにある一定の角度から見てみると「ハート」になるんだよー







それから大王杉を越えて、夫婦杉を越えていくと


向こう側に見えるのが「夫婦杉」幹の途中から出ている枝がくっついて手をつないでいるように見える







あまり知られていない「子宝杉」



写真の真ん中あたりがおへそで触っているあたりが男性の女性のシンボルに見えるでしょ






んでやっと来ました




「縄文杉」




ここまでかかった時間約8時間長かったつらかった


でも縄文杉が生きてきた年月7200年







8時間なんてたいしたことないよね




Tシャツ着替えて・・・・







もう感無量です




ひたすらそこにたち続けて雨の日も風の日もどんなときでもそこで7000年もの歴史を悠然と見続けてきたその姿




身体中にゆっくりと染み込むようにその力が伝わってきたような感じがしました




大きさは他の杉も似たようなものがあったけれど、その肌、その姿はまさに大沢さんから教えてもらった「山尾 三省」さんが詩った




「聖老人」



そのものでした








今は亡き山尾 三省さんが詩った縄文杉こと「聖老人」の詩を。



聖老人
屋久島の山中に一人の聖老人が立っている
齢およそ七千二百年という
ごわごわとしたその肌に手を触れると
遠く深い神聖の気が泌み込んでくる
聖老人
あなたは この地上に生を受けて以来 ただのひとことも語らず
ただの一歩も動かず そこに立っておられた
それは苦行神シヴァの千年至福の瞑想の姿に似ていながら
苦行とも至福ともかかわりのないものとしてそこにあった
ただ そこにあるだけであった
あなたの体には幾十本もの他の樹木が生い繁り
あなたを大地とみなしているが

屋久島登山2日目(白谷小屋~トロッコ道)

2009-06-12 02:39:04 | 沖縄
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へにほんブログ村←ポチッとね





白谷小屋で朝4時45分に起床



こっちは今の季節5時にはもうけっこう明るくなってきているんだよね




大沢さんはもう出発していたし、小屋の外に出てみるとテントで寝ていた次郎さんも起きて準備をしていた



次郎さんは流れに身を任せてでも、それに向かって真剣に緩やかに生きている人




たぶん固い約束をしなくてもまたどこかで会うような気がするんだ








次郎さんと別れて歩き始めて5分。



大沢さんがいた




大沢さんがいたのは映画「もののけ姫」の舞台にされた中心のポイント





「もののけの森」








ここはこの屋久島の森の中でもやっぱり独特な雰囲気を持っている場所で見事なバランスで自然がそのまま生きている



大沢さんはここで今日狙っている写真を撮るためにひたすらその瞬間を待っている
と言っていた




「写真家っていうのも意外と地味なんだよね。でも写真も題材を好きになってさらに自分のコンディションがよくないといい写真は撮れないんだ」




といってカメラの片隅にいる大沢さんはなんだか自然ですごくかっこよく見えた




うちらはそこで朝ごはんをとらせてもらった



いい時間だったな



大沢さんと「もののけの森」の前で





大沢さんの写真ここから見れるのでぜひ見てみて~




「屋久島写真家・大沢成二」




そこからまた歩きだして今度は「太鼓岩」




この山道がけっこうきつくて心臓がのどまで来ているようなかんじだったんだけど、そこから見える景色は屋久島の山々を望めるなんとも壮大な景色だった







太鼓岩での景色に圧巻されて興奮冷めやらぬまま歩いていると、朝日が差し込んできた木に生えたコケを照らすそれだけで心を揺らすものがそこにはある







二日目にしてもコケの優美さに魅せられるものが





ヤク鹿もお目覚め






ジンワリ汗をかきながら山を下っていくこと約2時間。トロッコ道に出た






ここまでの山道と比べると格段に歩きやすい



だけど、けっこうこんな道が1時間以上も続くと飽きてしまうもんなんだよね



でもひたすら前へ進まないと縄文杉までたどり着けない



頑張るぞーっ




世界一周ブログランキング参加しています一日一回ポチッとよろしくで~す♪♪


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へにほんブログ村←ポチッとね





屋久島登山1日目(白谷雲水郷~白谷小屋)

2009-06-11 23:45:15 | 沖縄
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へにほんブログ村←ポチッとね




屋久島から鹿児島へフェリーで帰ってきましたぁ




ということで屋久島での最大の目的であった山歩きの様子を書いちゃいます




一言で言えば自分の想像を遥かに屋久島の森は越えていました




ではでは一緒に山歩きしましょ~




宮之浦港でフェリーを降りていらない荷物をお土産屋さんのロッカーに預けて寝袋を借りて一泊ぶんの食料を買ってバスで登山道へ




着いたのは14時。




今日目指すは平均1時間半~2時間で着く





「白谷小屋」




登山届けを提出いていざ出発







さっそく屋久鹿の親子がお出迎えに来てくれたりして







歩き始めて10分早くも息が上がってくる




でも屋久島のコケの優美な景色と綺麗なマイナスイオンたっぷりの空気のせいか筋肉は疲れても身体の内側はどんどん癒されて健康になっていくような不思議な感覚があったんだよね





最初に着いたのは「弥生杉」写真じゃ伝わりきらないかもなんだけど、とにかくその大きさに圧倒された







そこから少しまた歩き始めると屋久島名物の霧がかかってきた




でもこれがまたなんとも言えない屋久島らしい景色を演出してくれる







そんな幻想的な景色の中歩き続けること約一時間が過ぎた頃とてつもないのが現れた


「二代大杉」





うん。これじゃまだこの大きさと迫力が伝わらないよね


ではぐりこ出動です







どこにいるかわかるーーー???



