備忘録

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『ショーガール』

2014-09-19 01:05:45 | 国内ミュージカル
前半はミュージカル仕立ての寸劇。

川平氏演じる私立探偵が、KKという謎の女性の依頼人から、ある女性の身辺調査を依頼される。理由を突き止めると、KKの旦那の浮気相手という。

その女性の身辺を探るが、それらしい様子はない。そして、逆に好意を抱く探偵。

調査の為に、実際、会話を交わすが、意気投合するものの、ある事実に気づく。それは、その女性とKKが同一人物であることだった。

実はKKは自分を観て欲しかったのだ。その真相を知り、KKの元から去る探偵。幕。

で、ショータイムスタート。
まず、洋楽パートを数曲。
フルで数曲歌ったあとに、邦楽&洋楽メドレー。

なかには『ステキな金縛り』のテーマ曲も。

そして、冒頭の探偵とKKに戻り、くっつくかと思いきや、やはり受け入れない探偵。
それを女性が『またか!』とツッコミ、終了。


これを一時間、ノンストップで上演。


川平。
胡散臭い探偵。
タップと歌、それにダンスと普通にショー。
ただ、英語歌詞はどうなんでしょう。
発音がイマイチというか、ネイティブでないのか。

途中、『WSS』の”マリア”を歌うが、
客席の女性に向かってマリアを連呼。
で、男性がいればマリオと変える。


シルビア。
これでもかってくらい、ショーガール。
コチラの英語発音は違和感なし。
途中、花笛が一人出来ないという流れがあるが、
実はそれは演技でカテコで正確にこなす。


ミュージカルパートでは、『君となら』とリンク有り。

まず、セットが日本家屋のまま。
ただ、二階の物干し台に洗濯物がかかっており、
それが上昇するとベースとパーカッション置き場に。

また、一階にあったピアノの土台が
回転盆になっており、回転する。
磨り硝子の格子も、回転し、
逆面は鏡になっている。

探偵が探しているの猫の名前が”ケニー”
本当にすばしっこい猫として登場。

KKが身辺調査を依頼する女性が
乗っている自転車が、ケニーが
買い物に使った緑の自転車。

エルビスの曲を歌う時に、
揉み上げを付けるが、たぶん、玄也が
付けていた揉み上げかと。


分かる曲と分からない曲は半々くらい。
特に『ステキな金縛り』のテーマ曲が聞けて良かった。
ただ、今後も見続けるかと言われると微妙な演目。
ミュージカルパートがシンプルだったので、
そこがもっと面白かったら、行くかも。
後は何とセットで上演するかも重要。

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