映画「スーパーヒーロー大戦ＧＰ・仮面ライダー３号」感想

この季節の恒例となった、東映ヒーローわんさかシリーズです。

今回の見所は、何と言っても、幻の仮面ライダー３号。
第９８話でショッカーを全滅させた直後の１号２号ライダーの前に突如現れ、二人を倒す！
そして歴史は描きかえられ、ショッカーが支配する世界となっていた！

これまで劇場版のみに登場したライダーは数あれど、この３号ほど強烈なインパクトは、これまで無かったのではないでしょうか。

１号２号を進化させたような、シンプルかつ重厚なデザインは秀逸。
操る車「トライサイクロン」は、旧サイクロンを匂わせつつ、昭和に活躍したヒーローの懐かしささえ感じさせるオープンカー仕様。
そして歴代ライダーを次々と倒す圧倒的強さ！
その行動理由の謎・・・。
いいですねえ！

多数の歴代ライダーたちは、一度にドッと勢揃いパターンではなく、行く先々で次々登場し、戦う展開となっています。
これが結構なワクワク感を起こさせます。
いきなりライダーマシンのレースが行われるのは、唐突ではありますが、ファンサービスとしてはうれしい内容となっています。

とにかく、最初から最後まで、３号のかっこよさが前面に出た作品でした。