ってぐらいの迫力でしょもちろんここまで来て特殊効果なんてのも使ってません本物ですよ(笑)



ここでうちらはどのぐらいいたんだろう?ってぐらい興奮しちゃってました



横から見たってこんなんだし






歩いているといたるところで「水」を感じる屋久島の森






疲れて寝っ転がってみても自然を身体全体で感じる





見上げた景色





こんな空間は世界広しと言えどもなかなかないんじゃないかと一日で感じさせられた3時間でした



んで今日の宿??「白谷小屋」へ到着



先に着いていたのが次郎さん。自転車で北九州から旅をしてさらに山が大好きで九州の山を登りながら来ているみたいで初対面なのにいきなりいろんなことを話せちゃう不思議な空気を持っている人 



そしてうちらより少しあとに来たのが屋久島を題材に写真を撮ることを決めて3年前から屋久島に住んで撮り続けている写真家大沢さん



それぞれ持ってきた夕飯を外で食べながら話しは真っ暗になってもロウソクの明かりひとつでスローでいて面白い話しがとめどなく続きとても勉強になこれまたステキな大人な時間でした










世界一周ブログランキング参加しています一日一回ポチッとよろしくで~す♪♪


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へにほんブログ村←ポチッとね



海ガメ産卵(*´▽`*)

2009-06-11 16:10:15 | 沖縄
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へにほんブログ村←ポチッとね




旅が始まって三週間ちょっと



屋久島に来ています



樹齢約7000年ともいわれる『縄文杉』を始め世界遺産にも認定されている屋久島。



もののけ姫の舞台にもなっている屋久島。



ここまでは結構みんな知っているはず



さらに…



『日本一の海ガメの産卵地』



まであるんだよー



知ってた???




ちなみに来るまでうちらは知りませんでした



でも知ってしまったからには行かなくちゃ



という事で昨日の夜その産卵地



『永田浜』



に行ってきましたぁ



天候はかなりの強風に雨



でも行って説明を聞いてみると、雨で砂浜が濡れていると海ガメは産卵のための穴を掘りやすくて産卵する確率がかなり高くなるとの事。



説明を受けている途中



『産卵始まります!』



と浜にいるスタッフから無線で連絡が入りテンション一気に上がっていよいよ海ガメがあがって来ている浜辺へ



かすかな明かりがついている先へ行ってみると




『いたーーーっ!!!』



さらに



『卵産んでるーーーっ



後ろ足に力が入ったかと思うとうすピンク色の卵が『ポロン』と1~2個落ちていく



穴は思っていたよりも深くて50~60センチぐらいはあった!



それが10分ほど続き海ガメさんの体力も限界に近づいてきたのか



『フゥーッフゥーッ



と息遣いまで聞こえてくる。



見ているこっちまで力が入り



『頑張れーっ!!』




って何回も思った





そして、全て産み終わると最初は後ろ足で優しくゆっくりと砂をかけていき次は前足も使いながら重めに砂をのせて最後わ自分の身体を使ってそこを固めていく





この作業で人が例え上から踏んでも卵は割れないでいられるらしい






すべて終わると一息ついてから海を探して、想像していたよりも少し早いスピードで帰っていった





ちなみにこの時点で赤ちゃんはオス、メス決まっていないらしく砂浜の温度が29.7度より下ならオス、上ならメスと決まってくるとの事





それから遥かメキシコやアメリカの海まで泳いで行き、30年ほどたつとまた地球の裏側から日本のこの浜に帰ってきて産卵するとも言っていました(うちらが見たカメの甲羅にはフジツボやコケがついていたりして時の流れを感じられました




なんとも壮大で神秘的で感動的なカメの産卵





なんと言っていいやら胸がいっぱいな気持ちで・・・





ちなみに5月~7月に屋久島に来れば、ほぼ100パーセントの確率で産卵が見られるそうです



そして8月は孵化する季節




これもまた感動的だろうね





写真は撮っちゃいけないのでないんだけど、昨日のことが夢みたいだったので確かめるべく今朝その浜に言って足跡をまた見てきました



その写真だけ載せておきますね



手前が海ガメが産卵して埋めた跡で海から来た足跡と帰っていった足跡



















世界一周ブログランキング参加しています一日一回ポチッとよろしくで~す♪♪


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へにほんブログ村←ポチッとね