備忘録

舞台の感想を書いています。(ネタばれ有り)Twitterはdacho115。

The MUSICAL CONCERT at IMPERIAL THEATRE (Program A)

2020-08-14 12:42:51 | コンサート感想
"レビューTHE IMPERIAL"
井上

一曲目から歌謡曲路線。
古き良き日本の歌みたいなノリ。

でも、そんな昭和歌謡が似合う男、ヨシオ。

アンサンブルを含めた男女が、
スーツ、ドレスに身を固め、
その中で歌うので、より一層、ムード歌謡。

これが、ヅカっぽいと見るか、
NHKの歌謡ショーっぽいと見るかで、
その人が何クラスタなのかが分かる。


『モルガンお雪』
田代@モルガン、朝夏&瀬奈@モルガンお雪

という配役なんだろうと思うけど、
更に、昭和のコミックソング感。

なにせ、初めて聞いた曲を、
いきなり、オープニングで歌われても。
それでも、スタイルを崩さないマリオ。

お雪は二人に分けて。
そして、ニースに何が有るのだろう?


"踊り明かそう"『マイフェアレディ』
朝夏@イライザ

お馴染みなメロディとともに、本役のコチラ。
脇に三人を従え、ほぼ、一人で熱唱。


ここで、MC挨拶。
ざっと、帝劇のコケラ落としシリーズの演目紹介。
で、田代氏の役は何者?というネタは今後も引き継ぐ。

あと、ミュージカル”ス”(ズじゃない)、
これは、初回だけのネタ。
受けが良くないから?


"サウンドオブミュージック"『サウンド』
生田@マリア

まぁ、透明感溢れる歌声。
とにかく、歌声にクセが無い。
曲自体が童謡のように、
耳に馴染んで居るから、というのも有る。

バックの舞台写真は、
高島@大佐かな、マリアも何人か
出てくるけど、そこまでは分からず。
イメージ映像はアルプスの山。


"シャルウィダンス?"『王様と私』
一路@アンナ、今井@王様

上手階下から、アンナ登場。
初日は軽やかに踊る映像はアンナのみ映る。
千秋楽では、若干、王様にもカメラが。

舞台写真は、一路さんと高嶋兄。
イメージ映像は、謎のアジア系模様。
若干のシャムっぽさも。


"ソーインラブ"『キスミーケイト』
一路@リリー、今井@フレッド

『初めての夜』で、見つめながら前に。
初日の掛け合いは探り合いが有ったものの
千秋楽では、ようやく、掛け合いが自然に。
サビで、一緒に歌う際、距離が有るけど、
それぞれをカメラでぬく技術。

その技術、最初から、やって。


舞台写真は一路さんのみ。
そして、若かりしフレッドの写真も。
たぶん、ソウマ氏は居なかった。
イメージ映像は、ダイヤのマーク。


"陽は昇り、又沈む"『屋根ヴァ』
井上→森→田代→一路で歌い継ぐ。
男性全員。女性全員。
今井→瀬奈→古川→朝夏→城田、花總で歌い継ぐ。

17日は、男性部分がほぼ市村氏。
デヴィエじゃない部分のみ歌わず。
(古川氏の部分からは歌わず)
ん?生田さんソロ無し?

舞台写真はモリシゲ、市村氏、両方。
イメージ映像は教会みたいな映像。

古川氏、今井氏、城田氏という背の順並び。
初日はボチボチ、キョロキョロしていた今井氏。
千秋楽では、ほぼ、正面を向いてた。
(映ってないだけの可能性も)


"見果てぬ夢"『ラマンチャ』
井上@セルバンテス

ま、よく歌ってるし。
でも、折角のソロチャンスが(主語略)。

舞台写真は瀬奈さんだけ。
松さんは居なかった気がする。
むしろ、白鵬氏の写真が何時もの写真。
Twitterでは、あんなに蔵出ししてたのに。
舞台投影用は決まってるらしい。

最初のトークコーナー
一路、森、今井。

14初日。
一路さん
井上氏のエリザデビューの話。

森さん
屋根ヴァでの自分の芸名ネタ。
あと、イーストウィックの共演話。

今井氏
今井氏、ヨシオ君呼び。
ラマンチャで骨折した人の代役話。
散々、聞いてるけど、今回は、
翌日には立った設定に。(実際には二日後)
ちょっと、盛った(笑)

初日はそこまで、爪痕を残せず。
話しては居ないけど、笑い声は聞こえる。


"ビックスペンダー"『スウィートチャリティ』
朝夏

レギュラー枠の二人だけど、
朝夏さんの方がセクシー枠。
年齢的なモノ?


