4月一臂で鈴鹿市で人事異動が行われましたが、やはり疑問を感じる異動が散見されます。
例えば管理職についてみていると、個人の異動ですが、前職とまったく違う部署になっている場合があったりします。そうなると転職と同じような感じと思いますし、政策について専門性も高くなっている現在、それに対応するために相当な負担があるだろうし、人間関係も含めると相当なストレスだろうと感じます。こういうことが、定年を待たずに退職する要因のひとつにあるかもしれません。
部署で見ると、今年は“鈴鹿市こども条例”が施行される年なのですが、担当部署のこども政策部こども政策課が部長、課長、グループリーダーと退職と異動で総入れ替わりとなりました。次長は変わっていませんが、健康福祉部と兼任となっています。
個人的な考えですが、議会の常任委員会や一般質問でのやり取り、策定過程の議論などの内容をおさえながら、条例がうまく鈴鹿市になじむかを調整するには、属人的でしょうが策定に関わった人材が、その場で少なくとも1年くらいは進捗に取り組むことが大切ではないでしょうか。
それを総入れ替えにしてしまうのは、こども条例に関連するこども政策をどのように見て考えているのか、市の姿勢を表しているようにも感じますし、一つの部署だけではなく、市政全般に通じているのではと危惧します。