新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

「国民の財産と生命を守る」と言いながら千葉県民は見捨てていた安倍晋三

2019年09月13日 11時47分49秒 | 安倍晋三


1年前の日記を見ていたら、「気温25℃以下」というメモがあった。

今年もオジサンの書斎の室温は24℃であった。

秋に入るとその速度はどんどん早く日ごとに気温の低下が著しくなるように感じられる。

5日間の停電で死者も出たという千葉県の被災者の人たちも、外気温が低下して少しは死の恐怖からは逃れられるかも知れない。

それでも、停電発生してから10日の段階で、11日中に全面復旧させる見通しを示していたがその後、それが結果的には5日間も電気の無い生活を強いられることになり、当然、東電の姿勢がいま問われている。

東電【状況把握できず見通し甘く』 停電復旧遅れる理由

    

    
              【朝日新聞DIGITALより】

しかし現場で各地から急遽駆り出された作業員たちの立場からはこんな声が。 何事も「想定外」と言ってしまえば、防災訓練の必要はないかもしれない。

この男も、停電発生1週間前には現地に出向いて防災訓練に参加していたのだが、いざ、本番になったら何もしていない。
過去の実績からすれば、何もしない、「やってる感」だけの安倍晋三と批判されても返す言葉はないだろう。

そういえば、安倍政権は昨年の西日本豪雨の時の「赤坂自民亭」批判騒動の2カ月後に発生した最大震度7の北海道胆振東部地震の際は妙に初動が早かった。

発生直後に官邸の危機管理センターに対策室を設置し、安倍晋三は「政府一丸で災害応急対応に当たる」と勇ましかった。

ところが、今回は北海道の地震で取った迅速さはまったくなく、人事に夢中で、当時の反省をすっかり忘れてしまった。

組閣はサラッと済ませて災害対策を優先すべきでしょう。セレモニー化する必要性もなく、極論すればマスコミに人事の通知文書を送るだけで済む話です。苦しんでいる国民がいるのなら、心を寄せるのが政治家の本分。近い将来に大きな選挙がないから、緩みきっているのではないか」と高千穂大・五野井郁夫教授も手厳しい批判をしていた。
   

国のトップがこんな体たらくなのだが、肝心の千葉県知事は何をやっていたのだろうか。

<千葉停電 県、被災市町村に職員派遣せず 知事「大きな反省材料」>
毎日新聞 2019年9月3日 00時49分) 
 千葉県は12日、台風15号が千葉市付近に上陸した9日以降、被災状況の確認などのため職員を市町村に派遣していなかったと明らかにした。県は災害時マニュアルで「応援要請が困難な市町村には迅速に県職員を派遣する」と定めている。通常は市町村が被災状況をシステムに入力して県に報告する仕組みだが、被災者対応に追われて入力ができない地域もあり、県は正確な被災状況をつかめていなかった。
 県は12日午後5時半になって職員の派遣を指示した。森田健作知事は12日の定例記者会見で「一義的には市町村からの報告を精査した上で(支援内容を)考えていかなければならないが、手の届くところが少なかった。大きな反省材料だ」と述べた。
 こうした県の対応に市町村からは不満の声が上がる。担当者らは取材に対し「役場は12日午後1時まで電話も通信も不通だった」(多古町)、「被災者対応に追われてシステム入力の暇がなかった」(香取市)、「国の職員は泊まり込みで来たが、県からは来ていない」(八街市)と話した。【町野幸、加古ななみ】
  
県南部の被害状況について、まったく把握できていなかったらしいのだが、ようするに危機管理体制が疎かになっていたのに違いない。

本来なら、こういう緊急時こそ知事というのは陣頭指揮して存在感を示すのが職務であることは言うまでもない。
  
いくつかの不祥事が発覚しながら今年10年目の県知事である。

これほどの災害の渦中にあって、まったく発信力がないということは、いかにこの男が知事として無能かということが明らかに晒されてしまった。

森田健作は千葉県民でないからどうでもいいんだろう、という恨み節が聞こえてくるようだ。

自然災害は100%の予測は不可能であり、完全な対策にも限界がある。

来年の東京五輪期間に発生するかもしれない。 

しかしひとたび大災害が発生したら、被害を最小限に食い止め被災住民の財産と命を守るということが政治家の責務であるということを、安倍晋三も森田健作も今一度、思い起こして欲しいものである、とオジサンは思う。


【付録】
 政治家の記者会見でいつもこのように突っ込んだ質問をしてほしいもんだ、と感じた一場面。

変節漢、河野太郎の真の姿か?  


コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スローガン政治に限界が、つ... | トップ | 杜撰になった新閣僚の身体検査 »

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
僕も全く同じ気持ちです。 (トンサン)
2019-09-16 05:04:48
初めまして、70歳のトンサンと言います。
こちらの記事を読んで、僕とおんなじ気もちだなぁと思いました。

停電の状況などの地図が載っていたので、こちらの記事をリンクさせてもらいました。
https://blog.goo.ne.jp/tonsan3/e/ef5215f238e44a414a6a5bf3ad68b865
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

安倍晋三」カテゴリの最新記事