"明日は"『アニー』
和音@アニー

若干、ウォーバックスさんの
秘書的な雰囲気があるし、
歌のお姉さん的なノリも。

元娘役が歌っても違和感が無い曲。
元娘役で帝劇主役が出来る作品が有ったのか。
むしろ、これ、帝劇上演作品なのか。
舞台写真はウォーバックスさんに髪の毛があるし。


"グイードの唄"『ナイン』
田代@グイード

え、シェロタが今度、演るのに?
何を歌ってもマリオ・クオリティ。

台詞歌だし、もっと、台詞調に
歌ったら、良いのに。
ちょっと、細川氏の低音で聞いてみたいかも。


"オールザットジャズ"『シカゴ』
瀬奈@ヴェルマ、朝夏@ロキシー

ま、これも、定番元ヅカ曲か。
瀬奈さんの方がハスキー声。
で、朝夏さんの方がセクシー風。

これも帝劇で上演してたのか。


"コーナーオブザスカイ"『ピピン』
城田@ピピン

かなり、ゆっくりなテンポ。
二番からオケがダイナミックに。
これ、日を追う毎にゆっくりなテンポに。

スーツで、カチっとした服で歌うので、
ちょっと、ピピンのイメージと違う。
本役だけど、ちょっとツラそう。
オケのアレンジ問題?


”心は愛にあふれて”『レミゼ』
田代@マリ、生田@コゼ、新妻@エポ

本役マリだけが居ない三重唱。

やはり、一定のマリオ・クオリティを
維持しつつ、貴族の坊ちゃん感を出す。
そんな初々しい二人を背後から、
射抜くような、力強いエポ。


”民衆の歌”『レミゼ』
今井、新妻、和音、生田、森の順で。

はい、冒頭からアンジョ枠(笑)
森さんの声が入る事に違和感。


”エニシングゴーズ”『エニゴ』
瀬奈@リノ

セクシーよりは元気(健康美人)路線。
本役だけど、まぁ、頑張ってるな感。

舞台写真に鹿賀氏は登場せず。
イメージ映像が動くパターン。


”愛はどこに”『オリバー』
田代

歌い上げソロ。
これまた、マリオ・クオリティに仕上げる。

舞台写真に津嘉山氏を探すも登場せず、
来日キャストと怪獣の写真がシュール。


”はじめての恋”『ガイズ&ドールズ』
加藤、朝夏

ここに来て、色男路線な加藤氏。
それに対し、朝夏さんの相手役が
すっかり、板についてきた感。

今度のローマに向けた、
プロモ用カップリング。


”もしもあなたを愛したなら”『回転木馬』
和音

それこそレギュラー枠かと
思ったら、ゲスト枠だった。

もっとソプラノかと思いきや、
意外と地声で歌いきる。


”バニラアイスクリーム”『シーラブズミー』

謎の子役風歌唱。
実際、17歳設定とか。
最後、アリアで上げるから、森さん枠。


”命をあげよう”『サイゴン』
新妻@キム

本役。
この帝劇で、コンサートスタイルで聞けるプレミア感。
舞台で見るよりは、コンサートで聞きたいタイプ。


”すてきな人に恋してる”『南太平洋』
一路@ネリー
この作品で、ソロ曲はこれなのか。
アンサンブルが大変だから、
という訳では無い。
むしろ、”今宵の君”じゃない、
選曲というチャレンジ。

単に一路さん有りきの選曲。


”42丁目”『42丁目ストリート』


なんかギャングの女ボスみたいな仕上がり。
階段降りで、アンサンブルに手を取って貰い、
降りてくるので、余計に。


”二人を信じて”『ルドルフ』
和音@マリー
今回、唯一のワイルドホーンコーナー。

明らかにステファニー視点だけど、
マリーなのか、一応。


”フィナーレ”『ダンスオブヴァンパイア』
新妻@サラ
ソロ部分のマイクがノリノリ。
ここからの縦ノリ曲がスタート。

サビでアレンジを入れる。
TDVというよりは、ボニータイラ感。


”さあ、声を出せ”『シスアク』
森@デロリス
瀬奈@メアリーロバート
朝夏@ラザロス

デロリスが3人居ると、この配役。

デロリスも結構、アレンジを入れてる。
特に、台詞とか、聞こえるような発声。


”サイラモナムール”『1789』
加藤@ロナン
安定の低音。

そりゃ、ライブで歌ってるだけは、有る。
歌い慣れている。

更に、コーラスが入るので、
本編よりも声が厚いような。

また、カラオケでなく、
生オケなので、後半に入ってから、
ドラムの低音が響いてくる。


”僕こそ音楽”『モーツアルト』
古川@ヴォルフ
もう、こういうカンジというヴォルフ。
本編でもそれは感じだけど、
コンサートでも、無難に。
でも、キャラを外すことも無い。

