爺さんの独り言

雑木林から街中に帰ってきた爺さん

おばあちゃんと大ちゃん

2021年10月19日 | 日記
 おばあちゃんは67歳で亡くなった おじいちゃんも67歳で亡くなった 7歳違いだったのでおばあちゃんはおじいちゃんが亡くなった7年後に同じ67歳で亡くなった おばあちゃんは最後の数年はほとんど寝たきりの生活だった 自分はその頃小学校の低学年 

 おばあちゃんはやさしいおばあちゃんだったが苦しい最後だった 凸凹道を自転車に乗って医者が時々やってきていた 苦しんで苦しんで『早く死にたい 死にたい』とよく言っていた 『ばあちゃん死んだらいけん 死んだらいけん』と小学生の僕

 ダイちゃんは今あの頃のおばあちゃんと同じような状態なのかなと思う 『苦しい 早く死にたい』 苦しみが始まるとそう言っているような気がする 苦しみが始まると長いときは一時間以上苦しみが続く 昨夜は10時前から苦しみが始まり40分−50分くらいだったかなやっと落ち着いた そんなときは早く死なせてやりたいという気になる 苦しみを紛らわせるには顔を抱いて背中や脇腹をさすってやるくらいしかできない 

 大ちゃん今朝は静かに寝ている 寝る場所をリビングからオヤジのベッドのそばに変えてやった ここが元気な時から一番落ち着く場所だった もっと早くここに連れてくるべきだった ごめんな大ちゃん 一人でリビングで寝るのは寂しかっただろう 

コメント
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