「あの虫を追っぱらう事はできるよ」
と声がしました悠斗が後ろをふり向くとなんとそこには悠斗の大好きなセーラマンが立っていました悠斗がべそをかいてたからの中からヒーローが助けに来てくれたのねそしてべそをかいている悠斗に向かって話しかけました
「悠斗くん、あれはボーコー虫って言ってねおしっこを我慢してトイレに行かないとおしっこの代わりにおちんちんから出てくる虫なんだ1回おしっこを我慢したら1匹・・またおしっこを我慢したら1匹・・・ボーコー虫はだんだん増えていくんだよ悠斗くんはいっぱいおしっこを我慢したんじゃないかい?ボーコー虫は始めはおとなしくしてるけどそのうちいっぱい増えてくるとだんだん強くなってそしてパンツの中から出てきて悠斗くんのお部屋もおもちゃもゲームもみんなボーコー虫に取られてしまうんだよ」
「悠斗くんボーコー虫を追っぱらいたかったらもうおしっこを我慢しちゃ駄目だ!これからもおしっこを我慢ばかりしてるともっともっとボーコー虫は増えていくよこれからはもうおしっこを我慢しないと約束できるかい?もし約束できるならこのセーラマンがボーコー虫の退治の仕方を教えてあげるけどどうだい?」
「もう我慢しないよう
だから教えてよ」
セーラマンは悠斗の頭をなぜながらこう言いました
「悠斗くんが1回おしっこを我慢しないでトイレにいけたらボーコー虫は1匹いなくなるもう1回おしっこにいけたらまた1匹いなくなるんだそしていつかはみんないなくなるよだけどよく聞いて!もしそのうちの1回でも誰かにおしっこいきなさいって言われたらおしまいだよそれっきりボーコー虫はおしっこに行っても消えないわかったね」
悠斗はそぅ~とおもちゃで遊んでいるボーコー虫を覗き込んで「よぉし!負けないぞ!」と言ったセーラマンはそんな悠斗を見ての中に戻っていったんだ
後は悠斗次第だ!ボーコー虫をやっつけられるかどうかは君にかかっているのだ!お母さんもお父さんも応援してるお兄ちゃんも悠斗の味方だ!がんばれ!悠斗
そのうちボーコー虫は1匹、また1匹いなくなっていったきっと悠斗くんは頑張ったんだねえらい!えらい!
だけどこれは本当の話だよどこかでおしっこ我慢している子はいないかぁ?おしっこを我慢してるとほら・・・パンツの中からうにゃうにゃとボーコー虫が出てきてお部屋もおもちゃもゲームもみんな取られちゃう朝目が覚めたら君のおもちゃでボーコー虫が遊んでいるかも?・・・
悠斗の部屋には今はもうボーコー虫はいないちゃんとおしっこ我慢しないでいけるようになったもんだけど今も時々悠斗はこっそりパンツの中を覗いていることがあるよっぽどボーコー虫が怖かったみたいだねおかあさんはそんな悠斗の姿を見て「ふふっ」と笑った悠斗はパンツをめくってこういうのだ
「おかあさん!ボーコー虫はまだ
出てきてないよ~」・・・ってね
~おしまい~