天才には見えない、凡人だけど、
天才の片鱗が見える系。



”私が踊るとき”『エリザ』
城田@トート、花總@シシイ

王道ペア。
花さん相手だと、
一歩、引いたトートに。


”闇広”『エリザ』
城田@トート、田代@ルドルフ

懐かしペア。
ルドルフのメロディを
完璧に歌いこなす一方で、
トートがハモリなのか、メロディーなのか、
と、一瞬、迷いが生まれる。


”塵と灰”『ナターシャ』
井上@ピエール

動画や配信では、
長いな、と思った曲。

今回、生で聞いて、
こんなに良い、心に訴える曲だったとは。


”100万のキャンドル”『MA』
新妻@マルグリット

昔懐かしい、お馴染みの歌詞で。
キムよりも、ストレートに響く。
その違いが何なのか分からないけど、響く。

オリジナルキャストの強み?


”秘めた思い”『レディベス』
花總@ベス

王女、女優路線、再認識。
この帝劇に立つというだけで、
身も心も、臣下に。

更に、アンサンブルが加わると、
より一層、映える。


”踊り明かそう”『マイフェアレディ』
全員。

最後は全員で。
ここで、最低限の振り付け発生。
それをやる人、出来ない人、
自分の路をいく人と、多種多様。



あくまで、帝劇有りきの選曲。
それゆえ、その作品で、その曲は有るものの、
聞けば、それなりに、満足感も有る。

ただ、選曲が偏っているので、
時間が取れるレギュラー3人が多く登板。
Program Aの参加人数が多すぎるという点も。


その中でも、田代氏の
何を歌っても、一定のクオリティを保つ、
マリオ・クオリティが発動。

井上氏も一定だけど、
それ以上に、声楽クオリティが有る。



プログラムゲストも、
一部日替わりなため、
一日限定選曲まで発生。

ま、今井@アンジョのために、
配信、マチソワ、配信のパターン。


以下、配信に残らなかった15日レポ。


”シャル・ウィ・ダンス?”『王様と私』

一路さんが歌い出してから、
 上手、二階から登場。
 階段は下を向きながら、降りる。


上手、一路さん、
下手、今井氏でスタンバイ。

 ソーシャルディスタンスに 
則った、エア、シャルウィダンス。

 謎の反復横飛びをしつつ、
 (配信だと写ってないないけど) 
手を掲げ、アンナをくるっと廻し、
 (ポイントはその時の、手のシナヤカさ)
上手と下手の位置を変えて、王様のパートを。

 最初は向かい合って、
 (距離が有るので) 
歌うものの、サビは正面を向く。 

最後は、また向き合う。
 (でも、一定の距離) 
 向き合う、という状態を 
なるべく避け、ディスタンスを取る。

 とりあえず、エアだから、
 そこまで、ダンスに 
専念しないくて良い演出。
 (教わる設定だから、
踊れなくとも問題無いけど) 

 あと、下を向いているのに、
 結構、たどたどしく、階段を降りる。
 二日目、マチソワ、両方とも。

 歌い出すまでに、時間が有るのに
その時間配分が出来ないまま、終わりそう。


 ”ソウ・イン・ラブ”『キス・ミー・ケイト』 
上手、一路さん、
下手、今井氏と立ち位置を変えて。

最初の一路さんソロは、 
ずっと、一路さんを見つつ、 
でも、ちょっとアンニュイに、
斜め右を見つめている。

 ただ、何もしてないので、
 配信では全く写らない。
 あれ、カメラを少し、 
動かせば、写り込めるのに。

 で、今井氏パートは、 座席正面を向いて。 
 その後の、デュエットの部分。
 一路さんは正面しか見てないけど、 
今井氏は伺いつつも、掛け合いを。

 二番の一路さんソロ。 
今度は、ちゃんと、
一路さんを見続ける。
 (やはり、何もしてないので、
配信は見切れる) 

