D.D.のたわごと

現在ツイッターのまとめを上げてます

有馬記念2004展望 (1)JC組

2004-12-20 23:38:22 | 競馬
ついにやってまいりました有馬記念ウィーク!
本当は先週から1週前予想をしたかったんですけどね。

さっそく,各馬の能力評価に入っていきましょう。
定番の路線別グループ分けでいってみます。

■JC(ジャパンカップ)組
(1)着 ゼンノロブロイ  
人気投票1位,当日人気も1位確実!(前売りはどうなるかわからんが…w)
秋天,JCと余裕で快勝!JC激走馬は有馬で反動がくるというのが
かつての定説でしたが,最近,JCの外国馬に,日本の一線級を消耗させる
だけのオーラがないから…TMオペラオーみたいに秋天と連続して
連対しているようならむしろ鉄板サインともいえます。

ただ,懸念材料としては,広く軽い馬場向きの大跳びタイプであること。
秋天・JCは自分に向いている府中の2戦を手堅くゲットしたともいえるわけで,
6回コーナーを回り器用さが求められる中山内回りで余計なロスが生じないか
というところは気になります。ただ,母父マイニングから距離懸念が
とりざたされていますが,気性的に有馬の二五はJCの二四よりむしろ
スタミナ的には楽といえるでしょうから問題はありません。

藤沢厩舎おなじみのユルユル調教も,連戦の疲労を適度に
リフレッシュさせるいい方向に作用するのではないかと思います。
タイキシャトルの引退戦のようにぶざまな((3)着だけど)レースにはしないでしょう。
鞍上もペリエ大明神ですし。

(2)着 デルタブルース  
昨年のザッツザプレンティと同様,DD産駒の菊花賞馬が
JCで連に絡みました。去年の有馬記念ではアンカツが
逃げるタップダンスシチーを潰しにかかって共倒れしましたが
今年はどうでしょうか。

結論から言うと,有力視されているだけに,今年も該当馬の有馬好走は
厳しいと思います。菊からJCを経由して有馬を好走した3歳馬は
シルクジャスティス(97年4人気(1)着)くらいのもの。
彼はどちらも(5)着と不発で余力を残していた上,
1人気が休養明けのマーベラスサンデー,2人気が
エアグルーヴの年ですから,今年はちと頭はきついと思います。
また,デルタBは9月から既に4戦していますし…。
その秋初戦が中山二五快勝というのは目を引きますけどね
(ちなみに彼の中山二五のタイムは,今回のメンバーで出走経験馬中最低だったりします)。

3歳馬には,二千の秋天からならまだしも,
三千菊→二四JCのローテは過酷すぎると思います。

(3)着 コスモバルク  
応援馬券という意味では,1票入れたい馬ですが,
デルタブルースに対する評価と同じ意味で,好走はかなり厳しいと見ます。
2度のレコード勝ちという卓越した能力は,タメが利かない性格という
弱点と背中合わせであり,菊花賞を逃げて(4)着に踏ん張ったこと,
JCも差し返して(2)着に残ったことは驚嘆に値する能力と思います。

JCで折り合いがついたことは精神的な成長,JC以降は大井に滞在して
落ち着いて調教を重ねている,と,春の頃よりはだいぶ環境がよくなった
ようにも見えますが,JCで事がうまく運んだのはルメールの手腕,
大井では実況アナウンスが響いてあまり落ち着けないという割引材料も
あったりします。

展開的には,タップが譲ってくれれば単騎逃げが可能なメンバーですので
自分のレースができることは確か(いい目標にされてしまうということでもありますが)。
JCでゴール後も余力十分で勢いよく走り続けたスタミナ,
その後の調教も順調で,週刊ブックの誌上パドックでも見事な馬体を見せた
この馬なら,奇跡を見せてくれるかもしれません。
(人気するでしょうから配当はつきませんがw)

