備忘録

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本感想

2006-06-11 09:06:06 | 本感想
『九月は謎×謎修学旅行で暗号解読』霧舎 巧

修学旅行先で暗号が絡んだ事件を解決する話。
修学旅行最終日に、ある屋敷に呼ばれる棚彦と琴葉。そこで、屋敷に隠された財宝の在りかを探す様、依頼されるが、その屋敷に住む当主と娘が失踪していることを知る。棚彦は財宝を、琴葉は誘拐事件の解決に挑む。一方、学園では頭木が教師の誘拐事件に直面していた。誘拐事件に絡んだ暗号は共通であったが、京都の街を舞台にしているため広い。そこに、東京から来た探偵″なる様″が琴葉を手伝うと言う。二つの誘拐事件の関係は?財宝はあるのか?
東京の犯人は暗号のアイディアを考えて、京都に居る脇野を殺害して貰おうとしていた。そのため、東京の誘拐事件は時間稼ぎ。しかし、京都の共犯者は自分の復讐の為に、暗号を利用。その共犯者は″なる様″で、屋敷の執事の娘だった。また、京都の誘拐事件も、時間稼ぎであり、その間に執事が財宝を見つけ、自分のモノにしようとしていた。最初に財宝を見つけた者の物という遺言書を直させない様、当主を殺害。しかし、財宝はなかった。
霧舎学園シリーズにしては、複雑だった。また、なる様は鳴神ではない。なんかもう惰性で読んでる。キャラは嫌いではないが、ラノベっぽいノリが苦手。

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