 次の掛け合いは、近づき、 
お互いが確かめ合いながら歌う。 

 結構、コンサートでも、 
この二人で歌ってるのに、 
配信初日は、掛け合いに微妙なズレが。 

翌日のマチソワは、結構、
すんなり入ったので、
 コレは慣れの問題か。


 ”陽は昇り又沈む”
『屋根の上のヴァイオリン弾き』 
そのまま、少し下手に移動し定位置に。 

ソロは二番最初の 
『口に出してはイケない、今日の喜びを』
それまでのスタンバイ状態は、
 配信では全く写らず。

 マチネはスタンバイ中、
ずっと正面を向く。
 で、一番最後の女性陣コーラスで、
 上手の方(指揮?)を見てから、ソロに。 

しかし、ソワレは、他の男性陣が正面を
向いて動かないのに、それも、歌う処が
決まっているのに、 ソロが有る毎に
ソチラの方を向く、挙動不審さ。

 自分の番が終わると、正面を見ているので、
 やはり、タイミングを伺っているのか。


 ”民衆の歌”『レミゼ』 
 歌うソロパートは出だしのアンジョと 
途中のフイイソロ
『屍越えて拓け明日のフランス』

 やはり、歌い処が決まってるが、 
コチラは他のソロの方をみない。
 ただ、配信ではちょっと歌詞を 
モニターで追っていたが、
二日目はそれもなく。
 (本編では、アンサンブル時代しか、 
歌ってなかったので、歌詞が怪しいのか)

 
注目は二回の転調部分。
 そのタイミングで、
少し前に出るのだが、
 一回目は三角行進風、
二回目は普通に前へ。

 この三角行進時がスムーズに行かない。ちょっと、下向いたりしてる。 


”彼帰”『レミゼ』
17日のみ。

配信はされたものの、
出だし、何故か映らない。

ただ、調子は良いのか、分からないが、
若干、探り探り、歌っていた。

すべる様に歌う時が有るけど、
配信回に関しては、そんなこともなく。
最後もひっくり返ることなく、終了。

散々、聞いてはいるけど、
やはり、帝劇でフルオケで0番で、
これは聞きたかった。


 
”踊り明かそう”『マイ・フェア・レディ』
全員で。
 一応、共通の振りがある模様。 

一番の前半は、軽く揺れながら、
 一番の後半は左半身を軽く前に出して揺れる。
 『私の心は』で、また正面に戻す。
 『高く空へ』で、隣り合う二人と向き合って歌い、
 『舞い上がり』で、お互いを見ながら、右手を掲げ、下げる。

 後は、その場の雰囲気な振り付け。 
 で、問題は、ここのペア。


 初日配信はセンターを映す。
 一路さんと花總さんという、
 元雪組ペア、ここで初のツーショとか。 
かなり、需要のある二人。

 それに、ヨシオと城田氏という、 
やはり、オイシい二人。

 一応、城田氏の隣に今井氏が居るので、
配信では手のみが写るという状況。


 で、マチネ。
『私の心は』で、身体を揺らすのだが、
それを止めてしまう今井氏
(流れを忘れたのか、普通に、不動で歌い続ける)

すると、隣の城田氏、
次のペアダンス、ヨシオでなく、
今井氏の方を見て、
一緒にやりましょう的に促し、

『舞い上がり』で、お互いを見ながら、
右手を掲げ、下げる振り付けを。

ピピン親子、ほのぼのネタ(笑)

そして、ソワレは振りを忘れない今井氏。
で、センターのヨシオだけ、
一人にして、このピピン親子が
ペアという状態に。

17日は市村氏が居るので、
ヨシオと市村氏ペアか?

以上、5曲の参加。
(配信回は+1)


トーク部分レポ。
マチネ一路さん、森さん、今井氏
の順で登場。

が、森さん、
1番の立ち位置を忘れ、
立ち位置を間違えたため、
ヨシオに確認される。


ここで、トークでも、
ディスタンスを取る、
と言う前提が明らかに。
(ソワレの布石)

ヨシオ『ディスタンスを忘れがち』
森『座席も一席空けて』
ヨシオ『昨日より(お客さんが)多い気がする』
一路『カメラが無いから』

と、配信では、お客さんでなく、
カメラが置いてあった場所を指さし、
皆が納得したあと、
その座席のお客さんいじり。

一路『腕章してるけど、
配信の人では無いですよね』
ヨシオ『ヘアバンドです』
と、そのお客さん、外してしまい

一路『取らなくて大丈夫です』
と、慌てて、謝る。

ヨシオ『ベテランの皆さん、最初から収拾がつかない』

で、自己紹介に。
一路『一路マキと申します』
森『森クミコと申します』
今井『今井キヨタカと申します』
(申します、を強調)

