不登校が輝く日

子供2人中学時不登校でした。

byウパリン

観たくない映画

2016-06-24 12:59:33 | 日記
 今日は仕事が休みだったので、朝NHKのアサイチを何気なくみていた。

 家族の関係を考えるおすすめ映画として「葛城事件」という作品を紹介していた。

 三浦友和扮する父親、母親は南果歩、長男、次男の普通の4人家族。

 主人公三浦友和は美しい妻と結婚し子宝にも恵まれ、子供達を立派に育てようと厳しくしつけてきた。

 大きくなった子供達。長男はサラリーマンだが、次男はフリーター。

 仕事を転々としている次男に父親の三浦友和が見下すような発言。

 「また仕事辞めたのか。そんなことじゃ生きていけんぞ!」

 憎しみで顔をゆがませ部屋に逃げ込む次男。

 フォローに入る母、南果歩。
 
 「あいつにだけはあんなこと言われたくない」

 と部屋に入ってきた母親に次男は訴える。

  ・・・

 なんか、うちの家庭の未来を見ているような・・。

 うちのお父さんも息子達に似たような態度を取っている。

 この前も長男が前の夜に遅くまで遊んでて次の日起きれなかったら

 「社会に出てからこんなことじゃ困るだろう!」

 と、長男に否定的な言葉を投げかけていた。

 小さいときからずーっとこんな感じで、長男を否定するようなことばっかり言ってきて

 長男が不登校になって、克服して大学生になっても、全然変わっていない。

 長男はもう強くなったからお父さんのこんな言葉に傷つくこともないと思うけど

 中学まではお父さんのことを本当に嫌っていたのだ。


 映画の話に戻ると

 長男は会社をリストラされる。

 暴力を振るう夫にがまんできず、次男を連れて家を出る南果歩。

 しかし、居場所をつきとめられてしまう。

 そして、その後次男が大きな事件を起こす・・・


 というところで映画の紹介は終わった。




 えっ、大きな事件って何、何、気になる~~と思い、ネットで調べてみると

 なんと、次男は無差別殺人事件を起こすのだった。

 この映画のモデルは附属池田小学校事件を起こした宅間守とその父親とのこと。



 背筋がぞっとした。



 もともとはどこにでもあるような普通の家族の歯車が狂っていくっていう設定が

 どんなホラー映画よりも恐ろしいではないの!!


 とてもこの映画は観れない・・・と思った次第でした。



 

 ちなみにうちのお父さんは映画の父親みたいに暴力は振るわないし、ここまでひどくはありませんです。

 最近も北海道で無差別殺人事件があったばかりだし、宅間守予備軍が日本中にいるかも知れないと思うと恐ろしくなります。