今日は家を離れています。帰宅予定は来週ですが、毎日世界各地のゴーストタウンを紹介しています。
【世界最北端にあるゴーストタウン・ピラミデン/ノルウェー】
「ピラミデン」は、ノルウェー領スピッツベルゲン諸島にある町です。1910年にこの島をスウェーデンが発見するも、1927年には旧ソ連が島にある小さな炭鉱を買収。かつて炭鉱の町として栄えた時期もありましたが、1998年に炭鉱が閉鎖されたのをきっかけに、まもなく廃墟と化してしまいました。 |
最盛期には約1,200人にも及ぶロシア人が生活しており、学校や農場、音楽ホールなどあらゆる施設が利用されていましたが、現在はこのとおりもぬけの殻。 |
市民センターの前には、いまもロシア革命の指導者「ウラジーミル・レーニン」の胸像が飾られたまま。 現在は観光スポットとして、レーニンの後ろに建つ文化センターの一部をお土産ショップやカフェに改修しています。 |
世界最北端にあるグランドピアノも。いまだに数多くの施設が残存しており、当時のソ連スタイルの家具や書籍などを目にすることができます。 |
現在は、観光客向けのホテルやショップの労働者が30人ほど住んでいるのだとか。冬のピラミデンは極寒となるため、観光客は夏に集中するそうです。 |