ヨシオ『今日は揃えました。
長いモノには巻かれるカンジで』
今井『昨日、クミちゃんに、申しますと言いなさいよ、
と怒られちゃったので』



ヨシオ『今日の気持ちを』
一路『キスミーケイトでは今井さんと、
イーストウィックでは森さんと共演したのが懐かしくて。
このコーナーがこの三人で嬉しいです』

ヨシオ『この三人が一番(時間が)伸びてます』
森『配信無いから、大丈夫』


で、普通に話を始める。
一路『イーストウィック、宙づりが有ったんですよ』
ヨシオ『フライング、ですね』
と、何故か訂正。

一路『客席の上をね』
森『私が一番低いんだけど、
それは体重制限ではなくて』

今井『違うんだ』
(通る声なので、結果、失礼な相づち)
一路『あれ、キーヨさん?』
今井『私、みました。手を伸ばせば、クミちゃんに届きそうで』

ある日、その状態で止まる事故が。
お客さんを出して、長い休憩後、再開。

一路『お客さん、皆、待ってくれて。
という、暖かいお話でした。』
と、勝手にまとめる一路さん。


ヨシオ『森さんはどんな思い出が?』


森さん、レミゼの失敗談。
転換部分で、捌けないといけないのに、
盆に乗ったままだったので、
また出てきてしまった。

慌てて、一歩進むも、
二重盆なので、また出てくる。

シルビア@ファンテが”夢やぶれて”を歌ってるのに捌けられないエピソード。


ヨシオ『どんどん、出てくる。このコーナー終わらない。
    そんななか、キーヨさんは?』
今井『もう、時間ないでしょ?』
ヨシオ『いやいや、数々の作品に出演して』


今井『一番、記憶に残ってるのは、楽屋口脇に食堂が有って』
森『有った、有った、ナターシャ』

ヨシオ『あ、聞いた事有る』
一路『私、知らない』
(ここで、帝劇古株の森さん&今井氏、
帝劇若手の一路さん&ヨシオ
という組み分けが成立その後も、
やたら、若い方に入る一路さん)


今井『ナターシャという名物女将が居て、
暖かいご飯と暖かい味噌汁を食べて』
森『そこでキャベツ切った事がある』
ヨシオ『その話、長くなりそうなので、続きはソワレで、
ここからはBWミュージカルから、レミゼまで語ります』


流石に、レミゼというフレーズで、
『そうなんだ』という顔芸は初日限定だったらしい。


マチネ、他の二人に対し、
完全にオチの無いエピソード。

と、思われたけど、
次のトークコーナーは、
和音さん、新妻さん、生田さん。
それまで、レミゼを歌っていたので、

ヨシオ『レミゼ、良いですよね。
僕も盆で行進したかったなー』
と、さっきの盆演出の話を引っ張る。

また、さっきの食堂の話から、

新妻『我々の世代は信濃路のソバと、
蘭のオムライスでした。蘭は無いんですよね』
生田『私は丸亀で、昆ちゃんと行ってました』

と、世代によって、
通う店が変わるという
次のトークコーナーに、
爪痕を残すことが出来たようで。

グルメな新妻さんが居て良かった。



15日ソワレのトーク。

森『(俯きがちイジケながら)
このトークコーナー、最初に歳をいった人を集めてない?』
ヨシオ『なんで、俯きがちに』
森『(事実を知るのが怖くて)目をみて、聞けない』


ヨシオ『エライ人が、最初にベテラン勢を…』
一路『若い人とは話が合わないから』

ヨシオ『なんで、三回目にして初めて気づいたように』
森『やっと気がついた!』
ヨシオ『最初から情報量が多いですが、
(開き直って)まずはベテランの三人から、自己紹介を』


一路『一路マキですっ(語尾を上げてぶりっ子風)』
ヨシオ『若々しい!』

森『森クミコですっ(同じく、語尾を上げてぶりっ子風)』
ヨシオ『初々しい!』

今井『今井キヨタカですっ(片足だけ曲げて爪先立ちポーズ)』
ヨシオ『ポーズまで決まってる!
懐が深い。よっ、ベテラン!

