備忘録

舞台の感想を書いています。(ネタばれ有り)Twitterはdacho115。

『リトルマーメイド』

2013-08-06 00:40:57 | 国内ミュージカル
秋@アリエル
一般的な四季ヒロイン声なのに、少し太い声。特に、一カ所あるロングトーンをこれでもかっという、地声で伸ばしきる。
その分、台詞が開口なのだが、周りが輪を掛けて開口なので、段々慣れてくる。


竹内@エリック
大変に甘い、美声。一歩間違えると、ファミミュの主人公的な、かったるさ。ま、ファミミュだけど。

原田@アースラ
三番手の役なのか。普通に迫力有り。なのに、何処かチャーミングな敵役。

村@トリトン
まさかのフライングで登場。そして、一言目の台詞が思い切り、開口法の時には、どうしようかと思ったが、それ以降は何時もの村発声。
期待通りの、あのくぐもった発声で、父親熱演。
ただ、歌は少な目。

飯野@セバスチャン
イマイチ、声を覚えられないのだが、まぁ印象に残らない歌声。何故だろう。
そして、ソロ曲で踊りまくる。

松下@グリムスビー
声がオズ陛下(笑) モーリスでも観ているとは思うのだが、それ以上に、陛下。
同じ執事なのに、セバスチャンよりジイなのは、衣装のせい?

玉井@フランダー
多分、プリンシパルで一番、聞き取り易い発声(笑)


最初の方、船員でソロのあるアンサンブルがいるが、その声が低音で、なかなか好み。



何がスゴいって、フライング。
ま、トンガリ鬘も面白いけど、それ以上に無駄にフライング多用。
多分、海の中という表現なんだとは思うが、若者だけでなく、トリトンまで、あんなにフライングするとは思わなんだ。


時々、出てくるセバスチャンのオヤジギャグの破壊力。で、それをスルーする客席。一幕とか、ほとんど笑いが起こらず、二幕で、ウケだす。


ひたすら、"POYW"のメロディーが歌詞や歌い手を変え、繰り返し登場。やはり、代表曲。その分、他の曲で印象に残るのがない。
"アンダー・ザ・シー"は知っている曲だし。ただ、この曲で手拍子が無いと少し寂しい。

王子が結構、ソロを歌っているのに、印象に残らないのが致命的かも。

で、意外に、アースラ曲は残る。

一曲、『アイーダ』の"お洒落は私の切り札"的な楽曲有り。
ま、作曲家が同じだが。
→勘違いをしてました。
この作品の作曲家はアラン・メンケン。
『アイーダ』の作曲家はエルトン・ジョン。
と、ご指摘があり訂正致します。


全体的に開口法が強い。
若手が多いため?

『春のめざめ』キャストが何人か。聞き覚えのある声が、幾つかあったのはそのためか?

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2 コメント

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Unknown (八木)
2013-08-19 17:09:29
はじめまして。
リトルマーメイドとアイーダの作曲者は別の方ですよ。
前者はアラン・メンケン、後者はエルトン・ジョンです。
でも確かにあの曲は印象が似てますね。
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八木様 (dacho)
2013-08-19 20:40:55
はじめまして、訪問ありがとうございます。

作曲家は別人でしたか。勘違いしてました。
後で、加筆・修正しておきます。

でも、あの二曲の印象が『似ている』と思った人が、
他にも居たという事は、敢えて、狙った演出なのかもしれませんね。
返信する

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