備忘録

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『60歳のラブレター』

2005-11-29 15:08:41 | 国内ストプレ

 閉館間際の映画館。館主の武彦は父親の介護問題など問題を抱えつつ、閉館の準備をしていた。そこに事故で亡くなった妻の双子の妹、福子が手伝いにくる。福子もまた自身の離婚と問題を抱えていた。そんななか、姉の一周忌と閉館日が重なることから、姉の思い出を語る福子。しかし、あまり妻のことに触れて欲しくないような武彦。実は、妻と父親の介護のことで喧嘩した日に事故で死んだのであった。あれは自殺ではないと主張する福子。はたして、真相は?
 死因は事故。実は、妻の死後、武彦に感謝とこれからもよろしくという”ラブレター”が届いており、それを読む武彦。そして、最終上映の後に、挨拶に行き、幕。
 
長塚。ブラックジーンズにTシャツと還暦間近とは思えないカッコよさ。風吹との身長差から長身に見える。3回目の二人芝居だが、満足感はイマイチ。
 
風吹。イメージは余。こう、舌ったらずなセリフ回し。ワザと声を張り上げるシーンはもう少しなんとかならないものか。その辺が、舞台畑の人との違いか。
 
全体的にドラマのよう。ま、テーマがテーマなだけに身近というか。NHKの二時間ドラマなノリ。コネタにも皆さん反応するし。ただ、役者の動きが若干、細かい。アップでみれば、良いけど、離れてみるとわかりずらい。また、二人芝居なので、片方が端にいるともう片方も端にいたり。やはり映像系の演出か。最後の長塚の挨拶に行くまでの間か、そのあと、入った扉をずっとライトアップとか。
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