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K-1ヌルヌル試合騒動

2007-01-12 19:22:42 | テレビ等
この大晦日の夜は特にどの局もテレビを見ず,
山のお寺の除夜の鐘を突きに行っていたんですけど,
TBS系の『K-1 Dynamite!!』で「疑惑の試合」があったそうで,
ネットでは大騒動になっていたようですね。
で,結局,11日になって疑惑の中心にいた秋山成勲選手が
反則で失格になったわけですね。
…って,えぇ?!ノーコンテスト?!
反則で失格なのに反則負けじゃないの?!

秋山は反則行為で失格、秋山vs桜庭はノーコンテストに=Dynamite!!
2007年1月11日(木) 17時22分 スポーツナビ


 K-1などを主催するFEGは11日、都内ホテルで記者会見を開き、12月31日、京セラドーム大阪「Dynamite!!」での秋山成勲vs桜庭和志の裁定に関する結果報告を行った。桜庭より後日、書面による正式な抗議、再検討の要請を受け、審判団による徹底検証を行った結果、次の結論が下された。

1.グローブ疑惑
 グローブ、バンテージとも問題はなかったが、ウォーミングアップ時にロゴ部分がはがれた(映像により確認)ことが事前のチェックで見逃されたために、混乱を生じる結果となった。

2.オイル疑惑
 ワセリン、タイオイル等の塗布はなかったが、秋山は全身にスキンクリームを塗っていた。これは「ワセリン、タイオイルは認められないが、クリームはOKだと思っていた」という秋山の認識不足によるもの。検証、事情聴取の結果、(カメラの前で堂々と塗っていたことなどから)悪意ではなく過失と判断。

 以上により、HERO’S審判団は以下の処分を決定。

1.秋山vs桜庭戦はノーコンテストとする。
2.反則行為を犯した秋山成勲を「失格」とし、ファイトマネーを全没収する。


 またプロモーターサイドからはグローブチェック、ボディチェックを見過ごした審判員、桜庭のアピールに対応しなかった審判員(サブレフェリー)にそれぞれギャランティの50%を没収。また、グローブ、ボディチェック両面でミスがあった審判員1名は6ヵ月間の職務停止処分。さらにHERO’S審判団全員に厳重注意、という処分が下された。
 なお、試合ストップのタイミングに関して梅木良則レフェリーに過失はないことが検討の結果、判断された。

 ここまで発表されたところで秋山本人が姿を見せ、今回の件について謝罪。「何の弁明の余地もありません。桜庭選手、申し訳ありませんでした。どんな処分も受けるつもりでいました」と頭を下げた。また桜庭に対しては謝罪の意を表明した上で、「笑ってまたリング上で向かい合うことができたら」と話した。
 さらに桜庭からのコメントも発表された。裁定に関しては「こちらは正々堂々と試合に臨んでいるのに、このような結果になったことに対しての今回の処分内容に関しては納得しておりません」、秋山に対しては「イベント関係者、清原選手、一緒に入場した子どもたち、ファンの方に対して、謝って済む問題ではないけれど、謝ってほしい。ボクはリングに立つときは正々堂々とやりたい。ただそれだけです」というものだった。

[ 1月11日 19時15分 更新 ]


2ちゃんねる等では,試合直後(つーか,実況板から?)から
タックルで相手を捕まえて自分の展開に持ち込むのが桜庭選手の
スタイルなのに,足を取りにいってもすぐにすっぽ抜ける,
それも,相手に前に出てこられた場合に危険なので普通(の選手)は
やらないような,ひねったり後ろに引き抜くような抜き方をしている。
そして,膝裏が異様にテカっている。
 ↓
つまり,膝裏にワセリンなりローションなり滑る油を塗っていたのではないか。

と大騒ぎになっていたようですね。
ネット上にUpされていた動画を見ても,あのすっぽ抜け方は異常でした。

さらに
・桜庭選手が(相手から距離をとった状態で)大声と手のサインで
 タイムを要求しているのに,レフェリーは試合を止めず,
 さらにその口を封じるが如く秋山は間髪入れずラッシュして殴りかかった。
・タイムの要求時も試合終了時もレフェリーは
 選手よりリング外の何者かの指示を仰ぐように見ていた。
 試合終了も,レフェリーではなくゴングが勝手に鳴った。
・試合前後のボディチェックは柔道着を着た状態で受けていた。
・試合が終わって,セコンド(野球の清原選手?)が上着を着せようと
 していたのに,道着の下のほうを先に履いた。
・試合後に疑惑をかけられて,身に覚えがなければ怒っても
 おかしくないのに「結果は結果ですから」
・そもそも柔道選手時代にも世界大会で対戦した相手国に
 「柔道着がヌルヌルと滑る」と訴えられた前科がある
 (1大会で対戦した3カ国すべてにクレームをつけられる異常ぶり)
 国内戦でも中村兼三選手相手にヌルヌル道着を着て勝ったことが知られる。
・審判がネット上の日記に,事前にテレビを貰って韓国料理を
 ご馳走になったと書いていて,非難を浴びるやその部分を削除
 (誰か魚拓かキャッシュとってないかな…?)

と,要するにK-1の新ヒーロー成勲が「生ける伝説」桜庭選手に
完勝するという素晴らしいショーを完成させるべく
成勲当人はもとよりレフェリーや主催者サイドもグルになって
桜庭選手をインチキ試合でボコボコにしていたんじゃないか

という疑惑の状況証拠がボロボロ出ていたわけですね。

で,まあ隠し通せないと思ったのかどうなのか,
(私にとっては突然という印象)K-1の主催者・FEGは成勲に対して
反則したと判定を出し,処分を下したわけですが…

「問題なかったけど怪しまれるようなことは
 よくないのでノーコンテスト」

ってことのようで。
お前それはないだろう。

本人も本人で
甘い処分が下された後で
「何の弁明の余地もありません。どんな処分も受けるつもりでいました」
お前それはないだろう。
試合翌日あたりの報道では
「実は多汗症なんです。滑るのはそのせいですかね」などと
うそぶいていたくせに今度は「乾燥肌でクリーム塗ってました」だって。

 膝裏が乾燥してスポーツできないって人いるか?
 膝裏にクリームって,脇の下に化粧水つけるようなもんだぞ。

その場を言い逃れるためだけに,コロコロ言い分を変える
(「多汗症で乾燥肌」という体質があり得たとしても,
 クリームを塗っていたのなら最初からそう言わなかったのはおかしい)
非常に汚い態度で,今回の「結論」(=成勲サイドの言い訳)も
到底信用することはできません。

そもそも,今回の問題は「肌に何かを塗った」ことが悪いのではなくて
相手のタックルを無効にするような細工を足に施していた(と疑われている)
ことが問題なのだから,成勲に何というクリームを,どこにどのくらい
塗っていたのか問いただし,その量が常識の範囲なのか,
その量を塗っていたとして試合に影響が生じ得たのかを確認すべき。
「オイル疑惑」と一言で片づけて「禁止じゃないと思ってクリーム塗ってました」
という結論では,なぜファイトマネー全額没収になるのか訳がわからない。
桜庭選手との試合にどう影響を与えたのかはっきりさせないと
論点のすりかえでうやむやにせんがための“処分”としか思えません。

だいたい「全身にスキンクリームを塗っていた」って
ウソに決まってるじゃない。どこにどういう量を塗りつければ
上半身は全然テカらずに膝の周辺だけテカって見えた試合の映像と
つじつまがあうのか非常に興味がありますね。

「目の前で堂々とクリームを塗っていたから故意ではなく過失」という点も,
・容器だけクリームで中は別のものではないのか?
・言い訳のためにと撮っておいたんじゃないのか?
 そもそも本当に試合前の映像なのか?

