

「平成廿十一年 麻生太郎」になっていたというもの。
「十十」=「廿」なわけですから,「十」が1個余分であると。
(だから当然「十十十」=「丗」で30と読みます。
つい一昨日知りました。毎年なぜか知らないうちに家にある
高島暦も意外と役に立つというか,読んでみると面白いものです)





私はいちいち一国の首相の国語力をいちいちあげつらって
どうするんだと思っておったわけです。

人もいますし,未曽有を口でいうときにはあえて「みぞうう」と
言う場合も多いですから,私立を「わたくしりつ」と読むように
あえてスラング的アレンジで「みぞうゆう」と読んだのかも
(だとしても国語的センスや常識力がないことに違いはないですが)
みたいなふうに考えれば,頭の悪い証拠にはならない。
そんなペーパーテストで満点とらないとダメみたいな上げ足とるより
政治に集中できるような前向きの批判なり提言なりしろよと。

発言でなくて,書き初めとはいえ形に残る文書ですから
かなり痛いですね…。
記事の中にもあるとおり,
「首相官邸のチェック体制はどうなっているのか」という問題になるので。
役所に提出する書類の句読点1つで仕事上の申請を
はねられて,はらわた煮え返るような経験をしている人が
大勢いるこの日本でこの失態。
「アホか」というところです。

2期8年務められる大国もあるわけですが
「100年に一度の経済危機」というからには
それなりの決断力と判断力,それと実行に必要な
人的体制を備えていただかないと困ります。
いくら自民党内での支持基盤が弱いといっても,
小泉政権時に官邸の権限は相当強化されたんですから
多数派の反対勢力を押しきってでも
国民にアピールできる政策を示してさっさと実行しないと。
せめて官邸の範囲くらいは自分の味方で
かつちゃんと軌道修正もしてくれる人たちで
しっかり固めとけよと…。
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