(9)着 ヒシミラクル 
おい,この順位でJC勢4番手かよ。
え~,くるくるミラクルことヒシミラクル,JCで積極的なレース
(道中4-4-3-2番手)を展開し,叩き良化タイプの明け3戦目,
(つまり,調子が上がって,こんどはゴールまでスタミナが持つだろうと。)
調教も最近にないいい状態といいことづくしでミラクルの再現を
期待する声が高まってます。

ただ,私的には,サッカーボーイ産駒の同馬は
有馬では全く買えません。(ナリタトップロードの引退戦(4)着,
昨年のツルマルボーイ(4)着には驚きましたが)
データ的には中山が他のコースに比べて特に悪いという訳では
ないんですが,内コースだといくぶん悪いみたいですね…。
この馬自身は,中山は3歳の有馬 (11) 着しか経験がないので
なんともいえませんが,買い材料ではありませんね。

(10)着 ハーツクライ 
SS産駒でありながら,トニビン産駒以上にトニビン系らしい馬,
それがハーツクライ!
たしか,後脚が外側を向いているとかでレース中,器用に立ち回ることができないらしいです。なので府中のような広くて直線の長いコース上等!なのですが,中山になると…さつき賞1戦しか走っていないのでなんとも言えないですけどね。(14)着でしたけどね。
私は買えないですね。

(13)着 ハイアーゲーム 
左回りでないと走れない体のわ・た・し
ことハイアーゲーム選手,そんなふざけた言い訳でGIが通じると思っているんでしょうか。
青葉賞(2)着,ダービー(3)着は優秀な成績ではありますが,
秋の成績を見ると菊 (11) 着,JC(13)着。終わっているとしかいいようがありません。
秋初戦のオールカマー(4)着も何の自慢にもなりませんから(アルゼンチン共和国杯なら(4)着でも「何かあるかも?」って気にはなりますが)~~,残念!あなたには,家賃が高すぎますよ斬り!!

※家賃が高い=相撲用語で,番付が上がったためにこれまであたる機会の少なかった上位と対戦するようになり,勝ち星が挙げられなくなること。

前走と比べて上積みとなる材料が「片ブリンカーに加えてリングハミを」
程度では…春には評価していたんだけどなぁ
(ダービーはバルク◎,キンカメ▲,ハイアー○でした。
 当時,ブラックタイドの躍進を期待していたのですが…どこ行ってまったんだろ?)。

ううん,JC組は結局(1)~(3)着しか検討対象にならない。
妙味うすいです~~。('A`)

他路線組については,また後日。
★UPしました!「有馬記念2004展望 (2)別路線組」

●「有馬記念2004を憶測で予想する 」


※有馬記念登録馬
アドマイヤドン 牡5 57.0 松田博資 アンカツ
ウインブレイズ 牡7 57.0 宗像義忠
グラスポジション 牡5 57.0 尾形充弘 ※回避予定
グレイトジャーニー 牡3 55.0 池江泰郎
コイントス 牡6 57.0 藤沢和雄 岡部?
コスモバルク 牡3 55.0 田部和則 五十嵐
シルクフェイマス 牡5 57.0 鮫島一歩 四位
ゼンノロブロイ 牡4 57.0 藤沢和雄 ペリエ
タップダンスシチー 牡7 57.0 佐々木晶 佐藤哲
ダイタクバートラム 牡6 57.0 橋口弘次 武豊
ツルマルボーイ 牡6 57.0 橋口弘次 蛯名
デルタブルース 牡3 55.0 角居勝彦 ボニア
ハーツクライ 牡3 55.0 橋口弘次 藤田
ハイアーゲーム 牡3 55.0 大久保洋 吉田豊
ヒシミラクル 牡5 57.0 佐山優 角田
ピサノクウカイ 牡3 55.0 藤沢和雄
ユキノサンロイヤル 牡7 57.0 増沢末夫



※このエントリーをお読みいただいて
 面白かったというかた→ここをクリック♪
 役に立ったというかた→ここをクリック!
 (人気ブログランキングです。12/20 22時現在競馬部門6位!ありがとうゴザイマス ^o^)/
 
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする