自転車ひとり旅★

自転車大好きなTVディレクター日記。

高地合宿 その2。

2022年08月27日 10時24分47秒 | 自転車
雨は徐々に大粒となって
本降りとなった


空気が徐々に漏れ出ていると思うと
少しの衝撃すら与えたくない
路面が濡れて 走行音がしなくなると
ホッとする



足尾から奥日光の標高差は800m
落ち着いて考えたら49kmを2時間で走り切れる訳がない(笑)
いろは坂を4倍で25分
低気圧タイヤなので ダンシングをすると
タイヤが剥がれるのではないかと怖くなる



中禅寺湖が見えてきた!
かろうじて空気は残っているっぽい
ここまで来れば歩いても帰れる







そしてついに
奥日光温泉へたどり着いた





重圧からの解放というのは
何歳になっても良いものである




ここで衝撃的事実が私を待っていた


ゴールして ずぶ濡れの中ひとりガッツポーズをし
どれぐらいタイヤの空気が残っているか 確かめたら…



愕然とした
足尾で触った空気圧のままだった



タイヤの空気が抜けてズルズルしている感触とか
ダンシングするとボヨンボヨンと跳ねる感触は
すべて自分が作り出した妄想だった(笑)



自分の感覚に 割と自信があったのだが
あまりにアテにならない事が公然と判明し
ニヤニヤが止まらなかった(笑)






奥日光の滞在は3日間



色々あったので
走行距離は300kmと伸びなかった



3日目には頭痛が消えたが
パワーの数値が上がるほどまでの順応はしなかったし
何より1500mでの睡眠は
回復に時間がかかった





150km走って TSS230だった次の日も
平地と比べると遥かに 筋肉疲労が残っていた


感覚的には(笑)回復力が6割といったところか




高地トレーニングの結論としては
回復力の高い若者には有効だと思うが
回復力が衰えたおっさんには不向きだということ


そして おっさんが高地合宿するなら
1000mぐらいの標高が良い気がする






平地に帰って3日間 怒涛のような仕事をこなした



そして木曜深夜に乗鞍入り


金曜早朝 ゴール地点まで試走したら
いつも起こる頭痛が起きなかった





トレーニングとしての効果は無かったが
3日間の高地順応の効果は かなり残っていた
感覚的なものだが(笑)





果たして私の感覚が正しかったのかどうか?
本番は明日
何%減のパワーで走り切れるか?
どうぞお楽しみに★




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