結果として、ベテラン臭がする紹介で』

(ここで、一路さん、スゴイ勢いでヨシオに駆け寄る)
森『ディスタンス、ディスタンス』
一路『(息が上がりながら)久しぶりに走ったから』

ヨシオ『帝劇70年を代表する面々で、モルガンお雪にも出演を?』
森『流石に出てない』

と、マチネ同様、促されずに、
普通に話し出す一路さん。

一路『王様と私に出てました。
越路さんの時代じゃないのよ』

と、マチネ同様、この二人と共演した作品名をあげた後、

一路『エリザで井上クンの大学生が忘れられず』
ヨシオ『大学生役じゃないですけど』


一路『あの時のヨシオ君は何処に?』
ヨシオ『もう20年経ちますから』
一路『はぁー(という年月を聞いた悲鳴)』


ヨシオ『今はMCをやってますが、一路さんの挨拶を聞いて、
ミュージカル俳優たるものトークも出来ないと思いました』
ここで、必要以上に頷く今井氏。
(残念ながら、誰にも拾われず)


一路『井上芳雄を育てたのは私?』
ヨシオ『MCの母、と呼ばせて頂きます』

と、オチがついた処で、森さん。
屋根ヴァの話に。
屋根ヴァの初演メンバーが東宝現代劇の人が多かったと話した後、

森『ミュージカルやってる人が居ないんですよね?
(急に今井氏に振り返る)』
今井『(普通に相づちを打っていながら聞いてないので)
えっ、えっ、あっ、はい。』

ヨシオ『クミさん(今井氏に)急にフルのは止めて下さい』


そのまま、『しきたり〜しきたり』のメロディーが
『たけや〜さおだけ』と同じという話に。

ヨシオ『森さんは、往年の作品(屋根ヴァ)から、
この後、最新作(シスアク)まで歌いますからね』

森『でも、この後、17歳くらいの役(シーラブズミー)を歌わないと、いけないの』
ヨシオ『なぜ、そんな不安に。冒頭の挨拶を聞いて、大丈夫と確信しました』

森クミさんの話が終わり、ヨシオに話を振られる今井氏。

今井『(散々、二人の話を聞いて)もう、時間無いよね?』 
と袖に確認。
ヨシオ『このトークコーナーに一番時間を削いてるから大丈夫です。』


今井『帝劇には思い出せないくらい色んな作品で立ってます。
風と共に去りぬ、にも出たし。
葉巻を燻らせて、
洒脱に歌う歌が有るんです。

普段は内ポケットに仕込んでるんだけど、忘れて、
指先でエア葉巻をした事がある。結果、この指とまれ、みたいな。』


森『マイフェアレディのアスコット競馬で
眼鏡を忘れる、っていうのも良く聞くね』

ヨシオ『僕も忘れた訳では無いけど、
サイゴンの時、電話が出てこなくて』

今井『(ヨシオを指さしながら)サイゴン、出てたね。
(思わず、ヨシオに近づく)』

ヨシオ『一緒に出てたじゃないですか!
ディスタンス、ディスタンス』


ヨシオ『皆様、思い出したり、忘れたり』
一路『忘れたりは余計!一言、多いのよ!』

で、帰ろうとする三人を引き留め、

ヨシオ『すいません、先輩方、一言だけ』
と、次のコーナー紹介をするヨシオ。
MCの立場だけは、忘れない。


なお、この後のトークコーナーでも、
その話は引っ張られ、

ヨシオ『聖子ちゃんの帝劇歴は?』 
新妻『先ほど、今井さんに、君、出てたね、
と、言われたサイゴンに私も出てました。』

ヨシオ『ショックですよ、ジョンとクリスは親友同士なのに』
新妻『(今井氏と)大分、ご一緒してましたよね』


と、新妻さんにすら、ツッコまれる今井氏(笑)


基本、トークはこの三人。

今井氏より天然な一路さんと、
森さんとヨシオのWツッコミが脇に居ると、
意味の無い相づち役に徹するしかなく。

へー、とか、そうなんだ、とか、
(でも、聞いてない)
或いは過剰に反応する顔芸。
ただ、その声が通るので、
配信では映ってなくとも、
笑い声が聞こえてたけど、
無駄に存在感が有る相づち役が居るトークコーナー。

ソワレでは、
小道具どころか、
共演した事を忘れたり、
思わず近づこうとする人には、
ディスタンスと距離を取るネタを。
17日はここに市村氏が入るのか(笑)
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