といった疑いを晴らすことはできません。
そもそも,この件を「疑惑」と認識している人たちはK-1主催者も
TBSも疑っているのだから。

そして,ヌルヌル疑惑よりある意味もっと問題なのが
グローブ疑惑。

これも当初から取り沙汰され,他の選手とのグローブの
比較画像がUpされたりしてたのですが,
これについては僕は何のことやらよくわからなかったんですね。
で,今回のこの「処分会見」のニュースをきっかけに疑惑を扱った
サイトを見てみると,実はすごい話だったんですね。

成勲の右手グローブだけ
スポンサーであるEDWINのロゴが入っていない
  ↓
出場全選手が大会で使用するグローブは
1人1人に合わせて厳密に作られた
ISAMI社製のもののはず…すり替えた
  ↓
その右手グローブ,小指側が異様に膨らんでいた
  ↓
何か入ってる?

とても詳しいまとめサイト
すっごい滑るよ! 秋山の右手グローブ細工疑惑

 …これ,シャレにならんでしょ。そりゃ,「あくまで仮説・想像図」ですけど
 これ以外の有力な「真相」,考えづらい…。

 この「試合中の画像」自体が加工されているのなら,どんな疑惑も
 かけ放題ですけどね(「孫正義ジェネレーター」の冗談画像,
 最初に見たときはマジで「0円CMは詐欺」と白状したのかと
 信じました私)。

格闘家の試合でメリケンサックを仕込んだ手で
殴っていたら,これは「リングの中の問題」ではなく
人の命にかかわる刑法犯罪です

当該試合の没収どころか格闘競技すべてからの永久追放でも
決しておかしくない無法行為だと思います。


「秋山が在日(日本国籍取得済み)だからバッシングするんだろう」
という声もありますが…両選手の国籍が逆でも結果は同じでしょう
(特に格闘技の世界では力道山,大山増達,前田日明氏など
 朝鮮半島系の出自でカリスマ的立場に上り詰めた人は少なくないですしね)

成勲の場合,前述のように公式戦でヌルヌル柔道着を着て戦った
“前科”があるだけに「疑惑」を「疑惑」のままで放置してきちんと
調査・処分を行わなかった当時の柔道界の罪は深いと思います。
人間,その場しのぎのインチキで名声とか地位とか財を手に入れたら
「1度だけ」では済まない,手にしたものを失わないため,
今より上に上りつめるため,絶対エスカレートしていきますよ。

今回の「処分」だって,バレて言い逃れできないこの1試合分だけ
没収(つまりチャラ)になるという結末なら
「次はバレないよう頑張る」という「反省」「教訓」を
導きだしかねません。


「中継を自分の目で見ないで,ネットの情報だけで
偉そうに物を言うな」という声もあるかもしれませんが,
要職にまで食い込んできている在日社員と半島系カルトの創価人脈,
さらに半島系資本の代表であるパチンコ企業とずぶずぶの構造が
昨年とみにあからさまになってきたTBS,
「亀田怪しい判定勝ちで王座奪取」
「女子バレー世界選手権で6位の日本からMVP選出」

そして今回の「K-1ヌルヌル&違反グローブ疑惑」が加わり
2006年八百長の三冠王(たった1年で,大イベントの重要な判定に
こんなにおかしな出来事を3つもするか?)
といっても過言ではないわけで,
(別に調査機ついてるわけじゃないんで視聴率には影響しませんけど)
わざわざ腐った試合見て時間を無駄に潰す必要ないでしょう。
「生で曙のくたばるシーンを見ないと年越しの気分が出ない」
という人にはあえて反論しませんけどね…。

腐った細木数子の偉そうな戯れ言にいちいちツッコミ加えてやりたいけど
そのためにわざわざバカ番組にチャンネルを合わせるのと
同じくらい愚かなことだと思います。


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1 コメント

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TBありがとうございます。 (叢林@Net)
2007-01-16 11:08:47
> 管理人さま

遅れ馳せながら、TBありがとうございます。
拙ログでは、今回の秋山選手の件に絡んで全然違うところに落ちてますが、愛敬ゆえご勘弁下さい。
貴ログは話題性に富んでいて、とても楽しませて頂きました。
また、たまに寄らせて頂きます

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